世界最大のLANゲームパーティ『DreamHack Winter 2017』をC4 LAN運営チームのPoNz氏がレポート

2017年12月1日~4日の間、スウェーデン・ヨンショーピング市で開催されていた世界最大のLANゲームパーティ『DreamHack Winter 2017へ参戦してきたので、今後の参考になればと思い寄稿した。

※こちらは日本のLANゲームパーティ『C4 LAN』運営チームのメンバーであるPoNz氏による投稿記事です。次回のC4 LANは2018年5月中旬に開催予定

PoNzの『DreamHack Winter 2017』レポート

海外の大会へ挑む心得は、一緒に参戦した田原氏が『ALIENWAREZONE』で書いた記事を参考にしてほしい。

この記事では、写真を中心としてイベント全体を雑多な感じで紹介する。

準備はとにかく早く

最初から余談だが、パスポートの準備・飛行機のチケット購入・ホテルの予約等、大枠は一般的な海外旅行と変わらないため、準備の段階からとにかくお金が必要となる。学生は1年前からバイトして月2万円づつ貯金することで、最低限の旅費を工面することができるだろう。社会人の場合は休みを取れるかどうかが生死を分ける。とにかく1年前から上司や同僚へ「この期間休むからな!」という念を押し続ける活動が重要となってくる。実際、私も参戦1回目は会社人だったため、1年前から月1回ペースで念を押していた。


▲高いグレードのチケットを購入しているため、事前にチケットが送られてくるが、これも直前に購入すると送られてこない。

飛行機のチケットやバスのチケットが売り切れるということはそうそう無いと思われる。DreamHackは開催される町でも一大イベントのため、会場最寄りの民泊やホテルは即満室になる。早めに取れない場合は路線バスで15分程はなれたお高めのホテルや民泊になってしまう。


▲今回予約できた民泊が優良物件だったのは運が良かった以外の何者でも無い。

いざ出発

普通の海外旅行と変わらない点がBYOC(Bring Your Own Computer)である。今回はAlienware様からゲーミングノート「Alienware 15 MaxQ」をお借りしていたため、パソコンはリュックで手荷物、モニタは『QuakeChampions』の現地予選に出場するために自費で購入したゲーミングモニタ「Alienware AW2518」をスーツケースにINするスタイルで出発。


▲スーツケース左側がモニタのパネルだけで埋まった。

なお、標準のアームを持ち運ぶにはスーツケースが小さいため、別途安価で単機能なスタンドを購入して機動性をアップさせた。

▲スタンドの土台が平べったいため、ノートPCを置いて場所を確保する嬉しい効果も。

また、前回参戦した時、モニタは今回と同様にスーツケースへINするスタイルだったが、PCはデスクトップだったため、大きいリュックに入れて手荷物で運ぶことに。

▲モデルは異なるが、このリュックで持ち運び、EUの入国審査時に手荷物からデスクトップPCを取り出したら、すぐ横の部屋に呼び出されたのは良い思い出である。

▲これまたモデルは異なるが、このタイプのPCを持ち込んだ。アルミ製で軽くBYOCに向いている。

なお、スーツケースを預けることによるモニタの破損が怖い人は、手荷物で持ち込むというスタイルもあるが、その分移動も大変になるので注意したい。


▲今回、田原氏はこのスタイルだった。

ストックホルムの伝説的サイバーカフェ『Inferno Online』へ

今回はDreamHackの会期より早くストックホルムについたため、仕事をしたりぶらついたりしつつ夜は『Inferno Online』へ(※公式サイトには世界最大のゲーミングセンターとの記載があります)。『QuakeChampions』をPing一桁でプレイ出来るという感動を2時間程味わったところで、閉店のお時間となった。


▲FPSやMOBA等、思い思いのゲームを楽しんでいる。


▲大会の実況ブースも完備されている。


▲現地大会用のステージだろうか。なお、QuakeChampions南米代表のnosfa選手がプレイしている。


▲ステージの向かい側。


▲店員さんもゲームに夢中でした。


▲さすがスウェーデン、ゴミ箱もおしゃれ。


▲ガラス張りのFIFA専用スペース。


▲昔、プロゲームチーム Sweden Ninjas in Pyjamas が練習に使用していたというNiPルーム。一応、別料金で一般客も利用出来るとか。

https://photos.app.goo.gl/JcvBJxk9x4SChTG23
▲(動画)入り口からの様子。

LANパーティ野郎の朝は早い

『QuakeChampions』予選の詳細が全然わからなかったため、とにかく朝一で入場すべく7時50分頃に到着。0回戦突破までにいろいろあったが、田原氏のおかげで無事突破。予選の結果は言うまでもない。


