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PC・ゲーミングデバイス Special Forceの世界王者『華義Spider』のコーチ Hoop 氏に聞くゲーミングマウスパッド『ZOWIE SWIFT』の使用感

ZOWIE SWIFTUMX Gaming』のサイトにて Special Force の世界王者『華義Spider』の コーチ Hoop氏 に、『ZOWIE GEAR』の最新ゲーミングマウスパッド『ZOWIE SWIFT』の使用感についてのインタビュー記事が掲載されていました。

Hoop Interview by UMX

2009 年 8 月、革新的なゲーミングデバイスメーカー『ZOWIE GEAR』は Abdisamad "SpawN" Mohamed 氏による真のゲーミングシリーズの第 1 弾をリリースしました。

Abdisamad 'SpawN' MohamedTF シリーズは真のゲーミングマウスパッドです。
SpawN 氏は自身のゲーミングキャリアの全てをこの大成功となった布製マウスパッドに注ぎ込みました。
G-TF は中国のプロフェッショナルゲーミングギアフォーラムにおいて、2009 年のベストマウスパッドの栄誉を勝ち取りました。そして、スウェーデンのゲーミングデバイスショップ『maxfps.se』では 6 ヶ月以上にわたるベストセラーとなりました。

2010 年 2 月、ZOWIE GEAR は SpawN 氏によるゲーミングマウスパッドの第 2 弾として ZOWIE SWIFT を発表しました。

特別な配合によるプラスチックとユニークなテクスチャで作られた永続性のある表面は、他のゲーミングマウスパッドに比べてより優れた滑りと耐久性を実現しました。
SpawN 氏と ZOWIE GEAR は、この新しいマウスパッドに対するフィードバックを得るため、マーケットへのオフィシャルリリースの前に世界中のプロゲーマー達にサンプルを送りました。
そして、その結果は革新的なものでした。

Hoopそのプロゲーマーの1人は Special Force の online world cup で 2 度の世界王者、TeSL 2009 優勝という実績を持つ台湾チーム WAYI Spider Special Force のコーチである Hoop 氏です。
彼らの勝利は、1 日 8 ~ 12 時間のハードトレーニングによる賜物です。

Hoop 氏は開発版のサンプルを 2 か月に渡って使用した後に、比較のための製品版を受け取りました。
そして、UMX Gaming は Hoop 氏にその感想をお聞きするインタビューの機会を得ました。

Hoop with ZOWIE SWIFT old ver Hoop with ZOWIE SWIFT
左: 開発版のサンプル。このバージョンでは右肩に ZOWIE GEAR のロゴが無い。
右: 製品版のブルーカラーに変更してみたところ

Hoop 氏とZOWIE SWIFTUMX: 布パッドよりもプラスチックパッドが好きな理由を教えていただけますか?
Hoop 氏: 私は常にマウスをがっちりと掴み強く押しつけるようにして使用しています。
このような使い方だと、布系マウスパッドでは摩擦が強すぎるのです。
異なる理由として、私はマウスを速く動かすのが好みで、ZOWIE SWIFT の動きはオンラインの Special Force において非常に重要でした。

Hoop 氏とZOWIE SWIFTUMX: ZOWIE SWIFT の使い心地はいかがですか?
Hoop 氏: ZOWIE SWIFT はこれまでに使用したプラスチックマウスパッドとは異なります。
非常に滑りが滑らかで高速なのです。
初めは慣れなかったのですが、マウスの Sensitivity を下げて数時間使用した後に、素早い操作が可能でコントロールを失わない ZOWIE SWIFT の表面を愛していました。

UMX: 耐久性についてはいかがでしょうか?
Hoop 氏: ZOWIE SWIFT はこれまでに使ったプラスチックマウスパッドの中で最も耐久性のあるマウスパッドです。
私は 1 日に 8 時間以上の練習をこなし、マウスパッドの左上のみを常に使用します。
他のプラスチックマウスパッドでは 1 ヶ月半から 2 か月ほどで表面が劣化しますが、ZOWIE SWIFT ではそのようなことはありませんでした。
ZOWIE SWIFT を 2 ヶ月使用しましたが、表面はいまだにまるで新品のようです。
ZOWIE GEAR がどのような素材を使用したかは知りませんが、これまでにない耐久性を持っていることは明らかです。

マウスパッドの角を指さす Hoop 氏
マウスパッドの角を指さす Hoop 氏

UMX: サンプル版と製品版の違いはありますか?
Hoop 氏: 無いですね。表面について違いは感じません。同じだと思います。

Hoop 氏が 2 ヶ月使用した新しい表面と古い表面。ビジュアル的違いはナシ。
Hoop 氏が 2 ヶ月使用した新しい表面と古い表面。ビジュアル的違いはナシ。

UMX: ZOWIE SWIFT とその他のプラスチック系マウスパッドの違いを説明することは出来ますか?
Hoop 氏:まず初めに、ZOWIE SWIFT は他の製品よりも滑らかな滑りであることに気づきました。
ZOWIE SWIFT 上でのマウスの動きは素早く、これまでに使用した中で最も高速であると思います。

また、ZOWIE SWIFT はとても頑丈です。
2 ヶ月に渡り毎日 8 時間使用しても同じ滑りを持続することができるマウスパッドを他に知りません。

あなたは、マウスパッドが消耗すると同じ動作を持続することが出来ず、aiming に多大な影響があることを理解しなければなりません。
それが、1.5 ~ 2 ヶ月毎に私が新しいマウスパッドを必要としていた理由です。
そして、新しいマウスパッドを手に入れて再び使用するために時間を費やさなくてはなりませんでした。

ZOWIE SWIFT はこの問題を解決するための助けとなりました。
私はこの 2 か月において、表面の違いをいまだに感じることはありませんでした。

UMX: お時間をありがとうございました。2010 年のシーズンが良いものでありますように!
Hoop 氏: ありがとうございます!

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耐久性はプロゲーマーの折り紙付きとなりました。

レビューを書こうと思っているのですがなかなかまとまった時間がとれず進んでいません…。
『ZOWIE SWIFT』は3 月 12 日(金)より 3,980円で国内販売が開始されます

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PC・ゲーミングデバイス SteelSeries の Kim Rom 氏への、製品開発や 2010 年の展開に関するインタビュー記事

SteelSeries のCMO、Kim Rom 氏

HardwareHeaven.com による『SteelSeries』の Chief Marketing Officer、Kim Rom 氏へのインタビューが公開されていました。

Kim Rom 氏自身や、SteelSeries の取り組み、2010 年の新製品などについての非常に興味深いインタビューとなっています。
読んでいてかなりおもしろかったので、なんとかがんばって和訳してみました。

Kim Rom Interview by HardwareHeaven.com

HardwareHeaven.com: SteelSeries についてどのように要約しますか?会社の第一目標は?
Kim Rom: SteelSeries の第一目標は、ゲーミング周辺機器を開発し、プレーヤーの性能を向上させゲームに勝利するのを手助けすることです。
これはかなり幅の広いミッションステートメントですが、我々は非常に真剣に受け止め、多くの時間、エネルギー、精神を費やしています。

素晴らしいヘッドセットを作るのは、素晴らしいマウスやキーボードを作るのとは根本的に異なっています。
特に、エキスパートの Warcraft III プレーヤーがエキスパートの Counter-Strike プレーヤーと完全に異なる方法でデバイスを使用するなど、素晴らしい製品というのはプレーヤー毎に同じものではないかもしれません。
同じようなケースとして、ある大陸のプレーヤーは別の大陸のプレーヤーとは完全に異なった方法で製品を使用します。
それらの開発は挑戦的で、信じられないほどの価値があります。

HardwareHeaven.com: SteelSeries でのあなたの役割や日々の業務について教えて下さい
Kim Rom: SteelSeries は、かなり流動性のある構造を持っています。
会社のほとんどのスタッフが何でも屋であり、様々な領域で助け合います。
個人的には、グローバルマーケティングチームを率いており、ゲーミングエキスパートやプロフェッショナルプレーヤーと共に、新製品のテストや評価に多くの時間を費やしています。
また、6 ~ 8 何カ月も遅れて経費報告書を提出して CEO に殺されないようにしています。

