プロスポーツチーム「東京ヴェルディ」がeスポーツに参入、サッカーゲーム『FIFA』の専属プレーヤーを公募

東京ヴェルディ

プロスポーツチーム「東京ヴェルディ」が公式サイトを通じて「eスポーツ」に参入することを発表しました。

プロスポーツチーム「東京ヴェルディ」がeスポーツに参入

「東京ヴェルディ」は日本のプロサッカーリーグ「Jリーグ」に加盟するプロスポーツチームです。
一般的に「サッカー」での知名度が最も高いであろう同チームですが、公式サイトによると「バレーボール」「トライアスロン」「フットサル」でも活動しています。

その「東京ヴェルディ」が新たに「eスポーツ」の分野に参入し、サッカーゲーム『FIFA』の専属プレーヤーを公募することを発表しました。

eスポーツ参入の理由

①新たなファン・スポンサー獲得に向けて
WEBやゲームを主戦場とするeスポーツを通じて、フットボール部門のみではコミュニケーションが難しいターゲットとの接点とし、新たなファンやスポンサーの獲得を目指します。
また将来的には、eスポーツ部門で得たファンや収益をフットボール部門の強化にも活用することで、総合型スポーツクラブの新たなカタチを創るきっかけとします。

②海外への活動展開の媒介として
アジアをはじめ、既に大きな市場を持つeスポーツの大会やイベントに参加することで、国内にとどまらず、海外においても新たなクラブのファンやスポンサーの獲得を目指します。
また現在取り組んでいる、フットボール部門の海外進出の媒介としても活用していきます。

③クラブフィロソフィーの体現方法として
国内では発展途上ではあるeスポーツに進んでチャレンジすることで、『常に野心を抱き続ける』『首都TOKYOから世界と伍して戦えるクラブを目指す』『一流のエンターテイメントを提供する』ことを掲げるクラブフィロソフィーを体現していきます。

from 公式サイトより

羽生 英之氏のコメント (東京ヴェルディ、代表取締役社長)

日本初のプロサッカークラブを目指して産声を上げ、Jリーグ発足時からプロサッカークラブとして歩んできたヴェルディが、eスポーツという新たな分野で、再びパイオニアとなれるのではと考えています。
海外に比べて、日本のeスポーツ業界は発展途上ではありますが、そこにあえてチャレンジャーとして参加することで、東京ヴェルディが日本のeスポーツを引っ張る存在になることを目指して参ります。
またその活動が、東京ヴェルディの発展にも寄与し、世界に通じるプロスポーツクラブとしての第一歩となることを期待しています

『FIFA』専属プレーヤーを公募

「東京ヴェルディ」eスポーツの参入と合わせて、サッカーゲーム『FIFA』の専属プレーヤーを公募。当面は、同タイトルでの活動を行なっていくようです。

必須条件
・日本国籍を有する18歳以上の日本人で、日本語によるコミュニケーションに不自由しない方
・東京ヴェルディ所属のプロゲーマーとして自覚を持った行動ができる方
・チームや出場する大会が定めるルールに従える方
※大会・チーム参加経験があり、優秀な成績を収めている方を優遇

応募方法
応募希望者は下記の必要事項を本文に記載の上、『esports@verdy.co.jp』までメールを送信してください。応募の締切は2016年9月23日(金)18:00です。
①氏名
②プレーヤー名
③生年月日
④住所
⑤電話番号
⑥職業
⑦Twitterアカウント ※お持ちであれば
⑧『FIFA』プレー歴/大会歴(参加大会/入賞歴)
⑨『FIFA16』過去最高ディビジョン
⑩1日の平均練習時間
⑪ほかに主にプレーしているゲーム、ジャンル(あれば)

選考の流れ
1次審査:フォーム情報による審査 ⇒ 最終審査: 担当者による面接及び実技審査

待遇
面接時に提示します。

お問い合わせ
メールにて受付します。送信先: esports@verdy.co.jp

「東京ヴェルディ」『FIFA』専属プレーヤーが活躍する舞台は?

2016年に入り、海外では日本に先駆けてプロスポーツチームのeスポーツ参入が盛んとなっています。ドイツ・ブンデスリーガ「VfL Wolfsburg」とイングランド・プレミアリーグの「West Ham United FC」がFIFAの有力選手と契約している他、過去には下記のような事例を紹介しました。

海外では、『ESL』『Gfinity』『PlayStation®Plus LEAGUE』といったプラットフォーム上で『FIFA』の競技が定期的に行なわれています。
また、『FIFA INTERACTIVE World Cup』という「Electronic Arts」公認の世界大会も存在しています(優勝賞金は2万ドル)。

日本では『FIFA INTERACTIVE World Cup』の予選や、日本eスポーツサッカー協会が主催する『Japan Special League』といった大会が存在しています。過去には、『Red Bull 5G 2013』、『eスポーツJAPAN CUP』シリーズ、『CyAC』プラットフォーム上での大会でもシリーズタイトルが採用されていた事がありました。

『FIFA』シーンについてはあまり詳しくありませんが、日本の現状だとプロスポーツチームの専属選手が定期的に活動していけるほどの規模感では無いように思えます。

では、東京ヴェルディはどこを舞台にして活動していくのでしょうか?
ヒントとなりそうなのは、先日に発表された「東京ゲームショウ2016」における『Twich』ブースのプログラムです。

こちらでは、9/16(金)のビジネスデーにeスポーツコミュニケーションズ合同会社による「日本eスポーツリーグ」の発表が行なわれます。

今回の「東京ヴェルディ」のeスポーツ参入に関するプレスリリースは、同社がゲーム媒体等へのリリース配信を担当しているようで、当サイトにも送付していただきました。

この展開と関連性から、「日本eスポーツリーグ」でFIFAが競技ゲームに選ばれ、東京ヴェルディが参加するという展開が推測出来るのではないでしょうか。

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