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『eスポーツグラウンド』が第 14 回文化庁メディア芸術祭 エンターテインメント部門 審査委員会推薦作品に選出

エウレカコンピューター株式会社が制作した体感型ゲームプラットフォーム『eスポーツグラウンド』が第14回『文化庁メディア芸術祭』エンターテインメント部門 審査委員会推薦作品に選出されたことが発表されています。

eスポーツグラウンド

『eスポーツグラウンド』はプレイヤーの身体の大きさと同じ大きさのゲームキャラクターが画面に登場し、地面(グラウンド)に投映された映像の中にすっぽりとはいりこんで、自分自身が動いて遊ぶことが出来るプラットフォームです。

以下の画像や写真を見て貰うと、一目瞭然でどのようなものかわかっていただけるでしょう。

eスポーツグラウンド概要 2010/9

eスポーツグラウンド-1- eスポーツグラウンド-2-
eスポーツグラウンド-3- eスポーツグラウンド-4-

eスポーツグラウンドをプレーする様子 [一覧]

文化庁メディア芸術祭公式サイトが重すぎて全く開かないので Wikipedia で調べてみたところ、下記のようなものであると説明されていました。

文化庁メディア芸術祭(ぶんかちょうメディアげいじゅつさい)は文化庁とCG-ARTS協会が主催しているアートとエンターテインメントの祭典。メディア芸術の創造とその発展を図ることを目的に、1997年度から毎年実施されている。
from Wikipedia

『eスポーツグラウンド』が審査委員会推薦作品となったエンターテインメント部門では、過去に任天堂の『Wii Sports』などが大賞を受賞しています。

今後『eスポーツグラウンド』は、ゲーム開発者からのソフトウェア提供を受け 20011年度中に国内数カ所で常設展示を行い、2012年度には商品化を目指していく予定とのこと。
『eスポーツグラウンド』に載るソフトによって、様々な競技を楽しむことが出来るようになります。

ちなみに、当サイトをご覧になっている方が認識している「eスポーツ」とは意味合いが違うのではないかと考える人もいると思います。
リリースでは、「eスポーツ」について以下のように説明されていました。

eスポーツとは
「eスポーツ」とはコンピューターの中の空間。つまり「コンピュータースペース」で繰り広げられる新しいスポーツのコンセプトであり、近年好評の体感型ゲームなども、ビデオゲームの枠を飛び出した、新しいかたちのスポーツとして認知されつつあります。
従来のスポーツは実世界の変えることの出来ない物理環境の中での身体活動を指していましたが、情報科学が発達してきた現代では、プログラム可能な「コンピュータースペース」の中でもスポーツをするようになってきたと考えられています。「eスポーツ」は、結果的にコンピューターのような情報科学と物質科学の間を、グラウンド(世界)とプレイヤー(身体)という切り口で遊び、研究し、学ぶための新しい提案になっています。


犬飼さん、受賞おめでとうございます。
受賞に合わせて『eスポーツグラウンド』の公式サイトが公開されているのでこちらもチェックしてみてください。

情報元

この記事を書いた人
Negitaku.org 運営者(2002年より)。Counter-Strikeシリーズ、Dota 2が大好きです。 じゃがいも、誤字脱字を見つけるのが苦手です。

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