日々の業務について定義するのは難しいです。
私は年の大部分をスーツケースと共に生きており、プロフェッショナルプレーヤーとテストをしたり、ジャーナリストやレビュアーに SteelSeries の新製品について話すために世界中を飛び回っています。

HardwareHeaven.com: あなたはゲーマーですか?もしそうならば、お気に入りのゲームや SteelSeries の製品をどのように使うかを教えて下さい
Kim Rom: はい、ゲーマーです。現在お気に入りゲームは、PC だと Mass Effect 2QuakeLiveCSPromod、iPhone では geoDefense、そして Nintendo DS や PSP で手に入れることが出来る全てのファイナルファンタジーシリーズです。

時間の多くを出張先のインターネット環境のないホテルで過ごしているのでマルチプレーヤーゲームの規模を縮小せざるをえません。
私はテストと比較の目的のためにいつも SteelSeries 製のトラベルキットを持っています。
お気に入りは SteelSeries XaiSteelSeries Siberia v2SteelSeries Qck massです。

HardwareHeaven.com: 現在の製品ラインナップでゲーマーに最も人気があるのは?
Kim Rom: 正直なところ正確にはわかりません。
SteelSeries の製品が成功して欲しいと思っていますが、売上高を見るのにほとんど時間を使っていません。
私にとって、ゲーマーからの製品レビュー、フォーラムのコメント、フィードバックの方が売上高よりもはるかに重要なのです。
現在、人気の製品は SteelSeries Xai、SteelSeries Siberia v2 になるであろうと確信しています。それらは両方とも、信じられないほど好評でした。

HardwareHeaven.com: 2010 年の中で最も重要な製品は何だと考えていますか?
Kim Rom: 数ヶ月以内に発表する新製品がその質問に対する新しいベンチマークになるだろうと信じています。
私たちは、かなりの間その製品について取り組んでおり、とても多くの時間をつぎ込みました。
そして、我々は皆さんを唸らせるいくつかの方法を思いつきました。
もし、その方法について明らかにしたのであれば、弊社の CEO は私を絞め殺すことでしょう。
これらは、不完全なマーケティング口上のように聞こえるであろうことを理解していますが、この製品は様々な点で本当にすごいものです。
私は、その新製品を 2010 年のコアなコンペティブシーンのための最も重要な製品と考えています。
製品をリリースする時には、HardwareHeaven.com の読者の方に製品を幾つか提供し、ご意見を伺うことを提案します。私は読者の皆さんがあっと驚くことを確信しています。

HardwareHeaven.com: SteelSeries Xai は先日我々のサイトで Gold Award を獲得しました。マウスを設計するときに達成したいと思っていた第一目標はなんですか?
Kim Rom: SteelSeries は、ユーザーが良いゲームプレーヤーになることが出来るマウスを作りたいと思っていました。
いろいろな意味において、今日リリースされている新しいゲーミングマウスは 1 つのシンプルなタスクにおいて失敗していると感じています。
2001 年にリリースされたゲーミングマウスと比較しても、それらのマウスはあなたをより良いプレーヤーにしていません。
モダンなゲーミングマウスは、より高い sensitivity やいくつかの技術仕様が組み込まれて、2001 年の製品より光っているだけで、プレーヤーの操作を正確で精密にしているわけではありません。
SteelSeries は、新しいレベルの pixel precision でそれを成し遂げたかったのです。
それが、SteelSeries Xai を完成させるのに 3 年近くかかった理由でもあります。

HardwareHeaven.com: SteelSeries Xai はプロフェッショナルゲーマーのインプットと共に設計されました。開発の過程におけるプロゲーマーからのフィードバックで最も価値のあるものは何でしたか?
Kim Rom: 私と同僚は、ゲーミングトーナメント、LAN イベント、bootcamp に足を運び、そこで得たフィードバックに基づいて変更を反映し、さらに多くのフィードバックを得るため再び出かけました。

それらは、確かに遅いプロセスでした。Xai が完成に近付いた時に、数人の Counter-Strike プレーヤーにそれを見せ 2007 年にダラスでテストを実施しました。

彼らが 2 年半前にした会話を思い出し、私たちが彼らに聞いた意見をどれだけ理解していたかがわかった時の彼らの表情を見るのは非常に面白かったです。

私は、マウスのあらゆる点が重要な要素であると考えているので、最も価値のあるフィードバックが何であったかを定義するのは難しいです。

SteelSeries Xai の形、重量、重心、材料、クリック、リフトオフディスタンス、機能は、様々なゲーミング環境のエキスパート達からのフィードバックに基づいています。

私は、SteelSeries が SteelSeries Xai で素晴らしいマウスを作りあげたと信じています。
また同時に、SteelSeries Xai の功績を自分のものとすることは出来ません。
多くのゲーマーが SteelSeries Xai を作り上げました。
私たちは彼らに聞いていただけなのです。

HardwareHeaven.com: 開発には携わらなかったプロフェッショナルゲーマーたちからどのように評価されましたか?
Kim Rom: 私が期待していたのと同じくらいの評価であったと言っておきましょう。
ハイレベルなゲーマーにとって、マウスは最も個人の選り好みと調査を受ける周辺機器です。
したがって、トーナメントに行き真剣なハイレベルのゲーマーたちが、マウスを自身で購入して使用しているのを見ることは私が望んでいたものです。

HardwareHeaven.com: 1 ~ 2 年後にゲーミングはどうなると思いますか?そして SteelSeries はその時にゲーミング体験をどのように拡張していると思いますか?
Kim Rom: 私は、現在ゲーミングはリバウンドしていると思っています。
ゲーミングは競技的なプラットフォームとして比較的新しいものです。
そして、競技的ゲーミングはトーナメントや観戦者にのための完全な形を見つけていません。
競技ゲーミングの生態系は、企業のスポンサーシップやマーケティング予算に高く依存した状態となっており、世界経済が落ち込んだ時に大きな打撃を受けました。

事態が良くなり始めることにより、ゲーミングも再び拡大するフェーズに突入するすることでしょう。
コンソールゲームが競技的ゲーミングにおいて大きな役割を果たし始めることによって非常に面白くなり、競技的ゲーミングの範囲が広がっていくと思っています。

SteelSeries については、我々が探しうることが出来る最高のゲーマーたちと共に仕事を続け、「何があなたをより良くすることができますか?」というシンプルな質問に基づき製品を開発していくことになるでしょう。

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新製品がどんなデバイスになるのかとても気になりますね。
Kim Rom 氏におかれましては、今後も CEO に殺されないよう業務に邁進して頂きたい次第です。

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PC・ゲーミングデバイス Razer の CEO Robert "Razerguy" Krakoff 氏インタビュー

Robert Razer』の CEO Robert "Razerguy" Krakoff 氏への新製品や 2010 年の展開についてのインタビューが『Game Guru』に掲載されていました

興味深いと思った点について和訳してみました。

Robert "Razerguy" Krakoff 氏インタビュー

Game Guru: ゲーミング産業はこの数年でどのように変化しましたか?
Razerguy: 1999 年に Razer が最初のゲーミングマウス『Razer Boomslang』を立ち上げた時、世界にはほんのわずかなハードコアゲーマーしかいなく、多くが 1vs1 ゲーマーでした。
韓国を除いて、そのようなプレーヤーの大部分はヨーロッパや北米在住でした。
数年後、チームゲームがアジア/太平洋に広がりはじめました。
ここ数年は競技的なコンソールゲーミングに、トーナメントレベルの選手が出現するのを目にするようになりました。

Game Guru: Razer のゲーミング周辺機器の他社との違いは何ですか?Razer の最も強い製品ラインは何でしょうか?
Razerguy: 10 年前にゲーミングの世界に足を踏み入れたときに、Razer は競技的ゲーミングにフォーカスしました。
家庭、オフィス、専門家用の製品を作ることに誘惑されようとも、我々はその目標からぶれたことがありません。
Razer が優れている点として 2 つの違いがあります。
Razer は製品の全てを開発・設計しており、ドライバ、ファームウェア、ユーザーインターフェイスなど自社で設計しています。
我々のライバル企業の多くは、OEM メーカーにこれらの仕事のうち幾つかを外注しています。
Razer は他のカテゴリよりも、より多くのマウスを作っているので、マウスが最も強い製品ラインであると言わなければならないでしょう

