Counter-Strike の開発者 Minh “Gooseman” Le 氏が Source Engine をベースとした FPS『Tactical Intervention』を開発中であるとの情報が 4gamer.net に掲載されていました。
Minh “Gooseman” Le 氏と Counter-Strike
Minh Le 氏は、Action Quake2 の開発中に Counter-Strike のアイデアを思いつき、Jess Cliffe 氏と Half-Life の MOD として1999年に『Counter-Strike』を開発。
その後、Counter-Strike は人気 MOD となり、両氏は Valve Software に合流。
Minh Le 氏は数年後に Valve を退職し、自身のプロジェクトとして『Tactical Intervention』の開発を進めているそうです。
Tactical Intervention
記事によると、『Tactical Intervention』はテロリストを撲滅する近代戦争を体現した、チームプレー中心のオンライン専用 FPS とのこと。
中国のサイトに掲載されていたインタビューによると、ゲームのシステムは Counter-Strike と似ており、勝利することで得られるマネーを元に武器を購入し戦力を強化していく仕組みになるそうです。
ヘリコプターや船から敵陣に潜入したり射撃をすることができる他、AI が搭載された軍用犬や人質が登場する点が CS とは異なっており、軍用犬は戦闘においてプレーヤーに加勢してくれる存在になるとのこと。
今年の 12 月に韓国でクローズドベータテストを行うことを目標に開発が進められているそうで、日本や中国、欧米でのサービス展開も予定されているようです。
現在の開発度は 70% ほどとのことでした。
ゲームの公式サイトは見つからなかったのですが、検索している過程で中国のサイトにてプレー動画らしきものを発見しました。
ムービー
リアルな動きで手榴弾を使用する様子、ダッシュ的な要素、回転しながらの飛び出しなどを見ることが出来ました。
紹介文は Tactical Intervention についての解説のようなのでおそらくあっているのではないかと思いますが、違っていたらすいません…。
また、情報元の記事には、ゲームのスクリーンショット 4 枚が掲載されていました。
オンライン専用ということは、LAN でのゲームは想定されていないということなのでしょうか?
日本でもサービスが行われる予定があるとのことなので、そのうち詳細な情報が明らかになりそうですね。