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ゲーミングシート『ARTISAN Hyper Gaming Sheet』インプレッション

ARTISAN Hyper Gaming Sheet L
ゲーミングシート『ARTISAN Hyper Gaming Sheet』を試してみた感想を紹介します。

ARTISAN Hyper Gaming Sheet

『ARTISAN Hyper Gaming Sheet』は、ゲーミングマウスパッド『ARTISAN KAI.g2』 U シリーズに採用されている滑り止め素材を使ったデバイスのズレを防止するシートです。

結論から先に書くと、ほとんどのデバイスがピクリとも動かないほどの滑り止め効果があり、値段相応かそれ以上の価値がある製品ではないかと思います。

こちらの製品には 3 サイズがあり、今回は L サイズを購入してみました。

サイズ・価格

  • ARTISAN Hyper Gaming Sheet S
    • サイズ : 横 430mm × 縦 360mm × 厚さ 1 mm
    • 価格 : 3,220 円(税込)
  • ARTISAN Hyper Gaming Sheet M
    • サイズ : 横 490mm × 縦 430mm × 厚さ 1 mm
    • 価格 : 3,640 円(税込)
  • ARTISAN Hyper Gaming Sheet L
    • サイズ : 横 850mm × 縦 430mm × 厚さ 1 mm
    • 価格 : 4,590 円(税込)

製品の外観や使い勝手の感想は以下のような感じです。

インプレッション

製品外観

ボックスは以下のようになっており製品についての説明が書かれています。
こちらによると、水洗い可能でハサミ等で切りサイズを調整することができるとのことです。

ARTISAN Hyper Gaming Sheet ボックス -1- ARTISAN Hyper Gaming Sheet ボックス -2-
ARTISAN Hyper Gaming Sheet ボックス -3- ARTISAN Hyper Gaming Sheet ボックス -4-

製品箱

ARTISAN Hyper Gaming Sheet + iPod touch
サイズ比較のために近くにあった iPod touch を置いてみました。かなり大きいです。

ARTISAN Hyper Gaming Sheet サーフェース
サーフェースの右下には製品名と ARTISAN のロゴが入っています。
日本製を強調するために『Made in Japan』の文字も。

表面はかなりのグリップ力があります。
粘着素材などは使われておらず、純粋に素材と加工によって滑りを実現しているようです。
購入前はマウスパッドとしても使えるのだろうかという疑問がありましたが、試してみたところマウスを動かせるレベルではなくマウスパッドとしては使用できません。

ARTISAN Hyper Gaming Sheet 裏面
裏面も同様で、デスク等から 1 ミリたりともずれないと言って良いほどピタリと固定されます。

設置

まずは設置環境の紹介から。

デスク(設置なし状態)

汚くて申し訳ないですが、エレクター風なメタルラックを PC デスク風に組み上げたものを使用しています。

デスク

デバイスを置く部分が平らではなく格子状なのですが、このような不安定なところに設置してもズレが全く発生せずしっかりとした土台になってくれます。

デスク(設置比較)

  コルクシートARTISAN Hyper Gaming Sheet
シートのみコルクシートARTISAN Hyper Gaming Sheet
デバイス設置コルクシートでのデバイス設置ARTISAN Hyper Gaming Sheet でのデバイス設置

見た目的にデバイスとあったブラックで統一されて格好良くなりました。

滑りの検証

滑りの検証については以下の通りです。

  • ○ ARTISAN Kai.g2 U-M
  • ○ QPAD | HeatoN
  • ○ Razer Megasoma
  • ○ Realforece 106
  • ○ SMART PAD ARTISAN (Cloth Type/WL)
  • ○ SteelSeries Qck mass
  • ○ SteelSeries S&S
  • ○ SteelSeries SP
  • ○ ZOWIE SWIFT
  • ▲ ZOWIE GEAR G-TF

キーボードは指で思いっきり押しても 1 ミリたりともずれません。かなり驚きました。

マウスパッド『ZOWIE GEAR G-TF』をレビュー時に、滑り止めの甘さが気になっていたので改善されるかなと思ったのですが若干程度滑りが確認できました。
キーボードが完全に固定されたことを考えると、これはシートの問題と言うよりも G-TF の裏面素材の形状の方の問題かなと思います。

滑らなすぎることに対する懸念

本当に驚くくらいデバイスが固定されますが、逆にこれが短所となりうると思う場合があります。

デバイス位置の細かい調整が出来ない
先にも書きましたが、例えばキーボードの位置を調整しようと思い動かそうとしても動きません。
通常であれば少しずつ横にずらせばよいですが、わざわざ持ち上げて調整しなくてはなりません。

マウスコードが引っかかる
マウスコードの使い方次第ですが、コードがシートに擦れるような置き方の場合、コードが摩擦の影響を受けて操作に違和感を感じるようになります。

コードはホルダー等で持ち上げ、シートから放すようにする必要がありそうです。

ARTISAN Hyper Gaming Sheet + マウスコード ARTISAN Hyper Gaming Sheet + マウスコード調整

総評

とりあえずざっと試してみたりした感想としては、買ってがっかりすることはなく、逆に思った以上の性能で驚きました。

気になる点としては、滑り止め効果が高すぎるせいで汚れまでも滑り止めしてしまっているところです。設置を繰り返していただけで結構汚れがついてしまいました
(デバイスを掃除しましょう、ということかもしれませんが)

値段については最初は高いように思いましたが、デスクマットとして使用できるマウスパッドとの価格を比較したり、実際使用してみた後からすると妥当だと思います。
デバイスのズレを気にしている人は是非とも試してみて欲しいところです。

参考

この記事を書いた人
Negitaku.org 運営者(2002年より)。Counter-Strikeシリーズ、Dota 2が大好きです。 じゃがいも、誤字脱字を見つけるのが苦手です。

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コメント (0)
  1. breek より:

    高いと思ってたけどそうでもないのかな。
    ただマウスコードが引っかかるのは俺の環境だと辛いかな・・・

  2. nEnd より:

    アーケードスティック置くのにもよさそうです:)
    水洗い可能ってのもいいですねー 結構埃溜まっちゃいそうですし

  3. Sizuken より:

    great review!
    水洗いでどの程度まで汚れが落ちるのか気になりますね。

  4. koharu.jp より:

    便利そうなんですけどすこし高いです。

  5. Kitacchi より:

    高いので買いません

  6. anaron:P より:

    Lサイズが2000円ぐらいなら買っても良いかなって思えるレベル。

    あと、G-TFはやっぱり裏面が駄目ですね。それ以外は良いんですが。

  7. Sinfi より:

    でかいのは良いですよねー
    値段そんな高いです・・・?
    大きさの割に妥当かと思ってましたけど皆が言うのなら高いんですかね;