Game Guru: Razer は魅惑的な名前と共に興味深い設計のマウスをリリースしています。次はどのような種がやってきますか?
Razerguy: ご存じの通り、Razer は常に捕食動物や昆虫にちなんで製品を命名してきました。
マウスは蛇、キーボードは蜘蛛、マウスパッドは昆虫、オーディオ製品は捕食魚です。
最新の名称は、コンソール用のコントローラー用の巨大な猫で、Razer Onza という名前です。

Game Guru: Razer は Xbox360 用のコントローラー Razer Onza とヘッドセット Razer Chimaera の開発にどのくらい時間を伴いましたか?マイクロソフトからの承認はおりましたか?
Razerguy: 私の知る限りはまだですが、間もなくでしょう。

Game Guru: Sixense Entertainment と共同開発している PC 用の動作検知やモーションジェスチャー認識コントローラーについて詳しく述べることは出来ますか?
Razerguy: この技術は、PC ゲーミングのためのユーザーインターフェーステクノロジーに次のステップを示します。
Razer と Sixense Entertainment の科学者とエンジニアは、選ばれた PC OEM パートナーと共に、現在・次世代の PC ゲームにおいて使用される、6 つの軸全てに対して正確なトラッキングをするために、電磁界を使用する超正確な 1 対 1 のモーションセンシングハーウェアの開発に取り組んでいます。

絶対的なコントローラーポジションは、ポジショニングや方位測定用の角度ためにミリメートル以内まで追跡されます。

Game Guru: 新しいコントローラーには振動フィードバックも搭載されていますか?
Razerguy: 今はありませんが、搭載する計画はあります。

Game Guru: このゲーミングテクノロジーはコンソールゲームとも互換性がありますか?もし無いのであれば、将来的に対応する予定はありますか?
Razerguy: 今は PC と Mac に対応しています。これがどのくらい受け入れられるかを見ることにしましょう。

Game Guru: 1 つのゲームステーション上でのマルチプレーは可能ですか?(ひとつのセンサーで 2 セットのコントローラーは使えますか?)
Razerguy: 可能です。ゲームがマルチプレーヤーをサポートする限りは。

Game Guru: Starcraft II 周辺機器のように、Razer は他のゲーム開発者と特別な周辺機器をリリースすることを計画していますか?
Razerguy: 計画はありますが、ゲームの名前を出すことは出来ません。

Game Guru: Team MYM が Razer に戻ってきました。この件に関するエキサイティングな情報はありますか?
Razerguy: MYM と再び関係することができるのは素晴らしいことです。MYM は最も賞賛される有名なクランの 1 つです。Razer は次世代のプロフェッショナルゲーミングハードウェアを MYM と共同開発することを期待しています。
MYM は真のハードコアゲーマーとして我々の目標である製品開発やゲーマーに特化したテクノロジーの提供拡大を手助け・支援することでしょう。

Game Guru: Razer の最も優れている製品は何ですか?
Razerguy: 私にとっては Razer Mamba です。ワイヤードマウスくらい良い状態で動作するワイヤレスマウスを持つことは私にとって夢でした。
後は、Razer DeathAdder 3GRazer Mako スピーカーです。

Game Guru: ラップトップゲーミングにおける周辺機器の重要性についての見解は?
Razerguy: それはあなたの競技に対する取り組みによります。
良いマウスは常に重要です。
競技において誰もラップトップのタッチポインティングデバイスを使用しません。
あなたは良いマウスの後に、良いマウスパッドを必要とします。
キーボードが十分なサイズで、ゲームのコマンドをサポートしていれば素晴らしいです。
そうでなければ、フルサイズの外部キーボードが必要となるでしょう。
この場合、あなたは「なぜゲームのためにラップトップを購入したのだろう?」と思うことでしょう。

Game Guru: 魅力的なゲーム体験のために必要な基本的なハードウェアは何ですか?

Razerguy: 上記のラップトップの質問と似ていますが、ゲーミングのための最も重要なハードウェアは以下の通りです。

  • ゲーミンググレードのマウス
  • ゲーミンググレードのマウスパッド
  • ゲーミンググレードのヘッドセットと高品質のマイク
  • ゲーミンググレードのキーボード

多くのゲーミングハードウェアの選択肢があります。
いくつかは、あなたのプレーするゲームのジャンルやゲームプレーのスタイルに依存し、手の大きさや重量などに基づくオプションがあります。
それらはあなたを非常に混乱させる要因となります。

あなたはデバイスを購入する前に、sensitivity が低いのか高いのか、スワイプ、リフト、フリックなのかなど、どのようなスタイルであるかを決定しなくてはなりません。

経験豊かなプレーヤーに話しかけ、あなたがプレーするところを見てもらい、製品をオススメしてもらって下さい。
そして、可能な限りハードウェアレビューを読んでください。

最も高価なものや、DPI が高いのがベストのマウスではありません。
例えば Razer DeathAdder を見て下さい。
平均的な価格、ミドルレンジの DPI、光学センサーですが、いままでに作られたゲーミングマウスの中でいまだに最良の 1 つとなっています。

Game Guru: 製品デザインのインスピレーションをどこから受けていますか?
Razerguy: 主にはユーザー自身からです。
Razer は、インプットやインスピレーションのために、ゲーマーに対する聞き取りや観察に多くの時間を費やしています。
我々は人的要因や人間工学を研究しており、快適性や使用に関するユーザーの期待を上回ろうと試みています。ゲーマーが通常ユーザーの 2 倍も 3 倍もハードウェアに時間を費やすことを意識し、ユーザーのストレスを最小限にし機能的なデザインを提供しなければなりません。

Game Guru: 2010 年に Razer に名誉を与えると期待される注目の製品は?
Razerguy: 前に言及したように、トーナメントグレードの Razer Onza コントローラーは次の大きな製品で、今年の第 3 四半期に出荷予定です。

Game Guru: あなたがお気に入りのゲーミングアクセリはどれですか?
Razerguy: それは数年ごとに変化します。
10 年前は Razer Boomslang マウス。
5 年前は Razer Diamondback マウス。
今は Razer Mamba マウスです。
明日は Razer/Sixense controller かもしれません。

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Razer の製品開発意図や展開などについてはリリース以外であまり知る機会がないので、良いインタビューであったと思います。

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Quake Live 『ファミ通 Connect!On- コネクト!オン - Vol.39』に uNleashed 選手のインタビュー掲載

ファミ通 Connect!On- コネクト!オン - Vol.39 MARCH(エンターブレインムック) ファミ通 Connect!On- コネクト!オン - Vol.39』の特集『オンラインゲーマー、極めるとここまでスゴイ』にプロゲーマーとして活動する FPS プレーヤー uNleashed 選手のインタビューが掲載されています。

ファミ通 Connect!On- コネクト!オン - Vol.39

『オンラインゲーマー、極めるとここまでスゴイ』の特集では、以下のような方々が紹介されていました。

  • プレーヤーから GM の統括になったというスクウェア・エニックスの Sage Sundi 氏
  • 勝つ方法をひたすら考えて日本最強になった uNleashed 氏
  • FFXI で全ジョブをレベル 75 を達成している Xenopus 氏
  • 信長の野望オンラインで紋所のレベル 50 まで引き上げている江口伸介氏、
  • プレーヤーからゲームの研究者となった成蹊大学の野島美保氏、オンラインゲーム調査研究所の平井大祐氏など

uNleashed 選手が掲載されているのは 30 ページとなり、こちらでは uNleashed 選手が日本最強と言われるほどの実力を手に入れた方法や考え方などが明かされています。

ファミ通 Connect!On- コネクト!オン - Vol.39ファミ通 Connect!On- コネクト!オン - Vol.39

uNleashed 選手は 2 月 5 ~ 9 日に台湾で開催される『Intel Extreme Masters Asian Championship Finals』の Quake Live 部門に招待選手として出場することになっています。

こちらの大会で 2 位までに入賞すると、3 月 2 ~ 6 日にドイツのハノーバーにて行われる世界大会『Intel Extreme Masters World Championship Finals』に出場することが出来ます。

