『World Cyber Games』2011 年大会の開催地が韓国に決定し、9つの公式競技タイトルが発表されました。
WCG 2011 Official Game Titles
Fighting
- Tekken 6 (Namco Bandai Games)
FPS (First Person Shooting)
- Counter-Strike 1.6 (Valve)
- Crossfire (Neowiz Games/Smilegate)
- Special Force (Dragonfly)
MMORPG (Massive Multiplayer Online Role Playing Game)
- World of Warcraft: Cataclysm (Blizzard Entertainment)
RTS (Real Time Strategy)
- League of Legends (Riot Games)
- StarCraft II: Wings of Liberty (Blizzard Entertainment)
- Warcraft III: The Frozen Throne (Blizzard Entertainment)
Sports
- FIFA 11 (Electronic Arts)
様々な新競技タイトルが追加
昨年 10 周年を迎えた WCG ですが、節目を過ぎた今年は競技タイトルに大きな変更が加えられました。
オンライン FPS 2タイトルが採用
まず、FPS 種目にはオンライン FPS タイトルから『Crossfire』と『Special Force』が追加されました。こちらは日本でもサービスが運営されており、日本代表を国際大会に派遣するような方針がとられているタイトルです。
「目指せ WCG!」というコンテンツ・キャンペーン展開、ネットカフェ予選といった部分での連動など、運営元とその周りの相性が非常に良さそうなので、よほどの事がない限り日本予選の競技タイトルに採用されるでしょう。
1vs1 タイトルについては今年も採用されませんでした。
FPS の 1vs1 は、2004年の『Unreal Tournament 2004』以降、一度も採用されていません。
StarCraftが不採用、新作の StarCraft 2 が採用
WCG 開始時から毎回採用されてきた RTS『StarCraft』がついにその役目を終え、続編となる『StarCraft 2』にその座を明け渡しました。
ゲームにおける韓国の国技とも言える『StarCraft』が WCG から姿を消した事は、その他大会にも影響を与えそうです。
また、これまでタイトル候補には登場していたもの正式には採用されてこなかった世界最大の MMO RPG『World of Warcraft』がついに選ばれました。
そして、昨年にプロモーションタイトルとして採用されていたいわゆる DotA 系のアクション RTS『League of Legends』が正式種目に昇格されています。
今回発表されたのは 9タイトルですが、今後も追加タイトルが発表される可能性が高そうです。
WCG Grand Final は今年の秋に開催予定です。
日本予選については、日本予選公式サイトでの発表に期待しましょう。