『一般社団法人日本eスポーツ連合』が、『公益財団法人日本スポーツ協会』の承認団体として加盟したことが発表されました。
『日本eスポーツ連合』の『日本スポーツ協会』加盟について
- 『日本スポーツ協会』は、日本におけるスポーツの普及・振興、オリンピック参加などに取り組む団体
- 『日本eスポーツ連合』が『日本スポーツ協会』に加盟したことは「eスポーツ」が「スポーツ」として認められたことを意味する
これまで、「eスポーツはスポーツなのか?」という議論が無限ループのように行なわれてきましたが、日本においては「eスポーツはスポーツである」と答えられる状況が整いました。
『日本スポーツ協会』加盟によりどのような発展を期待できるか
野球やサッカーといったスポーツで行なわれていることが、eスポーツにも適用されていくことになります。
今後期待される展開
- 「eスポーツ」が「スポーツ」と同じ枠組みで取り扱われていくことによる社会的地位の向上・認知拡大
- eスポーツ選手がオリンピックやアジア大会などへ、日本代表選手団の一員として出場
- eスポーツ選手を育成・強化する体制の整備
- 学校・自治体との連携 など
プレスリリース内容
JeSUは2019年より、eスポーツの全国大会である「全国都道府県対抗eスポーツ選手権」を、実行委員会の一員として主催してきました。同選手権は、2019年の「いきいき茨城ゆめ国体」の文化プログラムとして承認されており、その後コロナ禍による国体の中止・延期を挟んだ後も、「いちご一会とちぎ国体」(2022年)、「燃ゆる感動かごしま国体」(2023年)、「SAGA2024国スポ」の文化プログラムとして開催を続けてきました。
昨年12月に開催した「全国都道府県対抗eスポーツ選手権 2024 SAGA」には、日本全国から40万人を超えるeスポーツプレイヤーが参加しており、日本におけるeスポーツ競技人口の拡大と全国各地のeスポーツの普及・定着に向けて、着実に歩みを進めています。
また、2026年に開催が予定されている第20回アジア競技大会(2026/愛知・名古屋)では、前回の杭州大会に引き続きeスポーツが正式種目となることが決定しており、日本代表選手の競技力の向上がJeSUにとっても優先課題の一つとなっています。
JeSUは、日本におけるeスポーツの統括競技団体として、JSPOへの加盟を機に、各競技のスポーツ団体との連携を今後一層強化していくことによって、eスポーツ選手のさらなる競技力向上に取り組んでいきます。
JeSUは今後も、日本におけるeスポーツの振興を通して国民の競技力の向上及びスポーツ精神の普及を目指し、これをもって国民の健康とともに、社会・経済の発展に寄与することを目的として活動していきます。