BRZRK さん情報提供ありがとうございました。

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PC・ゲーミングデバイス ZOWIE GEAR と SpawN がハードサーフェースのゲーミングマウスパッドを開発中

SpawN

UMX Gaming によるプロゲーマー Sweden Abdisamad "SpawN" Mohamed 選手に対するインタビューにおいて、『ZOWIE GEAR』 と SpawN 選手がハードサーフェースのゲーミングマウスパッドを開発中であることが明らかになりました。

インタビューを簡単に和訳してみました。

SpawN インタビュー by UMX Gaming

UMX: SpawN 選手お久しぶりです。まずはあなたと ZOWIE GEAR によるマウスパッドの大成功、おめでとうございます。すばらしいサーフェースですね!
SpawN: Hello! どうもありがとうございます。
厳しい仕事と努力が最終的に成果を上げたのでうれしく思っています。

UMX: WCG 2009 Grand Finals で対戦したかったですが、UMX の 2 選手が病気になってしまい大会に出場することが出来ませんでした。あなたのパフォーマンスは素晴らしいままですね。現在のゲームでのパフォーマンスについてどう思いますか?
SpawN: UMX のニュースは WCG の前日に聞きました。2 選手は本当に不運で、彼らが良くなってくれていることを祈っています。
プレーについては、最初は不安定でしたが現在は以前と同じくらい良くなっていると思いますよ。今は調子が良いです。

UMX: H2k-Gaming が threat 選手に替わり Snajdan 選手を加入させるとことにした主な理由はなんでしょうか?新しいラインナップでどのくらい共にプレーしていますか?調子はいかがでしょうか?
SpawN: 私たちはチームの何かを変える時であると感じていました。そして、チームに加入した私はリーダーを変更することに同意しました。
Threat 選手と Snajdan 選手の変更は良かったように思います。
Snajdan 選手は経験を積んだインゲームリーダーで、彼のフレッシュで新たなアイデアはチームを引き上げることになると強く信じています。
そして、Threat 選手の未来が非常に明るいものであることを願いたいと思います。

UMX: H2k-Gaming の次の試合はいつでしょうか?
SpawN: 2010 年 1 月 14 日にドイツのケルンで開催される ESL Final になります。

UMX: 多くの eスポーツファンは、伝説的な Counter-Strike プレーヤー Emil "HeatoN" Christensen 選手が ZOWIE GEAR のスポークスマンとなっていることを知っています。
SpawN 選手と HeatoN 選手は、現役のプロゲーマーとして活動しているかが大きく違います。
あなたは毎日どのようにスケジュールを調整していますか?また、日常生活はどのようなものでしょうか?

SpawN: 製品開発は非常にストレスが多いですが、私がやりたいと思っていたことです。
多くのゲーマーにとってこれが良いロールモデルとなるのであれば私はしっかりとやりたいと思います!
ゲーマーは有用な事をせずゲームをプレーして時間を浪費していると考えている人が多くいます。
私はハイレベルでプレーすることが出来、またそれは有意義な事であるということを彼らに示したいと思っています。

例えば、自身のゲーミングの経験をもとにゲーミングデバイスなどを開発するということはとてもスマートで、さらにポジティブなメッセージを送ります。
ゲーミングに正しい方向性を示すのを手助けすることができるこのような事例が将来的に多く必要です。

UMX: ZOWIE GEAR の新製品について何か明らかにすることが出来ますか? SpawN パッドは大成功でした。みんな、あなたの次期製品に興味を持っています。SpawN 選手が ZOWIE GEAR と次に何をするか是非知りたいです。
ZOWIE GEAR G-TFSpawN: 柔らかい表面のマウスパッドを作るというミッションを受けた時、それまではプラスチック系マウスパッドしかプレーしていなかったので非常に懐疑的でしたが、ZOWIE GEAR の支援によりかなりよく仕上がりました。

私の次の製品は、私自身が非常に快適と感じるハードサーフェースのマウスパッドになるでしょう!
来年早々には登場予定ですのでお見逃しなく。
私たちはこの製品にかなりの労力を割いており、布パッドのように成功することを願っています。

UMX: 今日はありがとうございました。最後に何かありますか?
SpawN: まず、みなさんが良いクリスマスや新年を過ごすことを願っています。
また、このインタビューを読んでくれた皆さんありがとうございます。
私の考えを実現してくれている ZOWIE GEAR には非常に感謝しています。
最後になりますが、このインタビューにも御礼を言いたいと思います。

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PC・ゲーミングデバイス 『ZOWIE GEAR』 Vincent Tang 氏に開発中のゲーミングデバイスについてインタビューを実施

ZOWIE GEARゲーミングデバイスブランド『ZOWIE GEAR』 Vincent Tang 氏、Kevin Cho 氏に直接お会いし、現在開発中である最新のゲーミングデバイスなどについてインタビューを行いました。

インタビューは日本の正規代理店であるマスタードシード株式会社で行われました。

インタビュー参加者

  • Vincent Tang 氏 (ZOWIE GEAR CEO)
  • Kevin Cho 氏 (ZOWIE GEAR アジアマーケティングディレクター)
  • 張 氏(通訳、マスタードギガ株式会社)
  • 高橋氏(マスタードシード株式会社)

インタビューは、サイトで募集した質問に答えていただくというような形で進められ、主に Vincent 氏が回答してくださいました。

Yossy: はじめましてそれぞれ自己紹介をおねがいします。

Vincent & Kevin
左:Kevin氏、右:Vincent氏
Vincent氏: ZOWIE GEAR の Vincent Tang です。
以前は開発の責任者でしたが、現在は CEO を務めています。
Kevin氏アジアのマーケティングを担当している Kevin Cho です。よろしくお願いいたします。

Yossy: 今回来日された理由は?
Vincent氏: 日本のオンラインゲーム会社とビジネスの打ち合わせをしにやってきました。
まだタイトルを明らかには出来ませんが、実現すれば日本のオンラインゲームとコラボしてイベントを行ったり、公認デバイスとして ZOWIE GEAR の製品を採用していただく事になるのではないかと思います。
これによって、日本のみなさんに ZOWIE GEAR の製品を知ってもらったり使っていただけたりするようになるでしょうね。

Yossy: 日本のゲーマーのみなさんからたくさんの質問をいただいているので順次質問させていただきます。まずは、Vincent さんがどういう経緯で ZOWIE GEAR に参加することになったのか教えていただいてもよろしいですか?
Vincent氏: ご存じかもしれませんが、以前もデバイスを開発する仕事をしていました。
自分が 100% 満足する製品を作りたいと思うようになり職を離れました。
こちらの Kevin がゲーム業界に知り合いが多く、アメリカでゲーミングデバイスのニーズがあるということでしばらくは彼を通じて製品の紹介などをしていました。

CO/GENESそして、その後に最初に私が作った製品が CO/GENES のゲーミングバッグです。
まだ日本では発売されていませんが、そのうち発売されるようになるでしょう。
本当にいい製品だと思っています。

その間に様々なゲーミングデバイスの会社に誘われたのですが、自分の思いを一番形にしやすいと思う ZOWIE GEAR で開発に専念するようになりました。

ZOWIE GEAR × Negitaku.orgYossy: サイトの 7 周年記念に限定のマウスパッドを 100 枚もいただきましたね。本当にビックリしましたし、感激しました。なぜ、マウスパッドを Negitaku.org のために作ってくれたのでしょうか?
Vincent氏: 日本の eスポーツサイトということで、以前から Negitaku.org には注目していました。
サイトのメンバーが 4,000 人くらいの頃からチェックしていましたよ。
今は、8,000 人を超えてだんだんと eスポーツや FPS に興味を持つ人が増えてきましたね。素晴らしいことだと思います。

現在、eスポーツのマーケットはとても小さなものですが、私たちはこのマーケットを大きくしていきたいと考えています。
そこで、できる限りのサポートを行いたい。
サポートしないと、小さなものなので無くなってしまうかもしれないですからね。

Negitaku.org は 7 年もサイトを続けているという情念に感銘しましたし、日本のみなさんに ZOWIE GEAR の製品を知ってもらう場合に、こちらのサイトをご覧になっているみなさんは最も製品の良さを理解してもらえる方々だと思いました。
そこで、マウスパッドを提供させていただく事にしたのです。

