2011 年 3 月 3 日の深夜 3 時(日本時間)に IRC Quakenet 系の #Bloodlinechampions にて、 ハイペースなアリーナアクションを楽しめる『Bloodline Champions』の開発を行っている Stunlock Studio のメンバーによるユーザー向けの Q&A セッションが行われました。
『Bloodline Champions』Q&A セッション
Q&A セッションのログはこちらで公開しており、終始質問が途切れることなく、下らない質問もちらほらと出ながら、朗らかな雰囲気で進められていました。
Q&A セッションの後には、無料アカウントに入力することで、4 体の Bloodline や 17,000 Bloodcoin が手に入るスターターキーの配布が行われました。
スターターキーをこの記事でプレゼントしようと、途中まではリアルタイムでがんばって見ていたのですが、眠気に負けてしまったので、また次の機会にご期待あれ。
ログが長いのでかなり端折っていますが、重要と思われる部分を意訳したものを下記にまとめておきました。
3 月 16 日予定のパッチでの変更予定
- Bloodline を 1 体追加(以前ブレードマスターとして紹介されたもの)
- 新しいシーズン開始
- ゲーム内のトーナメントシステムの実装
- エモートの実装
- シーズン、マッチメイキングシステムの改善
- Conquest モードとマップの改善
- マップの追加
- T アウトフィットの追加(Thron、Psychopomp?)
- Bloodline のバランス調整(Seeker の ultimate 変更、Psychopomp の調整、etc)
ゲーム内に関して
- トーナメントシステムの詳細は来週発表
- クランシステムは 4 月に実装予定
- 次に追加される Range DPS は魔法使い(mage)っぽい感じになる
- ラダーやトーナメントでよい結果を残した人たちしか手に入れられないアイテムを企画中
- リプレイシステムはすごくやりたいけど、具体的にはまだ進んでいない
- 次に追加されるであろう言語の最有力候補はロシア語と韓国語
- アジアサーバーの具体的な予定はないが、機会は常に探している。東南アジアから引き合いがあったので、実現に向けて話し合いを行っている。
- アニメーションは敵の動きを読むための重要な要素なので、男性、女性スキンでアニメーションが一緒なのを直す予定はない
ゲーム外に関して
- 友達をゲームに誘って特典をゲットする系のキャンペーンを企画中
- Steam でのゲームの販売は将来的にはやりたい、Steam とは話している最中
- もっとプロモーションとかやって人増やしてくよ
- Xfire に対応するよ
興味深かったのは「BLC を eSports タイトルとして定着させ、PainKiller のように消えてしまうようなタイトルにしないためにはどういう取り組みをするのか?」という質問に、BLC の eSports Manager である James "2GD" Harding 氏が 「BLC を eSports として継続させていくのは、自分自身とコミュニティーの責任だと思っている。そこに競技コミュニティーがある限り、様々な人が参加できるイベントを年間を通して行っていくよ。」と答えていました。
また、「BLC は少なくてもあと 5 年は eSports タイトルとしての寿命はあると思う」と続け、eSports タイトルとしての BLC を長いスパンでサポートしていく姿勢を見せていました。
その他にも、「BLC でプロチームを作ろうっていう動きはあるの?」という質問に対して、「SK Gaming と Team Dignitas はチームを審査していて、この前に話した時は Fnatic もチームを探していたはず。Druidz ではすでにチームが出来ているよ」と答え、プロゲーミングチームの大御所もすでに競技としての BLC に注目している事を示唆していました。
じわじわと盛り上がりを見せてきた Bloodline Champions は、現在 US、EU にてサーバーが稼動しており、日本からの接続、無料でのプレイも可能です。
ゲームの導入方法や情報は Bloodline Champions Wiki にてご覧になれますので、ぜひチェックしてみてください。