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賞金総額20万ドル以上のDOTA2世界大会『ESL One Frankfurt 2014』で Invictus Gaming が優勝

ESL One Frankfurt 2014

2014年6月28日(日)、29日(日)に開催された賞金総額20万ドル以上のDOTA2世界大会『ESL One Frankfurt 2014』で China Invictus Gaming が優勝となりました。

ESL One Frankfurt 2014

『ESL One Frankfurt 2014』は、ドイツのサッカースタジアム・Commerzbank-Arenaにて開催されました。大会には、招待2チームおよび予選を勝ち抜いた6チームを併せた、計8チームが出場。

大会はシングルイリミネーション方式のトーナメントで進行され、決勝戦で China Invictus Gaming が United States Evil Geniuses に 2-1 で勝利し優勝となりました。

順位

  • 1位: China Invictus Gaming – 約$80,000
    • Chuan, Faith, Ferrari_430, Luo, YYF
  • 2位: United States Evil Geniuses – 約$40,000
    • Arteezy, Mason, ppd, Universe, zai
  • 3-4位: Sweden Alliance – 約$20,000
    • AdmiralBulldog, Akke, EGM, Loda, s4
  • 3-4位: Europe Fnatic – 約$20,000
    • Fly, H4nn1, n0tail, Trixi, Xcalibur
  • 5-8位: Ukraine Natuce Vincere 約$10,000
    • XBOCT, Dendi, Funn1k, KuroKy, Puppey
  • 5-8位: Europe Cloud 9 約$10,000
    • Aui_2000, bOne7, EternaLEnVy, pieliedie, SingSing
  • 5-8位: Europe Mousesports 約$10,000
    • FATA, MiSeRy, MSS, pajkatt, paS
  • 5-8位: China ViCi Gaming – 約$10,000
    • Fenrir, fy, rOtk, Super, Sylar

ファイナル China Invictus Gaming [2-1] United States Evil Geniuses

GAME 1

1試合目は United States Evil Geniuses が開始3分で3killを取り幸先のいいスタート。8分にはスモークを使って身を隠し China Invictus Gaming のMidを倒し4kill目を獲得。

一方、China Invictus Gaming は倒されはするもの、12分過ぎにはトップ、ミッド、ボトムの1st タワーを全て破壊し獲得マネーでUnited States Evil Geniusesを逆転。ゲームをリードします。

敵は倒しているもののレーンを押され不利なゲーム展開の United States Evil Geniuses ですが、15分すぎの集団戦で4人を倒したのをきっかけに流れをつかみます。

United States Evil Geniuses は、Faceless Voidが飛び込みから Ultimateスキルで敵の動きを一気に封じ込め、Razorらが一気にたたみかけるパターンで次々に敵を撃破。敵5人を全滅させる派手な集団戦が2~3回飛び出すという見応えのあるシーンの連続で一気にゲームの流れを変え、1ゲーム目を勝利しました。

Invictus Gaming [vs] Evil Geniuses

GAME1 - Invictus Gaming [vs] Evil Geniuses

GAME 2

2試合目は数分で互いに2キルずつをとり、さらに6分には4-4と激しい序盤展開となります。China Invictus Gaming は今回もレーンを推し進め、12分すぎには全ての1stタワーを破壊。さらに、有利な展開のまま中立クリープのRoshanを倒し経験値と復活アイテムを獲得してアドバンテージを得ます。

その後は、United States Evil Geniuses が China Invictus Gaming に各個撃破され防戦的な展開となり、そのままゴリゴリとレーンを押し進めつつ United States Evil Geniuses のヒーローを倒し続け China Invictus Gaming が勝利となりました。

GAME2 - Invictus Gaming [vs] Evil Geniuses

GAME 3

優勝がかかった3試合目は、China Invictus Gaming 開始4分で3kill、さらにタワー獲得やkillを重ね、気づけば13分の時点で9-0とスコアが開きます。そのまま China Invictus Gaming は手が付けられない状態となり、ゲームを完全にコントロール。

Invictus Gaming [vs] Evil Geniuses

次々とタワーを破壊しつつ United States Evil Geniuses のプレーヤー達を蹂躙。29分頃にUnited States Evil Geniuses が投了し、22-0と一人もヒーローを倒させれることのないまま王者の座を手にしました。

GAME3- Invictus Gaming [vs] Evil Geniuses

試合結果

Final

  • China Invictus Gaming [1-2] United States Evil Geniuses

Semi Final

  • Europe Fnatic [1-2] United States Evil Geniuses
  • China Invictus Gaming [2-0] Sweden Alliance

Quarter Final

  • Europe Mousesports [1-2] China Invictus Gaming
  • China ViCi Gaming [1-2] Europe Fnatic
  • Sweden Alliance [2-0] Europe Cloud 9
  • United States Evil Geniuses [2-0] Ukraine Natuce Vincere

各試合の実況配信アーカイブは、下記のリンクから視聴可能となっています。

VOD

写真

来週から開催される世界大会『The International 4』に出場する16チームのうち8チームが出場した今回は China Invictus Gaming が制する形となりました。

『The International 4』は10億円以上がかかる大会で非常に注目を集めています。
今回の上位チームが、『The International 4』でも活躍することになるのでしょうか。

情報元

この記事を書いた人
Negitaku.org 運営者(2002年より)。Counter-Strikeシリーズ、Dota 2が大好きです。 じゃがいも、誤字脱字を見つけるのが苦手です。

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