Yossy: HeatoN 選手や SpawN 選手と契約をしたり、海外チームのスポンサードのリリースなどをよく見かけます。今後も様々なチームをサポートしていくつもりですか?
SpawN and HeatoNVincent氏: もちろんしていくつもりです。
今月には中国で『World Cyber Games』の Grand Final が開催されますね。
そこには各国の有力な選手が沢山出場しますので、その際にはヨーロッパや各地域の選手に声をかけるつもりですよ。

日本でも、以前に Team Speeder が海外の大会に出場したときには ZOWIE GEAR の製品を提供させていただきました。

日本にも良いチームがあったら是非紹介してください。
サポートするためのお話を出来たらと思っています。

Yossy: スポンサードするための条件はあるのでしょうか?
Ultimax GamingVincent氏: 今のところ、決まった条件というのはないです。
一つの例として申し上げると、ZOWIE GEAR は台湾の Ultimax Gaming を 3 年間サポートしています。
最初の 2 年間はデバイス提供のサポートのみでしたが、その間にお互い信頼を深め 3 年目にして金銭的なサポートを開始するようになりました。
今年は国際大会に 2 回ほど出場しましたがそれらのサポートもしています。

すぐにはというわけにはいきませんが、そのような形で信頼関係を深めてサポートしていきたいと考えています。
成績というのはあまり重視していなくて、やはり熱意や情熱がありそれに応えてえてあげたいというチームや選手のサポートをしたいですね。

あなたのサイトもそういった例の一つで、7 年間もゲームや eスポーツを紹介していることに情熱を感じたから限定版のマウスパッドをつくらせていただいたわけです。
ですから、そういったものを伝えてもらえれば出来る限り力にはなりたいと思っていますよ。

Yossy: マウスパッド、マウス、キーボードなどの新製品に関する質問をかなりいただいています。これらについてお聞かせいただけますか?
Vincent氏: ZOWIE GEAR は現在、マウス、パッド、キーボード、ヘッドセットなどの開発を考えています。

重要なポイントとして、FPS 用、RTS 用などゲームに合わせたデバイスを展開していく予定です。
マウス、キーボード、ヘッドセットなどがこれにあたりますね。
マウスパッドについてはプレーヤーの感覚による部分が多いので、どのゲーム用という風にはわけないつもりです。

Yossy: マウスパッドの素材など具体的な部分について教えていただけますか?
Vincent氏: SpawN 選手や HeatoN 選手が開発に参加することを発表させていただいてから、ZOWIE GEAR は非常に注目されるようになり、これから何をリリースするかということは良く聞かれます。
彼らには、これまでプロフェッショナルゲーマーとして活動してきた豊富な経験があり、そこから得た感覚やニーズというものを共に商品として形にしていくことになります。

ですから、素材については特に限定しません。
SpawN シリーズ、HeatoN シリーズというような形でとにかく良い製品を出していくつもりです。

彼らのシリーズを冠した製品というのは、単に名前を借りただけではなく彼ら実際の声を聞いて作り上げた彼ら専用のデバイスといっても良いものです。

彼らのデモや大会の動画などをみて、操作の方法やスタイルをマネたりするでしょう?
デバイス選びも彼らのものを参考にしたりして、自身の感覚に合うものを探して使ってほしいと思います。

ZOWIE GEAR G-TFSpawN 選手は以前はプラスチック以外は決して使いませんでしたが、いまでは自身も開発に携わった布パッドも使うようになりました。
このように、ゲーマーの感覚というものは一定ではなくて、変化していくものなのです。

いまはパーフェクトかもしれないけど、将来的にはそうではなくなるかもしれない。
しかし、それを超えるもっとすごいものができるかもしれない。
求められるニーズに対してパーフェクトなものを作っていきたい。
少し欠点があっても、それらを克服するような形でもの作りをしていきたい。

私たちは『Strive for Perfection(パーフェクトを目指してがんばろう)』というコピーを掲げています。
ゲーマーの要望に応えて将来的にはもっともっといいものを出すよう努力していきますよ。

Yossy: マウスについてはいかがでしょうか?過去のインタビューで、シンプルなものを作りたいとおっしゃっていました。
Vincent氏: eスポーツプレーヤーのマウスの使い方は一般の人とは違います。
一般の人は機能を求めますが、プレーヤーは性能を求めるのです。

多すぎるボタンや機能はゲーム中の誤動作の原因となります。
ですから、マウスにはドライバなどもつけないつもりですよ。

機能を追求した結果、あってはならないことですが eスポーツの試合中にマウスが壊れたとしましょう。
複雑な設定を必要とするマウスだった場合、元の設定に戻すのは非常に困難です。
予備のマウスがあったとしても、設定を調整しなくてはならず制限時間内に同じ環境に戻すことが出来ないかもしれない。
ZOWIE GEAR が開発中のマウスは PC に刺したら終わりというシンプルな構成になるので、このような場合にも対処できるようになります。

Yossy: センサーについてはどうでしょうか?安定ということを考えるとやはりオプティカルセンサーを採用しますか?
Vincent氏: そうですね。レーザーセンサーは考えていません。
現在ベストだと思っているオプティカルセンサーで開発をすすめています。
レーザーセンサーはスペック表記的には素晴らしいので、一般的にはオプティカルセンサーより高く評価される傾向にありますが、eスポーツという観点からは安定して優れているのはオプティカルセンサーです。

eスポーツで使用するマウスには安定しており壊れにくいことが必要だと考えています。
ZOWIE GEAR のターゲットは eスポーツプレーヤーなので、やはりオプティカルを選択することになります。

わかっていただくまでは時間がかかるかもしれませんが、使っていただくうちにその良さが理解してもらえるのではないかと思います。

Yossy: マウスのリリース次期はどうでしょうか?今年中の目標ですか?
VincentVincent氏: 正直、なんともいえないですね(笑)。
5 月の段階で製品のモックを公開させていただきましたが、11 月になった現在も角度の調整など非常に細かなところを詰める作業を行っており、量産体制には移行できていません。
調整を行なったらテストを行なわなくてはならないのでどうしても時間がかかってしまいます。
完全に納得がいくまで出さないつもりですから、リリース時期については明言できませんね。

ZOWIE GEAR はまだ新しいブランドですから、追求して良い製品を作らなくてはなりません。
他社に比べると高いものになるかもしれませんが、その価格に対して満足のいく性能のものを提供するつもりです。

録音を切って、写真を撮らないということであれば特別にサンプルをお見せしますよ。約束できますか?
それでは、インタビューの最後にお見せしましょう。楽しみにしていて下さい。

(5 月のモック写真を見ながら)現在は、もう少し卵形になっているかな?まあ、実物を見ていただくのがよいでしょうね。

Yossy: プロからリクエストされたものについて、特別にカスタマイズした製品も作っていくというお話がありました。プロからはどのようなリクエストがあるのでしょうか。
Vincent氏: プロからのリクエストはマウスパッドで言うと、もう少し早くとか滑りやすくという細かな感覚によるものが多いですね。
PC だったら何ギガ性能をアップしてという風に数字で出てくるので簡単なのですが、マウスパッドでのこういった感覚を形にするのは非常に難しいですね。
しかし、それらのリクエストに応えられるような完成度の高いものを提供できるようにがんばっていますよ。

Yossy: ZOWIE GEAR の製品に興味を持って購入したいのだが、近所では売っていないという意見があります。アマゾンや量販店での展開については検討していますか?
マスタードシード高橋氏: アマゾンさんビックカメラさんヨドバシさん、エディオンさん、など全国に販売網を持つ量販店さんが対象になると思いますが、それらを導入してもらう条件にはいろいろあって、こちらからお願いしても並べてもらえないというようなこともあります。

とりあえずは現在導入していただいているお店でネット通販に対応しているところもありますので、まずそちらで成功して製品の良さを理解してもらうことから始めています。
そして最終的には大きなお店でも取り扱っていただけるように展開していきたいと考えています。

海外では通販がメインになってきていますが、日本ではやはり実物を触りたいですとか、近くの安心で信頼のあるお店で買いたいといニーズの方が大きい状態ですね。

実現できるように努力していきますので、いましばらく時間をいただきたいとおもいます。

Yossy: プロダクトのネーミングがわかりにくいんだけど…という意見がありました。ネーミングの規則や理由について教えて下さい。
ZOWIE GEARVincent氏: なるほど。
マウスパッドの記号は、それぞれ製品の特徴をあらわしています
例えば、G は『Gaming』、P は『PC』、N は『Notebook』ですね。
RF は『Rough』の発音からきています。
SpawN 選手の TF シリーズは、布とプラスチックのような 2 つの顔を持つことから『Two Faces』の略になっています。
Hammer は頑丈なものをイメージしてほしくて、そのような名前にしました。
これで少しはわかりやすくなるのではないでしょうか?

