eスポーツ、FPS、MOBA、ゲーミングデバイスの最新情報を紹介する個人ニュースサイト

CS:GO『StarLadder Berlin Major 2019』で戦意喪失の「G2 Esports」、全員キル後にC4を意図的に解除せず敗北、オーナーOcelote氏、専門家Thorin氏が苦言

ドイツで開催されているCS:GOメジャー大会『StarLadder Berlin Major 2019』の「The New Legends Stage」で、France G2 EsportsがC4をわざと解除せず敗北するという展開がありました。

「G2 Esports」が全員キル後にC4を意図的に解除せず敗北

この展開が起きたのは、「The New Legends Stage」Day2 の France G2 Esports vs. Denmark Astralis 戦。

対戦マップはNukeで、前半テロリストサイドでスタートした France G2 Esportsは7-8のビハインドで前半を折り返し。France G2 Esportsはカウンターテロリストとなった後半、7ラウンド連続で敗北という非常に苦しい展開。

後半8ラウンド目、France G2 EsportsはC4を設置された後に4vs1と数的有利を作り、最後に残った Denmark device選手も倒しオールキルを達成。あとはC4を解除するだけで猶予時間もたっぷりとありましたが、1人も解除に向かおうとしませんでした。C4はそのまま爆発し、Denmark Astralisが16-7で勝利となりました。

ラストラウンドの未解除シーン

HLTV.orgのデータによれば、このマップはカウンターテロリスト側が勝率56.3%で有利という統計となっていることから、有利なはずのCTサイドで7連続敗北という状況でこれ以上やっても勝てる見込みはないという判断から実質の降参かと思われます。CS:GOには『Dota 2』などとは違い「gg」等のコールで試合を投了する仕組みがありません。

辛口評論家の United Kingdom Thorin氏は自身のTwitterにて「メジャー史上最大の失態」と投稿していました。

『ESL Pro League』等のオンライン大会ではビッグトーナメント後や成績的にがんばってもどうしようも時に捨てゲームのように思われる展開がたまに見られますが、オフラインかつメジャー大会でこのようなプレーは、これまでに無いものではないかと思います。

チームオーナーのOcelote氏は、本気か冗談か良くわかりませんが、以下のようなツイートを行なっていました。

※01:25追記 こちらはTwitterで他のチームオーナーがやっていたネタ投稿に便乗したものとおしえていただきました。Norisenさんありかどうございました。

「G2の選手達を愛していますが、ボムを解除しないという行為は許されません。
これを読んでいるあなたが、世界最高の施設でフレッシュなスタートをきりたいと願うTier1 プレーヤーならばすぐに連絡してください。移籍金を支払うと共に、世界最高の給与と解除キットを提供しましょう。」

試合アーカイブ

情報元

この記事を書いた人
Negitaku.org 運営者(2002年より)。Counter-Strikeシリーズ、Dota 2が大好きです。 じゃがいも、誤字脱字を見つけるのが苦手です。

https://twitter.com/YossyFPS/
SNSでフォローする
YouTube

取材動画、ポッドキャスト等配信中。チャンネル登録をお願いします!


アフター6ジャンクション出演時アーカイブ