Counter-Strike大会『eXTREMESLAND 2024 CS ASIA Open Final』の優勝賞金受け取りを巡ってチームと選手が対立、大会運営側が経緯と支払いについて説明を行ないました。

eXTREMESLAND 公式声明 賞金配分に関する紛争について

背景

2024年1月14日~19日に開催した『eXTREMESLAND 2024 CS ASIA Open Final』の優勝チームは「XO esports」となりました。メンバーはOSAMAS、Oscar、Dodal、Polbandana、Senpai、ViTaです。

大会終了後、大会主催者である我々は BenQ Middle East に対し、優勝賞金40,000ドル の配分を委託しました。そこで、「XO esports」と選手の双方が賞金権利の帰属について主張しました。

双方の立場を確認し、合意を得るために最大限の努力を尽くしましたがお互いに主張をゆずりませんでした。選手側はチームとの交渉を拒否する状態でした。大会主催者は、チームと選手間の契約上の権利や義務を判断する立場にありません。

大会主催者の決定

大会規約の第2条は、今回のような状況について対象となっていません。大会主催者は、トーナメントにおける公平性と完全性を維持するために、ルールを修正・変更する権利を持ちます。大会主催者は、ルールブックと状況に即して、関係者全員にとって平等となる方法で問題を解決するために努めます。

大会主催者は、大会規約第2条に基づき、選手6名に賞金を均等配分する決定を下しました。これにより、主催者は賞金の支払い義務を果たしました。

この決定は、大会主催者が賞金権利の帰属について正式に決定したものではありません。権利の帰属については、チームと選手が解決すべきものです。今後の内部的な問題や法的な争いについて、大会運営者は責任の範囲外となります。

みなさんにお伝えしたいこと

eXTREMESLANDは、10年以上にわたりアジア・パシフィック地域のCounter-Strikeプレイヤーに対して公平な競技プラットフォームを提供することに努めています。

今回の件について、双方にとって満足となる解決に至らなかったことについて残念に思います。今後、双方が建設的な解決に至り、Counter-Strikeコミュニティの成長に引き続き貢献していただけることを願っています。

本声明の発表を持って、大会主催者は本件に関する一切の回答を控えさせていただきます。

情報元