▲午前8時頃でもこの暗さである。


▲このゲートから入場する参加者は猛者ばかり。


▲ダイジェストのムービーに使う素材を撮影しているスタッフ。気温2,3度だったはず。

▲周りからはAlienware好きと思われたに違いない。


▲今回購入したプレミアムBYOCエリア。正直照明の色はなんとかしてほしかった。


▲何故ならこうなるからである。

DreamHackを楽しむにはまず体力が必要

DreamHackに限らず、500人を超えるような大きめのLANパーティの多くは、「東京ゲームショウ」のような展示会が同時開催されており、BYOCに参加せずとも楽しめるよう各社が工夫している。また、メインステージではDJを呼んでライブしたりするため、それを目当ての人も少なからず居るだろう。しかし、会場全体が非常に大きいため、歩き回るだけで中々良い運動になる。
また、BYOC参加者限定のトーナメントがCS:GOやPUBG等のゲームで開催されており、アマチュア同士でも熱い戦いが各地で行われていた。

https://photos.app.goo.gl/80izcfIS7R8asStj1
▲(動画)オープニングセレモニー前のメインホールはまだ明るい。


▲開場直後のTwitchラウンジ。やはり卓球台は欠かせないようである。


▲やはり猛者はワンランク違う。


▲工具が小さく見えるのはきっとスウェーデン人が大きいからだろう。


▲メインステージ。ここでDJや配信者等がアレコレする。

▲DJが居るとこんな感じに。


▲父親に作ってもらったというBYOCケース。彼ら以外にも至る所に工夫が見られる。


▲世界的に人気のストリーマー Dr.DisRespect氏。半端なくデカイ。

▲ほとんどの企業ブースでは、独自企画以外にプレイアブルなPCが準備されていた。

https://photos.app.goo.gl/O7OA0ITppmlyvCyr2
▲(動画)車を改造した実車型レースゲーム。


▲メインホールの全景を収めようにも広すぎてこれが限界だった。

https://photos.app.goo.gl/NYGRxdAkvtAMk1gR2
▲(動画)2、3番目に大きいBYOCエリア。


▲モバイル向けMOBA『Arena of Valor(AoV)』ブース。ブース内はマップを表現しており、Forsen氏を招いたりしてPRに力を入れていた。


▲前回参加時には無かったストリーマーゾーン。目と鼻の先にストリーマーが居るため、ファンが目を輝かせていた。

▲WEBHALLENのストア。日本で手に入れにくいデバイスや椅子、モニタ等が現地で買い放題である。あと、カメラ向けるとポーズ取ってくれる人が多い。


▲移動カートがお菓子とドリンクをBYOCエリアまで売りに来てくれたり。


▲真の猛者が居るという雑魚寝エリア。

忘れてはいけない大会観戦

世界からプロゲーマーが集い、最高峰の戦いが目の前で見れるのも大きいLANパーティの醍醐味。これだけのために参戦しても十分に価値はあると思う。今回はQuakeChampions、CSGO、H1Z1、Dott 2、Hearthstone、StarCraft2、RainbowSix等の大会が行われていた。
なお、H1Z1のEliteSeriesに日本からPlusUltraが出場するということで観戦するタイトルに事欠か無かった。むしろ忙しかった。

https://photos.app.goo.gl/9hnb3W1mEp1bsgNY2
▲(動画)H1Z1とCS:GOとQuakeChampionsが同じエリアだったので、非常に助かった。


▲予想以上に豪華なセットが準備されていた。


▲なお、前回行った2013年、DreamHack最後?のQuakeLive。これはこれで趣があって良かった。


▲あまり写っていないが、周りを見回すとプロが普通に座っている。


▲優勝が決まった瞬間の演出。

https://photos.app.goo.gl/juFU4yxWrXX8qR0p1
▲(動画)DaHanG優勝の瞬間。なお、写ってるカメラマンの中に元プロQuakerが居るという。


▲TeamLiquid全員からサインを貰ったり。なお、壇上で普通に書いてくれた。

https://photos.app.goo.gl/Ab2naMWPIhhbZgMN2
▲(動画)試合開始直後の審判によるサムズアップ。遠目でみると結構シュール。

▲H1Z1はプレイ台の構造上、写真がほとんど撮れなかった。しかし、PlusUltraが予選を突破しファイナルに。


▲CS:GOは2013年と比較にならないくらい人気が出て満員御礼状態が多かった。


▲なお、2013年の多くの試合はこのような観客がすぐそこにいるような環境で行われていた。

帰るまでがLANパーティ

DreamHack規模になると、体一つでは全てのコンテンツを遊ぶのは不可能である、というのは前回思い知ったにも関わらず、会場中を歩き回って疲れ果てるという同じ過ちを繰り返した結果となった。

また、折角の海外旅行なので、LANパーティだけでなく観光する日程が組めると満点だが、ここでも体力がモノを言う。無理をしないように調整しよう。なお、前回も今回もストックホルムの街を堪能したのは言うまでもない。


▲ヨンショーピン駅前のバーにまで。


▲ストックホルム中央駅。


▲某映画の基になったというガムラスタン。

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著者紹介

Yossy

Negitaku.org 運営者(2002年より)。CS:GO、Dota 2が大好きです。 ラーメン、ランニング(60km完走)、カメラが趣味です。 じゃがいも、誤字脱字を見つけるのが苦手です。

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