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FnaticとGODSENTのCS:GO部門がトレードを実施、KRiMZ、JW、flushaが移籍

GODSENT

Sweden Fnatic と Sweden GODSENTのCS:GOチームが新ラインナップを発表しました。

FnaticとGODSENTのCS:GOチームがラインナップを変更

3度のメジャー大会制覇を達成した Sweden Fnaticが3選手を放出する衝撃のラインナップ変更を発表しました。

Sweden Fnaticはチーム内部に問題を抱えており、チーム内が分裂状態になってしまっていたとのこと。この問題を解決することを試みましたが実現は難しく、Sweden Fnaticは選手達の今後の事を考えてチームを健全に分裂させることを決定。

両派ともにSweden Fnaticに残留することを希望しましたが、2015年11月に Fnaticを去ったインゲームリーダーの Sweden pronax選手が立ちあげた Sweden GODSENTとの交渉の結果、FnaticからはSweden Jesper “JW” Wecksell、Sweden Robin “flusha” Rönnquist、Sweden Freddy “KRIMZ” Johanssonが Sweden GODSENTに移籍。

代わりに Sweden GODSENTからはSweden Jonas “Lekr0” Olofsson、Sweden Simon “twist” Eliassonの2名が Sweden Fnaticに加入する事となりました。

また、Fnaticはスタンドインとして参加していたSweden John “wenton” Eriksson選手を正式にメンバーに加え、両チームは下記のラインナップのようになっています。

Fnatic

  • Sweden Olof “olofmeister” Kajbjer
  • Sweden Dennis “dennis” Edman
  • Sweden John “wenton” Eriksson
  • Sweden Jonas “Lekr0” Olofsson
  • Sweden Simon “twist” Eliasson
  • Sweden Viktor “vuggo” Jendeby (Coach)

GODSENT

  • Sweden Markus “pronax” Wallsten
  • Sweden Andreas “znajder” Lindberg
  • Sweden Jesper “JW” Wecksell
  • Sweden Robin “flusha” Rönnquist
  • Sweden Freddy “KRIMZ” Johansson
  • Sweden Alexander “rdl” Redl (Coach)

Fnaticは過去にもチーム分裂の問題を経験しています。

当時は若手で現在は Sweden Ninjas in Pyjamasの一員として活躍する Sweden Patrik “f0rest” Lindberg選手と Sweden Christopher “GeT_RiGhT” Alesund選手が、ベテランの Sweden Patrik “cArn” Sattermon 選手、Sweden Harley “dsn” Orwall選手を外し若手中心のラインナップにすることを要望。

Fnaticオーナーはチームの伝統を引き継ぐベテラン勢を中心にチームを立て直すことを選び、当時のラインナップは分裂。

今回は当時その問題に直面した cArn氏は現在チームのマネジメント側で Chief Gaming Officer として活躍しており、olofmeister側を選ぶ結果となっています。

新たにFnaticからの3選手を加えた Sweden GODSENTのラインナップは、大活躍を見せた2015年の Sweden Fnaticラインナップ4名を含む構成となります。

GODSENTの創設者である pronax選手以外の4選手も、チームのシェアホルダー(株主)となり、共同経営者としてチームの運営に参画していくそうです。

この方式は、Denmark Astralis も導入しており話題となりました。

両チームともに公式のコメントを出しており、特にFnaticは力の入った内容となっていました。

Markus “pronax” Wallsten選手のコメント

flusha、KRIMZ、JW、znajder、そして私は、長い間計画していた夢のラインナップを代表します。私たちの攻撃力、戦略の組み合わせはどのようなCS:GOチームにも対応することが出来ます。

Patrik “cArn” Sättermon氏のコメント(Fnatic, Chief Gaming Officer)

ご存じの方もいるかと思いますが、私は2012年にフルタイムでプレーするのを辞めてからはFnatic Counter-Strikeチームのコアとなるバックボーンの構築に携わってきました。

この素晴らしいチームを編成し彼らがトーナメントで成功を成し遂げた後、選手からマネジメントに移るという決定が本当に成功したと証明されました。

全ての事柄と同様に、変化を避けることは出来ません。Fnaticの名誉を築き上げてきた最も偉大な選手達の数名がチームを去るのを見ることを悲しく思うと共に、OlofとDennisが愛情を注ぐ次世代のFnatic Counter-Strikeチームにとてつもなく興奮しています。

Fnaticの長い歴史において、ファミリーの一員として成功を収めるために誠実、献身的に大変な取り組みをしてきたJesper(JW), Robin(flusha)、Freddy(KRIMZ)に感謝します。

JWとFlushaは今月で3年間、Krimzは2014年1月からFnaticに在籍してきました。彼らはOlofmeister、vuggo、Pronax、後にDennisと共に史上最高のCSチームとして驚異的な実績を成し遂げてきました。

Jesper “JW” Wecksell選手のコメント

Fnaticから去るというこのような悲しい日がやって来るとは決して思いもしませんでした。血と汗とMonster(スポンサーのモンスターエナジー?)の3年間の後に、私たちはその章を閉じます。

チームの最近の成績はメンバー全員にとって満足出来るものだったわけではありませんでした。あなたはこの内部的な圧力がチーム内における友情のテストであるという事が出来るかもしれませんが、残念ながら私たちはそのテストにパスしませんでした。

長年に渡り私たちが共に成し遂げたことは、人生において最も楽しい瞬間のであり、とてつもなく素晴らしいということができるものです。これに関係したみなさんに感謝します。

GODSENTの一員となりブランド構築の手助けをする機会を得た私たちの未来は刺激的です。新たな章は、とても素晴らしい2人の友人と共にスタートしています。GODSENTのプレーヤー達は以前にも共にプレーしたことがあり、共に新たな伝統を作り上げていく自信があります。

ファンの皆さんが私たちの決定について理解、サポートし将来的な両チームの対決を応援し続けていただけることを願っています。Fnaticは常に私の心の中にあります。

cArn、Devilwalk、znajder、pronax、olofmeister、Dennis、vuggo、PlesseN、wenton、そしてFnaticマネジメントスタッフのみなさんにこの信じられない旅について特に感謝しています。次にいきましょう!GG WP!

情報元

この記事を書いた人
Negitaku.org 運営者(2002年より)。Counter-Strikeシリーズ、Dota 2が大好きです。 じゃがいも、誤字脱字を見つけるのが苦手です。

https://twitter.com/YossyFPS/
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