Yossy: マウスの名前は決めましたか?
Vincent氏: まだですね。悩んでいますよ(笑)

Yossy: それでは、キーボードについてもお聞かせ下さい。
Vincent氏: 私は以前にはじめてゲーミング専用のメカニカルキーボードを導入しました。
その時は、耐久性に特徴があるため採用したのですが、ZOWIE GEAR ではメンブレンキーボードを作ります。

選手の個性や使い方に製品を合わせるのではなく、キーの高さや固さ変えたいくつかのラインナップを用意し、選手に合わせてもらう・好きになってもらうというような考え方で開発するつもりです。

Yossy: Realforce はご存じですか?日本のゲーマーに非常に人気のある製品で、コチラが採用している静電容量無接点方式のキーボード展開についての質問が来ています。
Vincent氏: Realforce は存じ上げていますよ。
素晴らしい製品であるのはわかっていますが、コスト的なことを考えると採用するのは現状では難しいですね。
メンブレンの方がコストが安くなりますし。
最初はメンブレンで性能が良く長く使ってもらえるようなものを考えています。

Yossy: 最初は英語キーボードですか?日本語キーボードの予定は作る予定ですか?
Vincent氏: そうなるでしょうね。
英語キーボードからはじめて、徐々に各国に対応したものを出していきたいと考えています。

マスタードシード高橋氏: 日本語ゲーミングキーボードを作ると大量に在庫を抱えることになりますが、代理店としてもちろんやりたいと思っています。
以前他社の日本語版ゲーミングキーボードを実現した経緯があります。
日本語でないと普通の方には使いにくいですし、がんばりますよ。

ZOWIE GEAR WEBYossy: ZOWIE GEAR の公式サイトがリニューアルされましたね。今後、日本語版公式サイトの公開予定はありますか?
Vincent氏: 以前のシステムでは難しかったのですが、新しいシステムでは多言語対応が可能になりました。
残念ながら ZOWIE GEAR のスタッフには日本語を出来るものがいないので、高橋さんにがんばってもらおうと思います。よろしくおねがいしますね(笑)

Yossy: ゲーミングデバイスにはマウスやキーボード以外にアーケードスティックやコントローラーなどもあると思います。これらの予定は?
Vincent氏: 現在は私の専門であるマウス・キーボード・マウスパッド・ヘッドセットなどに専念していきます。
将来的にこれらが成功して会社が大きくなったら、それらの専門家を雇うなどして実現するかもしれませんね。

Yossy: 現役のプロゲーマーと開発するような予定は?
Vincent氏: うーん…(苦笑しながら)。
残念ながらお答えできませんが、SpawN 選手や HeatoN 選手と契約したということは、次に契約する選手は彼らと同等かそれ以上でなければならないということですよ。
現役で該当する選手というと、限られてくるでしょう?ご想像にお任せしますよ。
簡単に答えがわかっては面白くないですからね。
海外のフォーラムでは、あと 3 人契約して Team ZOWIE GEAR が結成されるんじゃないかという噂もありますね。

答えはそのうちわかるでしょう。

Yossy: いろいろと質問に答えていただいてありがとうございました。最後にこのインタビューをご覧になっている日本のゲーマーのみなさんにメッセージをおねがいします。
Vincent氏: 日本のみなさん、是非 ZOWIE GEAR の使っていただいて、ご意見やご指摘などフィードバックをおくって下さい。
パーフェクトなものはないと思っているので、どんな些細なことでもかまいません。
決して怒りませんから正直な意見を聞きたいと思っています。
これからもよろしくお願いいたします。

Yossy: ありがとうございました
Vincent氏: それでは、IC レコーダーをオフにしてカメラをしまって下さい。
お待ちかねのマウスをお見せしますよ。
Kevin、マウスを出してくれる?

KevinKevin氏: えーと、マウスは…。あ!ホテルの部屋に置いてきてしまった

Yossy: えっ!

Kevin氏: 無くしたら大変かと思って…。申し訳ないですが発表までお待ち下さい。

Yossy: ……。期待しています…!

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ということで最後のお楽しみとしてひっぱられたマウスのプロトタイプ版は残念ながら見ることは出来ませんでした。

最後に写真撮影をお願いする時に「製品を持ったりしなくて大丈夫ですか?」とおたずねしたところ「僕らは特定製品の宣伝をする目的出来たわけではなく、インタビューに答えに来たのですから、製品は持つ必要ないですよ。いい記事を書いてくれればそれで満足ですよ」と格好良すぎる回答をいただきました。

インタビューにご協力いただいたみなさんありがとうございました。
質問を実現できなかった方は申し訳ないです。

参考

関連ニュース

e-Sports(eスポーツ) 『Cyberathlete Professional League』創設者 Angel Munoz 氏インタビュー

Angel Munoz

Cyberathlete Professional League(CPL)』の創設者 Angel Munoz 氏のインタビューが掲載されていました

CPL が 2008 年 8 月にアラブの投資グループに買収され、今月初旬に新体制によるイベントの開催が中国にて行われました

インタビューは充実した内容の良インタビューとなっています。
翻訳サイトを通したらかなりキレイに出てきたので、手抜きで申し訳ないですが以下から直接ご覧下さい。

気になる点を紹介すると以下のような感じです。

  • CPL の後は、Angel Munoz 氏の会社が 14 年ほど前に開始したゲームのニュースやレビューサイト『Adrenaline Vault(www.avault.com)』プロジェクトを再開した。
  • 当初の予定では、Angel 氏が新 CPL の株 10% を保有し、役員となるはずだったがそうはならなかった。現在の CPL には優秀な人材が多く、自身の役割はないと思っている
  • 新 CPL がアジアの巨大なゲーミング市場にターゲットを合わせて運営していることは非常に理論的だと思う
  • eスポーツ向けの FPS 『Severity』開発プロジェクトは継続されていない。パブリッシャーにその価値を確信させることが出来なかった。様々なノウハウは他のプロジェクトに利用できると考えている。
  • 今後、巨大な eスポーツイベント運営などの中心となるつもりはない。
  • 当時億単位の給与を得ていたというウワサについて否定。給与は CEO としてはかなり安い 6 ケタ台だった(数千万円?)。CPL の運営には給与だけで 100 万ドル、さらに賞金・税金・弁護士費用・広告費などがかかっていた
  • 両親の故郷であるプエルトリコのゲームイベント『Puerto Rico Association of Gamer』のアドバイザーを無償で務めている。
  • 競技的なソーシャルプラットフォーム『Online Combat Arena』のベータ版を 11 月 14 日にローンチ予定。
  • 最近は Left 4 Dead(Expert - Death Toll)や Uncharted 2 のシングルをプレーしており、Borderlands を始めた。Modern Warfare2 を楽しみにしていて、息子は特典の暗視ゴーグルを欲しがっている。

これだけでもかなりの量になってしまいました。
Angelさん何しているんだろうね、という話題はよくしていたのですが、いろいろとご活躍のようで何よりです。

情報元

関連ニュース

PC・ゲーミングデバイス Vincent Tang 氏が語るゲーミングデバイスメーカー『ZOWIE GEAR』の開発理念

Vincent Tang(ヴィンセント=タン)氏ゲーミングデバイスメーカー『ZOWIE GEAR』の CEO Vincent Tang(ヴィンセント=タン)氏が中国のゲーム情報サイト『PCgames』のインタビューにてZOWIE GEARの開発理念を分かりやすく説明しています。

