Virtus.proのDota 2部門が回線トラブルに対処するため他チームの選手を起用した替え玉行為のルール違反について謝罪を行ないました。
Virtus.proが回線トラブル選手に代わり未登録選手を出場させるルール違反
今回の問題は、先日に開催された『The Summit 5』のヨーロッパ予選決勝戦 Virtus.pro [vs]
Ad Finem戦のGame4で発生しました。
経緯
- Game3で
ALOHADANCE 選手に回線トラブルが発生。インターネットカフェに向かうのでしばらく待って欲しいと説明
- しかし
ALOHADANCE 選手はすることなくゲームのポーズが解除され、4vs5で試合を継続しゲーム終了
- Game4を前に回線が治ったと
ALOHADANCE 選手がツイートし試合を実施。
- しかし、Game4の
ALOHADANCE 選手はアイテムスロットの配置、特にブーツとTown Portal Scrollの置き場所がこれまでと全く異なってていることから(Game4のアイテム配置、これまでの配置)本人以外がプレーしていたのではとredditで指摘され問題に発展。
- 最終的にチームが問題が事実であることをを認め、公式に謝罪するともに本戦出場を辞退
対象のゲームは、下記から見ることができます。
回線ロストが発生したゲーム
異なる選手が出場したゲーム
ちなみに、Game4に出場していたのは Vega Squadronの No[o]ne選手だったそうです。
Anton Cherepennikov氏のコメント(Virtus.pro, CEO)
Virtus.proファン皆様、主催者のBeyond The Summit、対戦相手の Ad Finem、そしてDota 2コミュニティに謝罪いたします。Virtus.proはルールを破ったことについて認めると共に、トーナメントに出場し続けることは出来ないことを理解しています。より詳しくは改めてコメントを発表いたします。
We admit that yesterday we broke the rules at The Summit match.
Apologies to all our fans and @adfinemgg— Team Virtus.pro (@TeamVirtuspro) May 30, 2016
Team @adfinemgg will replace @TeamVirtuspro at The Summit 5 LAN finals in July following a rule violation during the European Finals.— Beyond the Summit (@BeyondTheSummit) May 31, 2016
Virtus.proは本戦出場を辞退し、ヨーロッパ予選2位の[ギリシア] Ad Finemが繰り上がりで本戦進出という結果となりました。