eスポーツ、FPS、MOBA、ゲーミングデバイスの最新情報を紹介する個人ニュースサイト

Fnatic が Counter-Strike: Global Offensive チームを解散

Fnatic

Denmark Fnatic が Counter-Strike: Global Offensive チームの解散を発表しました。

End of an era: and a new beginning

Fnatic は数週間前からチームの再編成を模索していました。
その過程で、先日 Andreas “MODDII” Fridh 選手が Sweden Epsilon に移籍
その数日後、Fnatic はチームの解散という結論に達したことを発表しました。

今回の発表のまとめ

  • 数週間に渡る議論の末に、CS:GO チームを一時的に解散することを決定
  • Friis と Xyp9x は Denmark Copenhagen Wolves に移籍
  • Karrigan は Germany Playing Ducks に移籍
  • Trace は引退
  • 将来的に活動を再開する可能性あり

以下はチーム各選手のコメントです

各選手のコメント

Patrik “cArn” Sättermon ( Fnatic Cheif Gaming Officer)

全てには始まりがあり終わりがあります。
8 年前の 2005 年後半、Fnatic は CS 部門を新しく再構築する決断をし、象徴的なスナイパー Harley “dsn” Örvall 選手を含む若く情熱的なプレーヤーたちが加入しました。

新しい Fnatic の CS チームは数年に渡りトロフィー、名誉、賞金をもたらし、世界で最も安定した CS チームの一つであるというポジションを固めました

幾つもの世代のプレーヤーたちがチームに加わりそして去って行ったにも関わらず、いまだに千切れない鎖・血統がこのチームを導いています。

私たち Fnatic はここに多くの価値を注ぎ込んでいます。
そして、それが私たちはを誇り高く謙虚にし、2005 年後半から長期間にわたり生き残り成功することにつながりました。

私たちの主な強みは、共に戦うための能力、調和と成功をもたらすための価値観を社会とゲームにおいて共有していることです。

私たちは初めて CS:GO に着手して以来、チームにおける調和に苦労しています。これによりいくどものメンバー変更が行われ、ワールドレベルの試合における不安定なパフォーマンスがフラストレーションを引きおこす原因となりました。

チームは上記の理由からプレーヤーを失った時に、先人たちの遺産を引き継ぎトップに君臨するための情熱や考え方を共有するのを確実とするために CS:GO の戦略を修正する必要に迫られました。

数週間にわたる内部的な議論から、Fnatic は一時的に CS:GO 部門を閉鎖するという結論に達しました。これは急すぎる解決策かもしれませんが、Fnatic、そして CS ファンの皆さんどうかパニックにならないでください。私たちは別のタイトルに行ってしまうわけではありません。再び復活します。

まずそうお伝えすることで以下の発表を行なうことが出来ます。Friis と Xyp9x は Copenhagen Wolves に移籍し Counter-Strike に取り組んでいきます。Karrigan はドイツチーム Playing Ducks でプレーを継続します。

今晩行なうもう一つの発表は、一年前に Fnatic に加入した Martin “Trace” Heldt が引退するということです。

最も印象的な Counter-Strike プレーヤーがプロゲーミングの世界を去るのをみるのは非常に悲しいことです。私たちは、神が才能を授けた Martin と共に働き、ゲーミングにおける彼の最も価値ある目的達成を手助けできたことを幸せに思います。

Michael, Martin, Finn ,Andreas の ハードワークとチームへの献身に感謝します。みなさんの人生とゲーミングの全ての幸運を祈ります。私は非常に寂しいです。

最後に、これは一つの時代の終わりであり新たな時代の始まりであることをお伝えしたいと思います。

日は西に沈み、星はゲーミングの空から落ちました。
しかし、私たちはより素晴らしい太陽が再び東から登ることを知っています。
それを見守ってください。新しい時代がやってきています。

Patrik “cArn” Sättermon
CGO Fnatic

Martin “Trace” Heldt
本日引退を発表し悲しいものの安心したという両方の気持ちです。

2012 年に Fnatic へ加入し、世界最高の CS1.6 チームとしてのタイトルを守ってきました。CS1.6 時代の最後を支配したことを誇りに思っています。

私は他のチームよりも半年遅れで CS:GO をスタートしましたが、この取り組みに可能性をもたらすと決めめました。

トーナメント結果は良くもあり悪くもありましたが、Fnatic がナンバーワンになることだけを望む人達にとっては残念な結果であっただけです。

私は愛する CS1.6 ほど CS:GO をまったく愛していませんでした。このゲームで他のチームがしているような、トップを維持するのに必要となる数千時間を費やすことが出来ると思えませんでした。

