ロシア最大級のIT企業『Mail.RU』グループがプロゲームチームVirtus.proやSK Gamingの親会社『ESforce Holding』を買収

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世界トップクラスのプロゲームチームやeスポーツ大会・施設などを展開する『ESforce Holding』が、ロシア最大級のIT企業『Mail.RU』グループの傘下となりました。

『ESforce Holding』がロシア最大級のIT企業『Mail.RU』グループの傘下に

『ESforce Holding』は、下記の通りeスポーツにおける様々なプロジェクトを展開しています。

ESforce Holding プロジェクト

  • Virtus.pro (プロゲームチーム)
  • SK Gaming (プロゲームチーム)
  • EPICENTER (eスポーツ大会)
  • Cybersports.ru (eスポーツメディア)
  • RuHub (eスポーツ配信プロダクション・スタジオ)
  • FRAGSTORE (eスポーツショップ)
  • Yota Arena (eスポーツアリーナ)
  • Dota 2 Lounge (ゲーム内アイテムトレードサイト)
  • CS:GO Lounge (ゲーム内アイテムトレードサイト)

『Mail.RU』グループは、ゲームとeスポーツ分野におけるノウハウ・人材・環境を手に入れるため『ESforce Holding』の共同オーナーであるAnton Cherepennikov氏と投資会社の「Highland Falls Investment」から事業を買収し、全てを同社の事業として展開していく予定です。

Anton Cherepennikov氏は買収後も『ESforce Holding』のボードメンバー兼ディレクターとして引き続き取り組みを継続していきます。

取得金額は負債などを控除し、100ミリオンドル(約100億円)になるとのこと(※取得金額の記載が誤っていたため修正しました。Jamesさんありがとうございます)。
『ESforce Holding』の2017年度における収益は前年比150%増の1900万ドルで、そのうち80%は広告・賞金から得た収入で、アパレル・グッズ・イベント開催・コンテンツ制作なども収益に貢献しているそうです。

先日、ロシアの大手携帯会社「Mobile TeleSystems」がプロゲームチームの『Gambit Esports Club』を買収するという展開もあり、ロシアでもesportsがビジネス的にかなりの注目となっているようです。

Anton Cherepennikov氏のコメント(ESforce Holding director and co-owner)

今回の取引は世界市場におけるESforceの発展と統合に向けたさらなるステップと認識しています。esportsは常に私の情熱であり、ロシア最大のインターネット企業がこの2年で築き上げたビジネスとしての視点を信じてくれたことをうれしく思います。

Boris Dobrodeev氏のコメント(Mail.Ru Group, General Director (Russia))

世界のesports史上は急成長を遂げており、いくつかの市場予測では今後10年で伝統スポーツを凌駕すると報告されています。ESforceは全ての分野における世界的なリーダーの1つです。私たちは、この才能豊かなチーム全体が引き続き留まることをうれしく思います。Mail.Ru Groupによる新たな買収は、明らかに戦略にかなったものです。

私たちはESforceの成功をより素晴らしいものとするために、ソーシャルメディアやゲーム業界におけるMail.Ruグループの優位性を活用していきます。この買収は当社の戦略に完全に適合し、既存ビジネスとの相乗効果が極めて高いものです。

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