かなり興味深い内容となっているので、是非ともご覧下さい。
尚、翻訳は日本代理店のマスタードシード株式会社に提供していただきました。

マスター・オブ・ゲーミングデバイス『ZOWIE GEAR』CEO Vincent Tang 氏特別インタビュー

PCGames: 最近、ZOWIE GEAR 関連のニュースが増えてきましたね。特に、プロゲーマー Sweden Abdisamad "SpawN" Mohamed ・Sweden Emil "HeatoN" Christensen 両氏が ZOWIE GEAR に加わったことについてのニュースが。SpawN パッド(マウスパッド TF シリーズ)も発売開始となりました(日本での発売予定日は 10/16)。しかし、そもそも、あなたが ZOWIE GEAR の CEO に就任したのはいつ頃ですか?
Vincent CEO: もともと私は ZOWIE の製品開発責任者だったのですが、(アンディにその責を譲り)今年の 5 月に ZOWIE GEAR の CEO に就任しました。

PCGames: ZOWIE GEAR の開発理念と、開発の重点は何でしょう?
Vincent CEO: ZOWIE GEAR は製品の品質に関して、完璧であることを追求しています。製品の品質というものは、私に取って常に一番大事なことです。ZOWIE GEAR は私の専門分野である eスポーツで広く使われる製品からビジネスを開始し、その後徐々にプロのゲーマーを対象とした製品にフォーカスしていきます。我々は、ゲーミング団体それぞれの要求仕様に合わせた特注製品の開発を始めたところです。個々の開発計画は、異なる要求仕様を満たす eスポーツ用品を開発しています。単一の製品で全ての市場のニーズに対応することはできないからです。

PCGames: SpawN パッドも同じように、高い品質基準に基づいて作られたのですか?
Vincent CEO: そうです。SpawN パッドの開発にあたっては、様々な意見が取り入れられました。
現在市場にあるゲーミングデバイスには、改善すべき明らかな問題点があるにも関わらず、(それがなかなか改善されないので)多くのゲーマーはそれを使わざるを得ません。他に選択肢がないから、やむなく既存の商品を選んでいるのです。私たちは、そういった問題点を解消する方法を模索してきました。

例を挙げましょう。これは企業秘密でして、話すのは初めてですよ。実は、SpawN パッドの表面の下には、もう 1 つの布の層があります。この層はゴムで接着されていますが、ゲーマーがマウスパッドを使う時には見えません。布を挟み込んだのは、サーフェイス(マウスパッドの表面)を最大限滑らかにしようという目的があるからです。3 層構造は必要ないと思われるでしょうが、マウスの滑りに問題が生じる恐れがあるという考えがあってこそ、細かい改良を行っているわけです。
プレスリリース上でこの詳細を明らかにしなかったのは、実際に製品を使ってみて、正確で快適なマウス操作を確かめて欲しいからです。

中間層を設けなかった TF シリーズ試作品 (右)TF シリーズ製品版の 3 層構造
(左)中間層を設けなかった TF シリーズ試作品 (右)TF シリーズ製品版の 3 層構造

PCGames: TF シリーズの開発にあたって、SpawN との間でのどのようなやりとりがあったか、教えてくれませんか?
Vincent CEO: SpawN は布系パッドを嫌って、いつもハードプラスチック系パッドを使っていたので、布系パッドの開発に協力してもらうのは大変でした。SpawN は表面コーティングされたマウスパッドも使わない、というのも彼は、コーティングによって表面にしわが生じることや、パッドとしての使用限界が短いことを指摘しているからです。彼が布系パッドをメインに使うなんてことは、今までありえないことでした

ZOWIE GEAR P-TFともあれ、開発チームのメンバーとなった SpawN が、試作中の TF シリーズをテストさせたところ、最初の一言は「なんだ?(この滑らかな動きは?!) 何かコーティングされてるのか?」『何もコーティングしてないよ』。SpawN からのフィードバックを反映するべく、生地を織る工程での仕様変更を経て、製品が完成するに至りました。その後、SpawN は自ら友人たちを集めて TF シリーズをテストさせ、フィードバックをまとめ上げてくれましたよ。その友人たちが誰であるかは公表できませんが、eスポーツ界の有名人たちであるということは言っておきましょう。SpawN が集めたフィードバックは、どれも TF シリーズに対して肯定的なものでした。どのテスターにも気に入ってもらえたようです。

PCGames: 皆が興味津々なのですが、伝説的なプレイヤーである SpawN と HeatoN が ZOWIE GEAR に加わるきっかけは何だったのでしょう?
Vincent CEO: それは私ではなく、2 人に聞いてもらった方が良いでしょうね。ただ、2 人と話していて、私はプロ仕様の CoutnerStrike 向けゲーミングデバイスを開発しようという、彼らの純粋な情熱を感じます。ZOWIE GEAR に加わりたいという 2 人の意思に、私は驚きました。一緒に仕事をすることができて嬉しい。

PCGames: SpawN や HeatoN と仕事して、何か変わったと感じましたか?
SpawN and HeatoNVincent CEO: 率直に言って、何かしらの分野で成功を収めた人たちは、共通するところがあるのですね。私は、HeatoN と SpawN が eスポーツ業界で成功した理由は、集中力と、仕事に対するリスペクトにあると思っています。彼らの個人的な趣味分野は違いますが、仕事に対する態度は同じように真剣そのものです。2 人は共に高いモチベーションを維持し、細部に渡って素晴らしい仕事を成し遂げます。これこそ、ZOWIE GEAR がキャッチコピーとして掲げる『Strive for Perfection(パーフェクトを目指してがんばろう)』です。私たちが共同して良い仕事を成し遂げることができる理由の一つです。

PCGames: 凄いですね。その ZOWIE GEAR の製品は、どれも今までなかったタイプのものばかりです。そのようなインスピレーションはどこから来るのですか?
ZOWIE GEAR HammerVincent CEO: インスピレーションというのは不思議なもので、私たちの場合は非常にシンプル、顧客の声に耳を傾けることから来ています。私はまた、eスポーツに詳しい従業員にも尋ねたりします。eスポーツを知らない人には、eスポーツ業界にとって素晴らしい製品は開発できませんし、ゲーミングデバイスのマーケティングも、販売も満足に行えません。超一流のプロゲーマーになる必要はありませんが、eスポーツを知ることなしに、市場のニーズを把握することは無理でしょうし、SpawN や HeatoN、その他の協力者たちとコミュニケーションを十分に図ることも難しいでしょう。(名ばかりのゲーミングデバイスも見かけますが)eスポーツの現実を全く知ることなしに、真に「ゲーミング」という名前を付けるに値する商品、お金を払っていただくに値する製品を開発することは不可能です

PCGames: あなた自身は eスポーツタイトルをプレイしますか?
UMX-Gaming with HeatoN Vincent CEO: 私は余った時間で Counter Strike をプレイしています。HeatoN が台湾に来た時、私と彼と、UMX(台湾の eスポーツチーム Ultimax Gaming)のメンバーと一緒にプレイしましたよ。オフラインでプレイしていると、使用するデバイスに色々問題点が見つかりますね。私たちはそういう時、何かを学んだり、製品改良の余地を見つけたりします。私は、完璧なゲーミングデバイスなんて存在しないが、もし完璧な製品があるとしたら、私たちが製品開発を行う必要はないはず。でも、それってバカげた話でしょう? (現在市場にあるゲーミングデバイスに不満があるからこそ、ゲーマーは次々出てくる新しいゲーミングデバイスの発売を心待ちにしているわけで。)

PCGames: あなたは eスポーツの試合を観戦しますか?
Vincent CEO: もちろん。私は CCSL(中国 Counter Strike リーグ)に注目しています。試行錯誤しながらのテスト運営です。私は個人的に、このトーナメントの理念に賛成しており、トーナメントの運営をサポートしています。だから当然、試合結果にも関心があります。
中国というのは巨大で、そして独特なマーケットです。中国の CS 界は盛り下がっていますが、その理由の 1 つは、あるチームの優勝が最初から決まってるような、チーム間の実力不均衡にあると思います
WarCraft3 が中国で盛り上がっている理由は、選手間の実力のバランスにあると思います。例えば Sky 選手がチャンピオンとして安泰ではいられない(他にも優勝候補の選手がいるから)、そういうことが中国で WarCraft を人気タイトルにしているのです。CS でも、wNv や Tyloo が良いライバル関係になっていますし、Jungle も復帰してきました。上海ではより活動的な CS チームが設立されました。こういった要素が、中国の CS を面白くしつつあります。CSSL が継続して開催され LAN 大会も実施されるようになれば、中国でも CS は盛り上がっていくんじゃないかと。

