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『LJL 2017 Summer Split Final』でRampageがライバルDetonatioN FocusMeに勝利し優勝、3連覇を達成

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『League of Legends』日本プロリーグの王者決定戦『LJL 2017 Summer Split Final』でJapan Rampageが大会3連覇を達成しました。

LJL 2017 Summer Split Final

『LJL 2017 Summer Split Final』は、公式世界大会『2017 World Championship』の出場権をかけたサマーシーズンの王者決定戦として、千葉県の幕張イベントホールで実施されました。

ファイナルには、レギュラーシーズン1位の Japan DetonatioN FocusMe と、セミファイナルで Japan 7th heaven (3位)に勝利した Japan Rampage(2位)が出場。この組み合わせは2015年から6大会連続という伝統の一戦となります。

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試合前にRampageのRamune選手(左)とDFMのCeros選手(右)が握手

対戦はBest of 5形式(3試合先取制)で実施され、 Japan DetonatioN FocusMe がレギュラーシーズンから引き続いての強さを見せ1試合目を圧勝。

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Japan Rampageはドラフトでチーム構成を立て直し、2試合目と3試合目を連取してリーチ。4試合目はJapan DetonatioN FocusMe がまたもや強さを見せつけるゲーム展開で勝利し、優勝決定は最終ゲームに持ち越されました。

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ラスト5試合目は、Japan DetonatioN FocusMeのSteal選手、Japan Ramapgeの Tussle選手の両ジャングラーが序盤から頻繁に激突。このジャングラー対決でアドバンテージを得た Japan DetonatioN FocusMeは、Tussle選手を早めに潰す作戦で3キルを奪い取り序盤のゲームをリード。

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Japan Ramapgeは苦しい展開を耐えながら反撃の機会を狙い、後半のチームファイトやバロン戦で奮闘。特にADCのYutoriMoyashi選手が大ダメージを叩き出し形勢逆転。

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ラストは油断することなくキッチリと詰めきり、見事に日本一の座を獲得しました。

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試合アーカイブ

LJL 2017 Summer Split 順位

  • 1位: Japan Rampage – 2017 World Championship出場権獲得
  • 2位: Japan DetonatioN FocusMe
  • 3位: Japan 7th heaven
  • 4位: Japan Unsold Stuff Gaming
  • 5位: Japan Rascal Jester
  • 6位: Japan Burning Core

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左より: Dara, Evi, Tussle, YutoshiMoyasi, Ramune, 34

Japan Rampageは2017年9月23日~11月4日に中国で開催される『2017 World Championship』に日本代表として出場します。

『LJL 2017 Summer Split Final』の様子を紹介

全席有料チケット制のeスポーツ大会として幕張イベントホールで開催された『LJL 2017 Summer Split Final』は、11時の開場前から長蛇の入場待ち行列が形成されました。幕張メッセの他のイベントに向かうお客さんが「これ何のイベント?」と口にしながら歩いていたほどです。

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会場内では、イラストの展示やコスプレフォトスポットなど『League of Legends』の世界をゲームとは違う形で楽しめる試みが行なわれました。

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コスプレフォトコーナーやハイレベルなコスプレイヤーのみなさん

今回は各チームの応援イラストも多数掲載されていました。

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試合前のローディング画面を再現出来るフォトコーナー。
コスプレアイテムの貸し出しも実施。

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とにかく再現レベルが高いコスプレイヤーのみなさん。
これまでより参加者が増加していました。

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大盛況の出場プロチームブース

前回好評だった、LJL出場プロチームのブース出展は今回も実施。
グッズの販売、所属選手との記念撮影、サイン会など各チームが様々なサービスを提供。ピーク時には歩くのもままならないほどの熱気となっていました。

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大会終了後は、優勝した Japan Rampageブース前でファンミーティングが開催され「Rampage!」コールが鳴り響いていました。

定番のサンダースティックや応援練習

今回も観客の応援グッズとして空気を入れて膨らます応援アイテムサンダースティックが配布されていました。鳴らし方、チームコール、ウェーブなどの事前連取が行なわれたおかげで、オープニングはかなりの盛り上がり。

試合中にもキルやドラゴン獲得でスティックを打ち鳴らしたり、自発的にチームコールが起きたりしていました。

レーザーライトなどを使った印象的な光の演出が

今大会は、レーザーライトやスモークを駆使した試合演出に力が入っていました。

選手入場の様子。
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バロンやドラゴンを獲得するとフロアのライトが発光
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試合終了後は勝利チームカラーのレーザーライトが放たれる。

Japan Rampageが勝利した時の演出。
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Japan DetonatioN FocusMeが勝利した時の演出。
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増え続ける『LJL』ファン、今後の課題は?

『LJL』は会場規模、来客数共に回を重ねる毎に拡大しています。
前回の『LJL 2017 Spring Split』は2,500人規模の来場者でしたが、今回は4,000人近い規模での開催となったようです。ストリーミング配信の視聴者数は25,000を突破していたと教えていただきました(fugashiさんありがとうございます)。『LJL』は有料eスポーツ大会としては日本最大規模でしょう。

今後、『LJL』にはさらに多くのファンが来場しそうな印象がありますが、グローバル規模の大会に発展させて行くには新規プレーヤーや、eスポーツとして取り組むプレーヤーを増やすという『League of Legends』コミュニティのさらなる拡大が必要となっていくと思います。

公式には学生向けの支援プログラム『LeagueU』、ロジクールが実施するアマチュア大会『Logicool G CUP』などがこれらを補う要素となっていますが、学生以外が新たに『LoL』に触れるような新規層獲得の取り組みがあればさらに心強そうです。

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大会写真

情報元

この記事を書いた人
Negitaku.org 運営者(2002年より)。Counter-Strikeシリーズ、Dota 2が大好きです。 じゃがいも、誤字脱字を見つけるのが苦手です。

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