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『SteelSeries』が 32 ビット ARM プロセッサと前言撤回の LED を搭載したゲーミングマウス『SteelSeries Sensei』を発表

SteelSeries Sensei

SteelSeries』が 32 ビット ARM プロセッサと前言撤回の LED を搭載したゲーミングマウス『SteelSeries Sensei』を発表しました

SteelSeries Sensei

『SteelSeries Sensei』は SteelSeries がスポンサードするプロゲーマー達と協力し開発されたレーザーセンサー搭載のゲーミングマウスです。

形状は SteelSeries Xai と同じですが、以下の 4 点が大きく異なっています。

Xai との相違点

  1. 32bit ARM プロセッサを搭載。PC のリソースを使用することなくユーザーのマウスの動きを直接マウス上で計算し遅延無しで処理する。
  2. ホイール、ボディ、CPI インジケーターに LED 搭載。1,680 万色から好きな色を指定可能。
  3. リフトオフディスタンスを手動で設定出来る ExactLift 機能を追加
  4. 統合型ソフトウェア SteelSeries Engine を採用。GUI からより簡単にマクロや設定の変更が可能。

カスタム LCD

32 ビット ARM プロセッサは Pentium 75MHz と同等の処理速度を持つプロセッサで、これを搭載したことにより高度な計算をマウス上のみで行う事が可能となりました。

マウスボディにはグリップ性の高いメタルコーティングが採用されている他、背面の LCD メニューはカスタム可能で画像を取り込みチームロゴ等を表示させる事が出来ます。

また、これまでは LED を搭載することには否定的な立場を取っていた SteelSeries ですが、ユーザーからの要望に応えるためという形で実現されました。 LED が搭載されたことにより、98 グラムの Xai よりも 4 グラム重くなっています。SteelSeries は以前発表した Diablo 3 専用デバイスでも LED を採用しています。

SteelSeries Engine

  • 複数のデバイスを管理: Senseiにはじまり、SteelSeries Engineに対応する周辺機器を全て一括で管理することができます。
  • マクロとマウスを設定: 簡単な操作で初心者でも詳細な設定が行えるインターフェースが使えるのはもちろん、マクロの記録や設定を行えます。
  • プロファイルを作成: 複数のプロファイルを簡単に作成できます。ゲームごとはもちろん、キャラクターごとに、プログラムごとにプロファイルを作成することができます。
  • 操作の統計で設定を最適化: 押されたボタンの回数やその頻度の統計をとる事ができ、マップに表示された統計データを基に、さらにカスタマイズ設定を見直し、最適化することが可能になります。
  • Freedome to Play: SteelSeries EngineはSenseiのカスタマイズ性を技術的な限界まで強化します。マクロや統計はもちろん、プレイしているゲームを自動的に認識して、登録してあるプロファイルに自動的に切り替える事も可能です。自分だけのマウス、そんな夢を叶えることが可能になります。

高いカスタマイズ性

  • ExactSens: 従来のカーソル速度を 1 ~ 5,700CPI の間で 1 単位で設定できるのに加え、ダブル CPI モードを実装。更なるスピードを実現するダブル CPI モードにより 5701 ~ 11,400CPI までの設定が実現しました。複数のモニターを使う場合や、通常より大きなスクリーンをお使いの方にオススメの機能です。
  • ExactLift: リフトディスタンスの調整を行う事ができます。リフトディスタンスとはマウスを持ち上げた時にトラッキングが停止するまでの距離を表すものです。マウスが動作する範囲内でこの距離を調整することが可能になっており、マウスを使用する場所やマウスパッドに応じて設定を変更することができます。この調整が可能になったことにより、マウスパッドを選ばない、新しい次元のコントロール性能を実現しました。
  • ExactAim: この機能を使用することで、マウスをゆっくりと動かした場合にのみ、カーソルのスピードを自動的に緩め、より正確な操作を実現します。遅めのスピードで狙いを定め、ヘッドショットを決め、すぐさま通常通りのスピードで次の行動を行うことが可能になります。
  • ExactAccel: ExactAim と真逆の機能となり、マウスを速く動かした場合にのみ、カーソルのスピードを加速させます。低速の正確さを保ったまま、より速い動きを実現したい方にオススメの機能です。
  • FreeMove: 軌跡の補正を調整する機能です。従来よりマウスには軌跡を予測して、その動きを直線に補正するための機能が備わっています。SteelSeries Sensei ではこの軌跡の補正のかかり具合を調整ることができ、補正のない自分の手の動きを直接マウスに伝えることも可能になります。

