『Steam』のアカウントセキュリティを高める機能『Steam Guard』のベータテストが開始されています。
Steam Guard
『Steam Guard』は、Steam に登録したメールアドレスと組み合わせる事でアカウントのセキュリティを高める機能です。
Gabe Newell 氏によると、サポートへの問い合わせで非常に多いのがアカウントジャックやアカウントフィッシングに対するもので、よりセキュリティを向上させるために Steam Guard の仕組みを導入する事にしたそうです。
Steam Guard の仕組み
- Steamに登録したメールアドレスが認証されると、『Steam Guard』がデフォルトでオンになる
- 認証されていない PC から初めてアカウントにログインしようとすると、特別なキーが登録されたメールアドレス宛に発行される。このキーを入力しないとそのPCではアカウントを利用出来ない。
- 認証されていないPCから自分のアカウントに対するログインが試みられた場合、メールアドレス宛に報告の連絡が来る
また、『Steam Guard』は『Intel Identity Protection Technology』を使ったハードウェアベースのセキュリティ強化機能も採用予定とのことです(PC Watchに CeBITでの発表レポートが載っていました)。
Beta 利用方法
- Steam 上部の『Files』メニューから『Settings』を選択
- 『Account』タブ内『Beta participation』の項目から『Change』ボタンを押す
- プルダウンから『Steam Client Candidate』を選択
アカウントのセキュリティを高めたいという人は、Beta 版を利用してみてはいかがでしょうか。
違う PC でログインしようとした場合
違う PC で Steam アカウントにログインしてみました。
認証リクエスト画面が出る
認証されていない PC で Steam を起動すると、以下のような画面が出ます。認証キーを入れないとここから進めない仕組みです。
Steam のアカウントに正しいメールアドレスを登録していると、この画面が出た時点で認証キーが書かれたメールが届いています。
認証キーを入力する
メールでキーが届いています。
こちらを入力します。
これでこちらの PC でもアカウントが利用できるようになりました。