私の CS の旅はいまおわりました。それはとんでもないものでした。

全てがなくなってしまいます。

遠征、Vent で過ごす時間、結束、雰囲気、そして数千人が見ていると知っている激しい試合でプレーする時にこみ上げてくる言葉に言い表せないもの。

私をサポートしプレーを楽しんでみてくれたみなさんに感謝します。
それは私にとって世界を意味しました。

Michael “Friis” Jørgensen
涙と共に Fnatic へお別れを言わなくてはなりません。
チームは私が求める世界で最高のチームを作るというチャンスを与えてくれました。

チームを去るのは私が望むことではありませんでしたが、Fnatic が世界最高の CS チームに返り咲くためのチームを見つけることに期待しています。

これまで Fnatic で共にプレーしたメンバー達に感謝します。特に Anne, Patrik, Richard, Rasmus, Farre ありがとう。Fnatic で過ごした時間は忘れることが出来ません。

Andreas “Xyp9x” Højsleth
Fnatic に加入してから、そしてそれ以前から私たちはチームを発展させることに苦労してきました。

様々な戦績でしたが、主にそれらは納得のいく結果ではありませんでした。
Fnatic は私たちに自身を証明するためのチャンスと時間を与えてくれましたが印象を与えることが出来ませんでした。

私は Friis と共に Copenhagen Wolves に加入します。最高の才能を持つこのチームに興奮しています。
最後に、Fnatic のプロフェシェナリズムに感謝を述べたいと思います。

Finn “Karrigan” Andersen
私は再び Fnatic を去ります。

Fnatic のためにプレーすることを本当に楽しんでいたので、非常に悲しいです。

私たちは最後のトーナメントで進化していたと思いますが、残念なことに十分ではなく本日のような状況となりました。

私は Fnatic が CS のトップとなる道を見つけることを望んでいます。私は自身をシーンに知らしめたいというモチベーションがあるので再びドイツシーンへと向かいます。

Fnatic の幸運を祈ると共に、常に信頼でき誠実な組織と cArn に感謝します。

最後の言葉
最後に、Fnatic の元で戦ったプレーヤー全てに感謝したいと思います。

私たちの CS1.6 チームは 2012 年を最も支配したチームでした。あなたにお約束します。これは私たちが Counter-Strike Global Offensive においてギブアップしたことを意味しません。Patrik が言ったように、私たちは将来の計画があります。ご期待ください。

再び、Fnatic のためにプレーした先人プレーヤー達に感謝します。

ラインナップ

Fnatic (解散)

  • Denmark Martin “Trace” Heldt
  • Denmark Michael “Friis” Jørgensen
  • Denmark Andreas “Xyp9x” Højsleth
  • Denmark Finn “karrigan” Andersen

Copenhagen Wolves

  • Denmark Andreas “Xyp9x” Højsleth
  • Denmark Nicolai “device” Reedtz
  • Denmark Peter “dupreeh” Rasmussen
  • Denmark Michael “Friis” Jørgensen
  • Denmark Henrik “FeTiSh” Christensen

Playing Ducks

  • Germany André “kirby” Kempa
  • Germany Johannes “tabseN” Wodarz
  • Serbia Nikola “LEGIJA” Ninic
  • Netherlands Chris “chrisJ” de Jong
  • Denmark Finn “karrigan” Andersen
  • Germany Jens “shirox” Wietow (backup)

情報元

この記事を書いた人
Negitaku.org 運営者(2002年より)。Counter-Strikeシリーズ、Dota 2が大好きです。 じゃがいも、誤字脱字を見つけるのが苦手です。

https://twitter.com/YossyFPS/
SNSでフォローする
YouTube

取材動画、ポッドキャスト等配信中。チャンネル登録をお願いします!


アフター6ジャンクション出演時アーカイブ
コメント (0)
  1. Delgohan より:

    >新しい時代がやってきています。
    ってことはなんか新チームができるんすかね
    スウェーデンで新チームとか?
    解散の危機とか言ってるESCがFnaticになるとか?

  2. Mikado より:

    ;;

  3. apabi より:

    丁度いまダイアリーでチームの意識がーっていうのがあったしピンポイントな記事だね
    やはりモチベーションは維持が難しいんだな
    cs:goはチームも少なくなってきてるし苦しい状況
    いつの間にかどんどん寂しくなってきちゃったな

  4. empty より:

    karrigan戻って1.6のときのメンバーに戻して
    これからfnaticくるかなー?と思ってたら
    1ヶ月で解散とは・・・orz

  5. MamE より:

    またfnaticジャケット着て応援できる日が来るのを楽しみに待ってます

  6. Hubble より:

    復活するときはスウェーデンチームとして復活してほしい

  7. これ誰の乳首ー?俺のー! より:

    だからってお前だけがイエティじゃねえ

  8. jλcks より:

    CSGOはクソ、はっきりわかんだね。

    だからこれから毎日CSPやろうぜ?

  9. Kitacchi より:

    CS:GOは全体的に選手のモチベーションが低いような気がするんだが・・