『Quake III Arena』をベースとした無料FPS『QUAKE LIVE』が2013年末にブラウザベースからスタンドアローンゲームに移行することが公式に発表されました。
QUAKE LIVE Standalone Game
公式サイトの発表によると、Google Chrome や Firefox がプラグインの扱い方を変更していく予定であることから、スタンドアローン版に移行することを踏み切ったとのこと。
『QUAKE LIVE』はプラグインを導入することでブラウザベースで動作する仕様となっています。
公式アナウンスには、以下のFAQが掲載されていました。
FAQ
ゲームを再ダウンロードしなければいけませんか?
QUAKE LIVEをすでにインストール済みのプレーヤーの移行はすぐに行なわれるでしょう。小さなランチャーをダウンロードしてインストールすることで、インストール済みのファイルがアップデートされます。
アップデートはいつリリースされますか?
いまのところ明確な日程は決まっておらず、2013年末前にはリリースしたいと思っています。リリース日が近づいてきたら詳細な日程をお知らせします。
どのようにしてテストに参加することができますか?
現在の課金ユーザーからスタンドアローン・クライアントのベータテスターの申し込みを受付ています。より詳しくはSubscribers Onlyフォーラムのスレッドをご覧いただき、サインアップを行なってください。
Webサイト (www.quakelive.com) はどうなりますか?
アップデートリリース後も、特定の機能はWebサイト上で利用可能となります。プレーヤーはアカウント設定の管理、プロフィールの閲覧、クランの管理、Proマッチの立ち上げを様々なWebブラウザから行なうことが出来ます。
※マネージング、フレンドとのチャット、マッチブラウザの閲覧、ゲームへの参加にはゲームの起動が必要となります
プレーヤーStatsは引き継がれますか?
はい。プレーヤーStatsはゲームのスタンドアローンバージョンに移行されます。
Mac または Linuxのサポートはありますか?
この移行によって、MacとLinuxクライアントのサポートを行なうことが出来なくなります。私たちのテスターからエミュレーションや仮想ソフトウェアを通じてゲームが動作するとの報告を受けていますが、ネイティブのMac & Linux バージョンをサポートすることができません。もしあなたがMacやLinuxで課金を行なっているようでしたら、エミュレーションや仮想ソフトウェアを使うことでのみゲームにアクセス可能となります。
QUAKE LIVE
『QUAKE LIVE』は2007年に開発が発表され、約1年半後にサービス開始。
その後、『DreamHack』『Electronic Sports World Cup』『Intel Extreme Masters』といった国際的なeスポーツイベントに正式種目として採用されていましたが、現在は採用される大会も少なくなった他、公式の日本サーバーも無くなってしまいました。
- 2007年8月 QuakeCon2007にてWebベースのQuake III Arenaを開発中であることを発表(当時のタイトルは Quake Zero) [詳細]
- 2009年2月 QUAKE LIVEのオープンβテストスタート [詳細]
- 2010年8月 課金サービス実装 [詳細]
スタンドアローン化することによって、『QUAKE III Arena』時代のように、ユーザーがサーバーを自由に立てられるようになれば、いまよりは遊びやすい環境が手に入るかもしれません。