東京ゲームショウ2010の『Razer』ブースにて行われたCounter-Strike1.6 エキシビジョンマッチ、プロゲームチーム WeMade FOX vs 日本トップチーム
Vae Victis 戦の試合結果です。
エキシビジョンマッチ
- 試合形式: Counter-Strike1.6 5vs5、Best of 3、MR15
- マップ: de_dust2、de_inferno、de_nuke
- 実況:
yukishiro
- 解説:
BRZRK
出場メンバー
Vae Victis: barusa、oronai、Sonia、Twist、XrayN
WeMade FOX: solo、peri、baiL、termi、glow
本日は行けないはずだったのですが、予定が早く片付いたので急遽会場に向かいました。
開場に到着しスタッフの方に話を伺ったところ、このイベントを見るために 1 時間以上前から場所取りが行われていたとのこと。
その頃にちょうど到着したのですがブースの前方をぐるりと取り囲むように人垣が出来ていました。
特に申請はしていなかったので一般の方と同じように客席(WeMade FOX サイド)にて観戦となりました。
普通に見入ってしまったため、詳細ではないですが簡単な説明と共に試合結果についてご紹介していきます。
佐藤カフジさんが取材されていたので、後ほど GAME Watch に詳細なレポートが載るでしょう。
1 試合目
Vae Victis [09-16]
WeMade FOX (de_dust2)
Vae Victis [02-13]
WeMade FOX
Vae Victis [07-03]
WeMade FOX
peri選手、termi選手
1 試合目は WeMade FOX 選択の de_dust2。
ナイフラウンドは WeMade FOX が勝利しテロリストを選択。
勝利後に baiL 選手が大きな声を出し喜んでいたのが印象的でした。
ゲームがスタートすると WeMade FOX 側はかなり早い段階から B サイドを強襲。
一気に C4 を設置するも Vae Victis は見事にこれを処理し 1st ラウンドを取得。観客席からは歓声が上がりました。
続く 2nd ラウンド、WeMade FOX はエコを選択せず DE や AK を購入。
WeMade FOX は不利な装備にもかかわらずさすがプロと言うべきプレーでこのラウンドで勝利し Vae Victis のアドバンテージを一気に奪う事となりました。
その後は、WeMade FOX が流れに乗り、13-2 と大きくリードし後半に突入。
Vae Victis はテロリストでラウンドを重ねるも、WeMade FOX は要所できっちりと勝利を重ね 16-9 で勝利となりました。
2 試合目
Vae Victis [11-16]
WeMade FOX (de_inferno)
Vae Victis [04-11]
WeMade FOX
Vae Victis [07-05]
WeMade FOX
解説のBRZRK氏。実況はyukishiro氏が担当。
続く 2 試合目は Vae Victis が de_inferno を選択。
このマップは Vae Victis の得意マップとの情報が実況から告げられ、Vae Victis の巻き返しが期待されました。
ナイフラウンドはまたもや WeMade FOX が勝利しカウンターテロリストを選択。
この後は人と話をしたりしていて展開の記憶があやふやなため説明が出来なくて申し訳ないのですが、エコラウンドの WeMade FOX が不利な展開から連続ヘッドショットで勝利をもぎ取り実況・解説からどういうことなんだこれは的な驚きの声が上がるシーンなど、盛り上がる展開がいくつかあったと思います。
後半、Vae Victis は着実にラウンドを獲得していきましたが前半 4-11、後半 7-5 で残念ながら 2 マップ目も落としてしまい、WeMade FOX のエキシビジョンマッチ勝利が確定となりました。
WeMade FOX のプレーを見た感想
solo選手
今回は WeMade FOX のプレー画面をずっと見ていたため、文章がこちらよりになってしまいました。
個人的にプレーを見ていて一番印象的だったのは、WeMade FOX が情報の取得・伝達にいろいろな工夫をしていた点です。
ほとんどの選手が自分の画面だけでなくチームメイトの画面からも情報を仕入れており、これがルートの特定や素早いプレスなどにつながっていました。
チームリーダー solo 選手の画面が一番見やすい位置にあったのでほとんどその画面を見ていたのですが、solo 選手はチャットを使っての頻繁な報告・指示、自分の画面を指さしてのアピール、両サイド baiL 選手、glow 選手に顔を向けて声をかけたり、場合によってはジェスチャーを交えての合図を行っていました。
また、情報を仕入れるためなのか、となりの baiL 選手が交戦してる場合に自分の画面は全く見ずその結果を注視するようなシーンも見かけられました。
試合後のインタビューにおいて、XrayN 選手が「エキシビジョンマッチということもあり、WeMade FOX が配慮してくれていた部分はあったと思う」とコメントしていたため、そういった行為がこれに当たるかもしれませんが、情報を得るためのれっきとしたプレーであれば面白いなと思いました(こういうシーンは見ていると何回かありました)。
オフライン大会ならではのテクニックに優れているのも、WeMade FOX が勝利した要因の 1 つだったのではないでしょうか。
試合後は、両チームの選手のサイン入り Razer 製品が当たるじゃんけん大会や記念撮影会が行われイベントは終了となりました。
尚、この試合のデモファイルや動画は後日公開される予定とのことですので、情報が明らかになり次第、当サイトでもお知らせしたいと思います。
追記
Razerのブログに写真がアップされていました。
また、GAME Watch にイベントレポートと アジア・パシフィック地域担当バイスプレジデント Sanjeev Gupta 氏へのインタビューが掲載されています。
- TGS with Razer|Nerdalert – All manner of awesome
- 【TGS2010】 Razerブースレポート&AP担当VP Sanjeev Gupta氏インタビュー - GAME Watch
情報元
- 東京ゲームショウ|TOKYO GAME SHOW
- Razer (英語)
- Razer (日本語)