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1 秒間に 500 回の意志決定をし 2000APM で『StarCraft II』を自立してプレーする AI をスタンフォード大学の大学院生が開発

スタンフォード大学でコンピューターグラフィックスを研究している学生が、『StarCraft II』を自立してプレーする AI を公開しました。

Starcraft 2 AI Using Command Stream Interception

この AI は 2000APM で、1 秒間に 500 回の意志決定を行い、Insane 以外の公式 AI に全ての種族でほぼ負け無しだったそうです。

AI と言えば既に公式で提供されている API や、BWAPI を使用した『StarCraft』向けの物がありますが、作者曰く、「これらの API は視界外の物を認知したり、飛行ユニットに覆われているのに地上のユニットを操作できるといったズルが可能で、自分の研究領域を応用すればもっと斬新な物が作れると思った」そうで、この AI は人間と同じ様に画面を”見て”、実際に”操作”をする所が従来の AI と異なっています。将来的にはリプレイのデータを学習させる事でパラメータの最適化を行い、さらなる強化を図る予定のようです。

技術的な問題と倫理的な理由から実際に battle.net で他人と対戦させてはいないそうですが、将棋の様にたまには人間に決闘を申し込むイベントがあると面白いですね。

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コメント (0)
  1. 404 not found より:

    200APMの間違いじゃないかなHAHAHAHAHA…

    …2000APM?
    wtf(´・ω・`)勝てる人いんのかこれ

  2. Pizzaman より:

    スカイネットに支配される未来が現実味を帯びてきた。

  3. nemuke より:

    将来はトッププレイヤーを上回るAIが開発されるのも十分ありえますね。そうなった場合プロゲーミングの価値が下がることになるのかどうか、将棋やチェスと違って身体能力を競う面もあるので価値が下がらないとは思いますが。

  4. Iniesta より:

    殺戮マシーン

  5. チナっちょ より:

    俺のほうが強い