PCGames: SpawN パッドと同じく、ZOWIE GEAR は最近、ヘッドセット(Hammer)も発売しましたが、このヘッドセットの特徴は?
ZOWIE GEAR HammerVincent CEO: 一番のセールスポイントは、音の素晴らしさです。今までは、ゲーム中のシチュエーション・戦況を細かく把握できるようにするためサウンドチューニングに妥協していたので、そのサウンドは聴いていて心地良いものではありませんでした。我々はこの部分を改良するとともに、2 種類のイヤークッションを付け替え可能にしました。異なるタイプのイヤークッションを使い分けることで、ゲームだけでなく、音楽や映画の鑑賞にも対応できるようにしています。イヤークッションを交換式にすることで、ゲーム、音楽鑑賞など使用目的を考えずとも、ユーザーがヘッドセットを購入することができるようになります。
加えて、多くのゲーマーが感じている不満として、ゲーミングヘッドセットを長時間使用した時に不快感を覚えるという装着感の問題があります。(耳が切り取られるかのような痛みを覚える。ハウジングを耳たぶに引っ掛けて固定するタイプは特に。)。Hammer はこの問題を解決し、長期に渡って使用しても不快感を覚えないように設計されています。私の見解として、この装着感の良さはユーザーにとって非常に重要です。

最後に、我々は製品開発の経験から、最新設計のヘッドセットであろうとも、いとも簡単に壊れてしまうものであることを学びました。メーカーがどんなにアフターサービスの責任を負うにせよ、しょっちゅう壊れる製品を作っていては、メーカー自身にとっても良くないことだし、ユーザーにも迷惑が掛かります。(だから、Hammer のデザインは古臭くてシンプルなものになっているのです)

PCGames: マウスやキーボードの発売予定はありますか? もし予定があるなら、ZOWIE GEAR ならでは創造的な製品を期待してしまいます。
Vincent CEO: 開発計画は進行中ですよ。ただ、創造的なものを期待されても、がっかりしてしまうでしょう。ZOWIE GEAR は eスポーツ用品の開発にこだわっていますから。eスポーツ選手はゲーミングデバイスに対して、eスポーツ用品としての信頼性を求めています。eスポーツ用品に多くの機能を盛り込むことは不要ですし、むしろ、試合中に誤操作を引き起こしてしまう恐れがあるでしょう

ZOWIE GEAR の製造するマウスは、可能な限りシンプルなものになります。PC に接続したら、選手はセッティングなしで即座にプレイを始めることができます。ZOWIE GEAR の目標は、正確な操作ができ、快適な握り心地で、操作ミスを引き起こしにくいマウスを開発することです。いくつかのメーカーが、新しいテクノロジと多くの機能を盛り込んだマウスセンサーを売り込みに来ましたが、信頼性が証明されていない新技術を ZOWIE GEAR は採用しません

eスポーツはあくまで競技なので、プロ仕様の製品が求められるのです。オフィスの PC でマウスの動作がおかしくなったくらいで何か損害が発生するわけではないですが、試合中にそれが起こった場合、選手として結果を出すのは難しくなります。eスポーツで使われるマウスは、会社やネットゲームで使うものとは違うのです。パーティに行くときは礼服と革靴を着ていくべきだし、バスケットボールならバスケットシューズと動きやすいウェアを身に着けますよね? 高価な革靴を履いてバスケットボールをしてたら、怪我したり、あらぬ誤解を受ける可能性が高くなります。

eスポーツがスポーツであるなら、eスポーツは人間本位のものであるはずです。ZOWIE GEAR は eスポーツ用品のメーカーとして、選手が本来の実力を発揮して素晴らしい試合を見せれくれる、その手助けする道具を提供するに過ぎないのです。我々はなにも正しいことを逸脱する必要はないし、オート・ヘッドショット機能の付いたマウスを作るなんて、チートですよ。

PCGames: 良く分かります。大手ゲーミングデバイスメーカーとは考え方がだいぶ違いますね。あなたのその考え方が、ZOWIE GEARのビジネスの拡大を制限することはないのでしょうか?
Vincent CEO: ZOWIE GEAR はプロゲーマーを対象にした製品を製造しています。(プロゲーマーの数は限られていますから、当然ですが)この分野の市場は規模が限られてきます。ですから、ビジネスを大きくしていくためには、他にも存在する専門分野の可能性を調査する必要がありますが、当面は、eスポーツ分野で優れた仕事をしていくことの方が ZOWIE GEARにとって重要です。

PCGames: ライバル社に対するあなたの見方は?
Vincent CEO: 私の同僚と、そして私自身は、他社が優れた製品を作り出そうとすることに待ったをかけることはできないのだ、という考えを共有し、強調しました。他社が優れた製品を作らなければ、我々の製品も優れたものにはならないでしょう(なぜなら、そこに競争がないからです)。そうして生まれた粗悪な製品は、早かれ遅かれ市場から淘汰されるでしょう。だがしかし、できれば、自分のベストを出し切って製品を作り出すことが一番重要です。他社に追随するのではなく、自ら進歩するべきなのです。

PCGames: CO/GENES(eスポーツゲーマー向けバッグのブランド)も展開していますよね。ブランドを立ち上げたのはどうしてです?
CO/GENESVincent CEO: CO/GENES は eスポーツゲーマーに対して、特殊な機能、カッコいいデザイン、eスポーツに適した付属品、職人芸が生み出す高品質といった、カバン選びの新たな選択肢を提案したいのです。CO/GENES のバッグを良く見てくれた人はみんな、値段は高いけど品質も高いと言ってくれている。CO/GENES の販売規模は ZOWIE GEAR に比べて今は小さいですが、私は CO/GENES をとても気に入ってくれるユーザーもいると確信しています。既にヨーロッパで非常に高い評価を得ています。

PCGames: インタビューの時間を作っていただいて、ありがとうございました。ZOWIE GEAR からプロゲーマー仕様のゲーミングデバイスが次々発表されるのを楽しみにしています。
Vincent CEO: ありがとう。PCgames は、中国 eスポーツコミュニティの活動基盤として多大な貢献をしてくれています。1 人の eスポーツファンとして、PCgames にお礼を言わなければいけませんね。

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インタビューにより、『ZOWIE GEAR』のコンセプトがよく理解できたのではないでしょうか?
インタビュー中にもありましたが、SpawN選手が開発に参加したTFシリーズは10月16日より国内販売開始となります。

また、ヘッドセット『ZOWIE GEAR Hammer Headset』はすでに発売中となっています。

参考

関連ニュース

Game 78 歳の FPS ゲーマー北島彰(aki_tan)氏へのメールインタビュー

北島彰(aki_tan)氏『DHARMAPOINT』のサイトに 78 歳(1930 年生まれ)の FPS ゲーマー北島彰(aki_tan)氏へのメールインタビュー記事が掲載されています。

aki_tan 氏インタビュー

aki_tan 氏は海外 FPS のシングルモード攻略サイトを現役で運営する他、自作 PC を組むなど FPS ゲーマーの間では驚きと尊敬の対象となっている人物です。
インタビュー記事では、FPS を始めることになったきっかけや、家族の反応についてなど様々な質問が行われています。

インタビューは、以下からご覧ください。

シニアゲーマー

また、ukeru.jp では、過去の記事で 著名人のシニアゲーマー が紹介されていました。

  • 加山雄三 さん(1937 年生まれ、初代バイオナイフクリア、鬼武者 TA 一時間切り)
  • 大山のぶ代 さん(1936 年生まれ、アルカイノドノーミスクリア)
  • 鈴木史郎 さん(1938 年生まれ、バイオ 4 プロフェッショナルクリア)

aki_tan さんと同じく 1930 年代ですが、すごいやり込みっぷりですね。
情報元ではプレー動画が紹介されていました。
当サイトでは過去に当時 52 歳の女性プロゲーマーの紹介を行なったのを思い出しました。

自分も同じくらいの年齢になってもゲームを楽しんでいたいものです。

情報元

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