『Counter-Strike 2』のアップデートがリリースされています。先日公開された、プレリリース版ビルド(1.41.1.3-rc1)の内容が正式版に取り込まれました。

Counter-Strike 2 Pre-Release Update

ENGINE

  • エンジンコードを最新版「Source 2」にアップデートした
  • 弾丸貫通シミュレーションを再設計することによりCPU使用率を減らした
  • クライアントパーティクル、サウンドエフェクト処理に関するコア使用を改善し、射撃中の全体的なCPU使用率を減らした

GAMEPLAY

  • C4解除中は武器のビューモデルが下がり、スコープ使用不可、解除終了後150msは射撃ができないようにした
  • C4がハーフタイム中、試合終了後に爆発しないようにした
  • 「sv_predictable_damage_tag_ticks」から誤って1 tick減算処理されてしまっている場合があるのを修正した

UI

  • 「Major Highlight」クリップを観戦者ロードアウトから視聴可能にした
  • 選択したプレイヤーをチームカウンターで視認しやすくした
  • インベントリ内のコンテキストメニューがカーソル位置に合わせて展開されるようにした
  • HUDの武器モードインジケーターを弾薬数の隣に移動させた
  • ドライ環境に切り換えて武器をインスペクトする際に、武器の表面に付いた雨粒が除去されるようにした

MAP SCRIPTING

  • 「cs_script」の「enum(列挙型)」をインポート可能にし、「TypeScript」の「enum」と同じ挙動にした
    • CSWeaponType.PISTOL == 1
    • CSWeaponType[1] == “PISTOL”
  • 新たなenumを追加「CSRoundEndReason」「CSHitGroup」「CSLoadoutSlot」「CSDamageTypes」「CSDamageFlags」「CSWeaponAttackType」
  • ヘルスショット用のギアスロットとして「CSGearSlot」に「BOOSTS」を追加した
  • 「Instance.OnRoundEnd」をアップデートし、ラウンド終了の理由を受け取るようにした
  • 「Instance.OnBeforePlayerDamage」が「damageType」「damageFlags」の値を受け取るようにアップデートし、結果に応じてこれらの値を変更できるようにした
  • 「Instance.OnPlayerDamage」が「damageType」「damageFlags」の値を受け取るようにアップデートした
  • 「Instance.OnKnifeAttack」が「attackType」の値を受け取るようにアップデートした
  • 「Instance.TraceLine」「Instance.TraceSphere」「Instance.TraceBox」をアップデートした
    • トレース設定で無視するエンティティを配列または単一のエンティティとして指定可能にした
    • トレース設定でヒットボックスに対するトレース指定を可能にした
    • ヒットボックスをトレース対象とした場合、トレース結果にhitGroupを含むようにした
  • 「Instance.BulletTrace」の結果に「hitGroup」を含むようにした
  • 「Entity.TakeDamage」をアップデートし「damageType」と「damageFlags」を受け取るようにした
  • 「CSWeaponData.GetGearSlot()」を追加した

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