米Yahoo!が特許を侵害しているとして、
ゲーム向けメッセンジャー『Xfire』に対して告訴を行なったそうです。
『Xfire』は基本的なメッセンジャー機能の他に、
サーバーブラウズ機能や1クリックでゲームにジョインできる機能、
ALT+TABで画面を切り替える必要なくゲーム内で
そのままメッセンジャー(Xfire)を使えるなど、
ゲーマーに特化した様々な機能を備えており、
世界中で100万人を超えるレジストユーザーがいます。
特許の侵害対象となっているのは、
「フレンドリストに登録されている仲間が現在何のゲームをしているか」
といういまや意外と一般的であると思われる機能であるとのこと。
『Xfire』のスタッフには、以前『Yahoo!』で仕事をしていたスタッフが在籍しており、
退社時に結んだ秘密保持契約に反して『Xfire』に『Yahoo Messenger』と
同様の機能が組み込まれていることが問題となっているそうです。
弁護士によると、裁判の費用は約200万ドル、結果が出るまでに約2年かかるとのことでした。
Yahoo!は先日『THE ALL SEEING EYE』と提携(買収)していますが、
やはりシェア争い的なものでもあるような予想をしてしまいますなあ。
Xfireは過去に『XFire』を通じてFatal1tyやTeam3Dといった
有名プロゲーマーたちとプレーできるイベントなどを開催しています。
情報元 : CNET