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Dota 2世界大会『The International 10』、スウェーデン政府がスポーツ待遇での開催を認めずビザ問題発生、ヨーロッパの別国で実施を再検討

2021年8月5~15日に実施されるDota 2公式世界大会『The International 10』のスウェーデン開催が困難な状況であることが発表されました

『The International 10』の開催地変更で検討中

Dota 2公式サイトでの発表によると、『The International 10』をスウェーデンで開催するのが難しい状況となったのは、政府から「エリートスポーツ」と同じ枠組みで開催する承認を得ることが出来なかったためです。

この承認がないと、ヨーロッパ以外の選手・関係者などがスウェーデンに入国できないという、ビザに関連する問題が発生する可能性をもっての開催になってしまいます。

経緯

  • 2019年からスウェーデンでの開催に向けて取り組みを開始。
  • 新型コロナウイルスの影響で2020年の開催を見合わせ。
  • スウェーデン政府関係者と協力し、安全な開催に必要な取り組みについて必要な全ての情報等の提供を実施。
  • 2021年開催について、「Stockholm Live」と「Visit Stockholm」から、他の「エリートスポーツイベント」と同じく制限を免除されて開催出来る資格を有しているという説明があった
  • しかし、2週間前に「Swedish Sports Federation」(スウェーデン スポーツ連合)が「エリートスポーツイベント」としてeスポーツの実施を受け入れないことを突如として表明 ※発表記事の投稿日が6月22日なので、6月初旬頃
  • Valveは開催実現に向けて動き、問題の解決には「eスポーツ」を「エリートスポーツイベント」と分類してもらう必要があることを理解
  • Valveは「エリートスポーツイベント」として分類してもらうよう大臣に直訴したが、すぐに拒否された
  • 「エリートスポーツイベント」の分類ではないことで、EUリージョン以外からの入国が保証されない状況となる。
  • Valveは、2021年6月9日、6月14日にスウェーデン政府に対して改めて直訴するも解決の見通しが立たない状況
  • スウェーデンでの開催が認められない場合に備えて、ヨーロッパの別国で実施する代替案も平行して進めている

新型コロナウィルスの問題がある中で、一時は「エリートスポーツ」と同等に特別な免除を得て「eスポーツ」イベントである『The International 10』を開催出来るという話になっていましたが、これが突如して覆された形になります。

「エリートスポーツ」とは、文脈的にメジャースポーツや伝統スポーツのようなものであると考えて良さそうです。

スウェーデンは、2013年王者『Alliance』を輩出したほか、Counter-Strikeシリーズの強豪国としても知られているだけに、今回のような判断が下されたことは残念です。今後、考えが改められスウェーデンで開催されることを願っています。

参考:過去の『The International』開催国

  • 2011年:ドイツ・ケルン
  • 2012年:アメリカ・シアトル
  • 2013年:アメリカ・シアトル
  • 2014年:アメリカ・シアトル
  • 2015年:アメリカ・シアトル
  • 2016年:アメリカ・シアトル
  • 2017年:アメリカ・シアトル
  • 2018年:カナダ・バンクーバー
  • 2019年:中国・上海
  • 2020年:開催見合わせ
  • 2021年:スウェーデン・ストックホルム(予定)

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この記事を書いた人
Negitaku.org 運営者(2002年より)。CS:GO、Dota 2が大好きです。 ラーメン、ランニング(60km完走)、カメラが趣味です。 じゃがいも、誤字脱字を見つけるのが苦手です。

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