スペック

  • 読取フレーム数: 毎秒12,000フレーム
  • 最大読取速度: 秒速150インチ
  • 読取メガピクセル数: 毎秒10,8メガピクセル
  • 1インチあたりのカウント数: 1~5,001CPI、5701~11,400CPI(ダブルCPIモード)
  • 最大加速: 30 G
  • センサーデータパス: True 16 bit
  • リフトディスタンス: 最小1mm
  • 最大レポートレート: 1,000 Hz
  • ボタン数: 8
  • 本体重量: 102g
  • サイズ: 縦68.3mm ×横125.5mm×高さ38.7mm
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SteelSeries Sensei

SteelSeries Sensei

Behind The Scenes: SteelSeries Sensei

『SteelSeries Sensei』は 2011 年 9 月より $89.99/€89.99 で販売開始予定です。『SteelSeries Xai』は $79.99/€79.99 でしたので Sensei の方が上位的な位置づけになると思われます。日本での発売情報については後日の発表となります。

Sensei

SteelSeries Sensei

Sensei = Master

『Sensei』ということで男性ゲーマーは美人教師を、女性ゲーマーはメガネが似合うイケメン先生を想像したかもしれまんが、実際は格闘技や武道における師匠(Master)的な意味合いであり画像のようなイメージが正解となります。

ただ、コミュニティ活動に寛容な SteelSeries さんは公式設定(?)を無視して独自に先生を想像したり擬人化することは良しとするはずなので個々人でお楽しみください。

SteelSeries の Twitter では、今日中に Like が 1,000 を超えたら 10 個をプレゼントとして提供することがアナウンスされていましたがすでに 1,000 を達成していました。

LED の件については個人的にいわゆる「もう許してやれよ…」という感じかなと思います。

情報元

この記事を書いた人
Negitaku.org 運営者(2002年より)。Counter-Strikeシリーズ、Dota 2が大好きです。 じゃがいも、誤字脱字を見つけるのが苦手です。

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コメント (0)
  1. KOBAYASHI より:

    senseiきたわ・・・

  2. BOBSONZ より:

    呼ばれた気がしたんだが・・・
    良いマウスですね

  3. HYDRIDK より:

    WMOみたいにもちやすそう! 楽しみ!

  4. mishima2006 より:

    これは欲しいし光ってかっこいいし。
    発売から半年か1年ぐらいして品質が安定したら買おう。

  5. ゆりうすさん より:

    マウスホイール↑↓にマクロ組めるなら買う!

  6. Laz より:

    先制だと思った

    また高くなりそう

  7. LuLi(Mashiro、Lyrica) より:

    あれ・・・
    LEDとCPI・・・
    11400って桁が違うさすがSteelSeries

  8. uNleashed より:

    久々に見たらSteelSeriesも光る時代になってた。

  9. MamE より:

    光りモノは甘え(キリッ
    何千DPI?そんなのいらないだろwww
    ってRazerにケンカ売ってたのにRazer以上に光ってRazer以上にDPIいじれるんですけど(´・ω・`)

    SteelSeriesさんどうしたの?

  10. look より:

    無敵の男、スティーヴン・セガール氏の影響がこんなところにまで

  11. Luntic より:

    宣誓かと思った。
    まあ暗い部屋でやるやつも多いからな、光っててもいいとは思うw
    xai使ってたけどクリックの硬さと右クリしにくいのとでEC1にしちゃったから、その辺変わってたら買うかも。xaiまじで使いやすかったし。でもRTSは右クリ多用するんだぁ~。
    あとソールはxaiと互換かな?いくつか手元に余ってるから使いまわしたいな。