ESC Gaming の Counter-Strike: Global Offensive チームに所属していた
Jakub “kuben” Gurczynski 選手が引退を発表しました。
kuben says goodbye
こちらは HLTV.org が実施したインタビューで明らかになったものです。
ESC Gamingは先月に kuben 選手と Mariusz “Loord” Cybulski をラインナップから除外し、若いプレーヤーを加えチームの一新を図っていました。
インタビューは以下のような内容になっています。
TaZ からの”thank you”以外にあなたの ESC Gaming 脱退についていかなる発表もありませんでした。適切なお別れをいう機会が欲しかったでしょうか?
リタイアすることについて書きたいとは思っておらず、Neo と TaZ による厳しい決定がくつがえることを望んでいました。それからこれまで真実が語られることが無かったため、小さなスキャンダルが発生しました。
私にとっての適切なお別れは、私が将来的に覚えておきたいと思うチームの全勝利を見ることができるムービーです。ゲーマー、視聴者、トーナメント主催者にとって、私たちはどのように見られるべきチームであるかという例であり、私たちはその材料に値すると思っています。もしそのようなことを為てくれる人がいるのならば、本当に感謝するとことでしょう。
Neo はチームがあなたと Loord を脱退させることを決定したと書いていました。あなたはこの前に引退することについて考えていましたか? なぜ他のチームに加入しなかったのでしょうか?
引退について考えたことはありませんでした。プロゲーマーであることは、私の人生の約 7 年間です。彼らと 18 歳の時にプレーを開始し、私の社会人生活はゲーミングに費やされました。これだけの年月が過ぎたのちに、私はもうプレーすることはありません。私にとって、ゲーミング人生は彼らとプレーするか、しないかなのです。
私は eスポーツに関わっていきたいと思っていますが、どうなるかはわかりません。e スポーツについての適切な知識を持っているのは確信していますから、誰かが私の専門的な知識を使いたいと思ってくれるでしょう。
クビになると知った時はどんな反応でしたか? それは予想していましたか?
SLTV StarSeries VI の後に話し合ったとき、私はまだ他の 5 人目を加入させることになるだろう(Pasha が結婚するため活動休止になるので)と思っていましたが、Neo と TaZ は League of Legends に移るか、他の誰かと CS:GO をプレーするつもりだと聞き、私はみじめな気持ちでした。私はチームが分裂するとは思っていませんでしたから。
つまり、1 人のプレーヤーが変更になることを理解しました。私は過去にメンバーから外されたことがありましたが、伝説的な Golden Five から分裂するくらいならば CS:GO をやめたいと思いました。
SK Gaming とのインタビューにおいて、あなたが 2008 年にチームから追い出された時に、彼らは間違いを犯したことを知っていると言っていました。今も同じ事を感じていますか?
当時の問題は現在よりも深いものではありませんでした。私にはプレーする可能性がまだありましたし、モチベーションもあり私たちは再びトップチームに返り咲くことがわかっていました。しかし、全ては突然バラバラになったのです。
この 1 ヶ月でチームに何があったのか教えていただくことはできますか?プレーヤー同士の関係はどうですか?
チーム内で起きたことはチーム内に留めておきたいので、抱えていた問題について明らかにするつもりはありません。1 つだけ問題を選択するならば、それはお金の問題です。
チームはさかのぼって 2013 年 1 月から金銭的な問題を抱えていました。問題は解決されましたか? チーームの結果には関係していましたか?
もちろん、金銭的問題は私たちのパフォーマンスに逆効果でした。
ゲーミングは私たちにとって仕事です。私たちは若くありませんし、親と住んでいるわけでもありません。2012 年末にはすばらしいレベルに達していましたが、多くのお金を得ることが出来ませんでした。勝っても生きるためのお金を得られないという考え方でトーナメントにのぞむことは私たちが好きなことではありませんでした。
また、私たちには CPL Dallas(約 $13,000)、2009 年にロシアで開催された KODE5 Final(約 $5,000)、サンノゼで 2008 年に開催された ESWC($40,000)が支払われていません。Twitte で ESWC 今シーズンが始まる前に全ての賞金を支払うと読みました。
Loord は最後の数年におけるチームの彼の扱い方を批判しました。この件についてどう思いますか?
真実は常にウソの真ん中あたりにあるものです。
多くの人々は、長年を共にしているあなたたちがすばらしい友人であると思っています。しかし、Loord のコメントはそれについていくつかの疑問を提示しました。あなた達は友人だったのでしょうか?
私はゲームにおいて気づかいをしませんでした。私たちは特定の理由のための友人であったのは確かですが、Teamspeak で週に 5 日も時間を共に過ごし、7 年間共にトーナメントに参加し続けるのには疲れました。ゲーム外で多くの時間を共に過ごしましたがすばらしいものでした。私は将来、それを良い方向で覚えていると思います。
振り返ってみて、後悔していることは何かありますか?
あります。私たちのトレードマークを作っていた PGS にとどまらず MYM に加入したことです。私たちは以前のマネージャーとそのことについて話し合い、彼らもそれを嘆いていました。当時の私たちはあまりにも若く、そして愚かでした。
あなたが勝利してきたトーナメントで最も特別であるものはありますか?あるのでしたら、それはなぜですか?
全てのイベントが特別で、全てのイベントが新しいチャレンジでした。もし私がそれに慣れてしまったとしても、私が最も覚えているのは World Cyber Games2006 で間違いありません。それは私たちの初となるワールドチャンピオンシップでした。
お時間をいただきありがとうございました。何か付け加えたいことはありますか?
私はもうプレーすることはありません。そしてこれは明確に私のゲーミングキャリアの終わりです。全てのチームメイトに感謝したいと思います。
私は 12 年間トップに居続ける TaZ と Neo を常に賞賛するでしょう。インターネットカフェでプレーを始めた時から、彼らと共にプレーしたいといつも願っていました。そして、ハードなトレーニングのおかげでそれは実現しました。
pasha との 3 年半にも感謝したいと思います。そして特に Loord と会えなくなるのは寂しいです。私たちは最高の友人でありライバルでしたが、2003 年から共に競技的にプレーするようになりました。
私は成績が良いときにも悪い時にも応援してくれたファンのみなさん、他のチームのプレーヤーにも感謝したいと思います。
3 年以上も私たちを支えてくれた QPAD には特に感謝します。QPAD がいなければ、私たちはもっと早くに分裂していたでしょう。
みなさん、ありがとうございます。
kuben