『FaZe Clan』が今後はeスポーツに注力していく方針を発表しました。
FaZe Clanの発表
It’s heartbreaking to see this era of FaZe come to a close. It’s beyond tragic the way it all ended, it’s been an emotional few days.
We wish the boys the best not only as creators, but as people too. FaZe has always felt like a family, so we will always unconditionally root for… pic.twitter.com/mM0hybm89E
— FaZe Clan (@FaZeClan) December 28, 2025
FaZe Clanの一時代が終わりを迎えることは胸が張り裂ける思いです。
悲劇的な終わり方で、この数日は感情が揺さぶられる日々でした。
クリエイターとしてだけでなく、1人の人間としても今後の活躍を願っています。
FaZe Clanはいつでも家族のような存在だと感じてきました。
ですから、これからも彼らを無条件に応援し、サポートしていきます。
FaZe eSportsは独立した組織として運営されており、今後も変わりません。
むしろ、今後のFaZe Clanはeスポーツを活動の中心としていきます。
FaZe Forever 2010 – ♾
経緯
FaZe Clanは、「GameSquare」に買収された後、以下の2社体制で運営されています。
FaZe Esports
- eスポーツ部門の運営を担当
- GameSquareが株式100%保有
FaZe Media
- 2024年4月:FaZe Clan創設者のBanks氏が代表を務め、ブランド・メディア・IPなどの管理を担当する企業として2024年5月に設立。Matt Kalish氏が1,100万ドルを出資しFaZe Mediaの株式49%を保有し取締役就任、GameSquare保有率51% [公式発表]
- 2024年6月:FaZe創設者のBanks氏がFaZe Mediaの株式25.5%を取得、GameSquare保有率 25.5% [公式発表]
- 2025年4月:Gigamoon MediaとFaZe創設者のBanks氏がFaZe Mediaの株式25.5%を取得、Gamesquare保有率 0% [公式発表]
主要クリエイターの脱退
今回、主要クリエイター6名が立て続けにFaZe Clan脱退を表明しました。
FaZe MediaのMatt Kalish氏は、コンテンツクリエイターエージェンシーHardScopeの代表を務めています。クリエイターたちは同社との契約を迫られたものの、折り合わなかったことが要因と報じられています。
※この点について、FaZe Clan側から詳細な公式説明は行なわれていません
eスポーツ部門に影響はなし
FaZe Esportsは、GameSquareが株式100%保有して運営されているため、今回のクリエイター離脱による影響はありません。
チーム公式発表にあるとおり、今後のFaZe Clanはeスポーツ展開がメインになっていきます。
現代のeスポーツチームは、強力なクリエイター・インフルエンサーを獲得することで、注目や影響力・発信力を持つことが主流になっています。
FaZe Clanは、その先駆けとも言える存在でしたが、全く異なる新たな展開を歩むことになりました。
『FaZe Clan』のCounter-Strike部門は、今月に開催されたメジャー大会『StarLadder Budapest Major 2025』で準優勝となっています。
メンバーの立て直し、一番最初のステージ1からステージ3を勝ち抜けプレーオフ進出、そして準優勝という快挙でした。










