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『AVARST2016 Season2』爆破部門で新生DeToNatorが優勝、護衛部門優勝はRecycle

AVARST2016 Season2

公式大会『AVARST2016 Season2』で Japan DeToNator(爆破部門)、Japan Recycle(護衛部門)が優勝となりました。

AVARST2016 Season2

『AVARST Season2』は国際大会のレギュレーションに準拠して実施される公式大会です。
9/17(土)に実施されたオフライン3次予選を勝ち抜いたチームが、本日『東京ゲームショウ2016』会場でのオフライン決勝戦に出場。

AVARST2016 Season2

各部門の結果は下記のようになっています。

試合結果

爆破

  • 1位: Japan DeToNator – 30万円、70 Apoint
  • 2位: Japan Requish – 15万円、40 Apoint
  • 3位: Japan またピネだぁぁぁ、30 Apoint
  • 4位: Japan God Aimer

DeToNator

DeToNator

護衛

  • 1位: Japan Recycle – 30万円
  • 2位: Japan Ibis – 15万円

爆破部門決勝は DeToNator vs. Requishによる伝統の一戦

『東京ゲームショウ2016』会場をまわっていた関係で観戦することが出来たのは爆破決勝みでした。

Season 2は両チームともにSeason 1決勝とはメンバーが変更され、Japan DeToNatorはJapan するがモンキー選手を除いた 4名がOverwatchに転向し実質全く別のチームに。Japan Requishには元 Japan Galacticの Japan sTy4N 選手がラインナップに加わりました

DeToNator
DeToNator

Nanahara
Nanahara

Pinck
Nanahara

Meguro
Nanahara

するがモンキー
Nanahara

てっこぉ
Nanahara

Requish
Requish

MikaaN
MikaaN

Nemcy
Nemcy

Melofo
Melofo

Siotan
Siotan

sTy4N
sTy4N

Season 1は、試合マップをランダム抽選していましたが、今大会からはBan & Pick方式を採用。7つのマップからお互いに試合したくないマップを弾いた後に、残るマップから試合を希望するマップをそれぞれ選んでいく方式です。これにより、自分達が苦手なマップをBanしたり、得意マップを先に選び勢いを付ける、といった戦略性が増しています。

Requish
選択マップを話し合うRequish

Requish
試合前には各選手が握手。

実況は Japan mejika氏(右)、解説はDeToNatorのJapan Darkよっぴー氏(左)が担当。

DeToNator

1マップ目はRequish選択の「HAMMER BLOW」での対戦。
前半から着実にラウンドをとり4-2とリードしたDeToNatorが、後半も安定感を持って制し7-4で勝利。

2マップ目はDeToNatorピックの「AIRPLANE」での対戦。
こちらは2ラウンドでRequishのSiotan選手が1vs4の圧倒的不利な展開から全員を倒しC4解除を成功させるスーパープレーを披露し会場を沸かせました。

試合は一進一退の展開となり後半11ラウンド目で5-5の同点。その後のラウンドもキル交換で人数差が同数で減っていくタイトな展開でしたが、わずかな差でDeToNatorが7-5で勝利し王手。

Requish

3マップ目の「DUAL SIGHT」は序盤から勢いに乗ったDeToNatorがそのまま加速し続けたような印象で7-1と一気に試合を決め優勝となりました。

Requish

Requish

Requish

試合結果

  • Japan DeToNator [3-0] Japan Requish
    • Japan DeToNator [7-4] Japan Requish (HAMMER BLOW)
    • Japan DeToNator [7-5] Japan Requish (AIRPLANE)
    • Japan DeToNator [7-1] Japan Requish (DUAL SIGHT)

Requish
旧ラインナップから残り新チームのリーダーとなった Japan するがモンキー選手は試合後のインタビューにおいて「声が出ていてポジティブに雰囲気良くプレー出来ていたのが勝因」とコメント。

DeToNatorは各ラウンド終わりに両となりのメンバーとハイタッチをするという以前のチームもやっていたコミュニケーションを今回も行なっており、圧巻だった3マップ目はまるで旧チームを見ているかのような安定感と安心感がありました。

DeToNator

するがモンキー選手は、台湾プロリーグで共に戦った旧ラインナップのRobiN選手を意識したという2色の髪型に変えたそうですが、するがモンキー選手を通じて新たなメンバー達にもDeToNator魂のようなものが引き継がれているような印象を受けました。

オフライン決勝の配信アーカイブは以下から見ることができます。

爆破Aポイントランキング

爆破部門で3位以上となったチームには、賞金に加えて今年の年末に実施される『AVA World Championship』の日本代表を決定する際に使用される「A-POINT」が与られました。

Apoint Ranking

  • 1位: Japan Requish – 150pt
  • 2位: Japan DeToNator – 140pt
  • 3位: Japan F4E – 80pt
  • 4位: Japan Galactic – 70pt
  • 5位: Japan SunSister – 45pt
  • 6位: Japan またピネだぁぁぁ – 30pt

Aポイント付与大会で安定して上位入賞する Japan Requish が1位をキープ。
これまで2位だったJapan F4Eは、今回オフライン決勝に進出ならず、ポイント獲得争いに加わることが出来ませんでした。

3位だったJapan DeToNatorはRSTシリーズ2連覇を達成して70ポイントを追加し2位に浮上しています。

世界大会に出場出来るのは、このAポイントランキングの上位2チームのみ。残るAポイント付与大会は『AVASLT2016 Season2』のみとなり、ポイント配分は下記の通りです。

『AVASLT2016 Season2』ポイント配分

  • 1位: 85 Pt
  • 2位: 55 Pt
  • 3位: 50 Pt
  • 4位: 45 Pt
  • 5位: 40 Pt
  • 6位: 35 Pt
  • 7位: 30 Pt
  • 8位: 25 Pt

ポイントの組み合わせを考えると、どのチームもまだ安全圏ではなく、次回大会での入賞が必須と言えるでしょう。

情報元

この記事を書いた人
Negitaku.org 運営者(2002年より)。Counter-Strikeシリーズ、Dota 2が大好きです。 じゃがいも、誤字脱字を見つけるのが苦手です。

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