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『VALORANT Champions Tour 2023』インターナショナルリーグ出場30チーム発表、日本から「ZETA DIVISION」「DetonatioN Gaming」が参戦

『VALORANT Champions Tour 2023』インターナショナルリーグに出場する30のパートナーチームが発表されました。

VALORANT Champions Tour 2023

『VALORANT Champions Tour 2023』は、「インターナショナル」「チャレンジャーズ」の2ライン展開で進行されます。

インターナショナル

  • 年間王者決定戦「Champions」出場を目指す、競技シーンのメイン展開

チャレンジャーズ

  • 2024年の「インターナショナルリーグ」昇格を目指す戦い

「インターナショナル」は「EMEA」「南北アメリカ」「APAC」の3エリアで進行され、計30のパートナーチームが出場します(各エリア10チーム)

パートナーチームの選定

パートナーチームの選考は数ヶ月に渡る「書面申し込み」「詳細面談」「財政面レビュー」のプロセスを経て行なわれ、下記の条件を満たした30チームが選ばれました。

  • 「常にファンを最優先し、多様性豊かなコミュニティーを称え、プロ選手の支援に全力を尽くす」という私たちのビジョンに賛同する組織
  • 優れたコンテンツ、魅力的なブランド、求心力のあるロスターを持続的に展開することでファンとの深いつながりを築いてきた組織
  • 長期的視点を持ち、事業継続性を意識した経営をしている組織

2023年シーズンについて現在思うこと

以下は個人的な考えで、あまりポジティブではない内容だと思うので読み飛ばしていただいても大丈夫です。

以前、2023年シーズンが発表された際の気持ちとして、「期待半分、不安半分」ということを書きました

今回チームが発表されて改めて思ったことは、全競技者に対する「公平さが感じられない」ということでした。

2023年の「Champions」は、自分の理解が正しければ「インターナショナル」のパートナーに選ばれた30チームにしか出場チャンスがありません。

他のチームは「チャレンジャーズ」から2024年「インターナショナル」への昇格を目指すということになるはずですが、1年以上「Champions」に挑むチャンスがないわけで、チームや選手のモチベーションはこれまで同様というわけにはいかないでしょう。

そのような中で、チームが部門や選手を維持出来るのか、ファンも好きな選手の活躍を見ることが出来ないかもしれない状況で観戦する意欲を保てるのか、シーンの熱狂は続いていくのかなど、気になることがたくさんあります。

自分は『CS:GO』『Dota 2』『Quake Champions』などのeスポーツシーンも好きです。これらのタイトルは公式大会に向けてオープン予選があり、どのチーム・選手も出場を目指す道筋が用意されているのが、非常に魅力を感じている点の1つです。

『Overwatch League』がフランチャイズ制を採用し、限られたチーム・選手しか出場することが出来ない仕組みとなった時も、これまで頑張ってきた選手やチームが報われないことについて非常に残念だと思いました。2023年のVCTはこれと同じような印象があり、大丈夫なのだろうかというのがいまの個人的な気持ちです。

長期的な視点で見たらこれはシーンにとって正しい判断で、数年後にこの文章を見た自分が「全然わかっていなかったな」と思うことになるかもしれませんが。

そして、パートナーチームについては価値が認められ出場権を得たことについて非常にめでたいと思っており、活躍を楽しみにしています。

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この記事を書いた人
Negitaku.org 運営者(2002年より)。Counter-Strikeシリーズ、Dota 2が大好きです。 じゃがいも、誤字脱字を見つけるのが苦手です。

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