PUBG公式大会『PJS Winter Invitational 2018』でSunSisterが2回のドン勝を獲得し優勝、世界共通ルール採用でアグレッシブになったゲームに観客が大歓声

2018年12月18日 PUBG

PUBG公式オフライン大会『PJS Winter Invitational 2018』が、2018年12月16日(日)に東京・日本橋のベルサール東京日本橋にて開催されました。

多数のファンが集結したオフライン大会『PJS Winter Invitational 2018』

『PJS Winter Invitational 2018』には、招待された全16チームが出場し日本のPUBG esports史上初となる総額1,000万円の賞金付き大会として実施されました。

出場チーム内訳

『PJS season1 Phase2 Grade1』のランキング上位9チーム
『PJS season1 Phase2』出場24チームを対象にしたファン投票の人気投票上位5チーム
韓国プロリーグ『PUBG Korea League』からの招待2チーム

世界共通「PKL」ルール採用、ゲーム展開が大きく変化

今大会は、2019年シーズンから世界共通で採用される通称「PKL(PUBG Korea League)」ルールを採用して実施されました(大会ルール)。

主な変更点

ポイント付与が上位入賞4チームのみ
1キルが1ポイント
競技チーム数が20から16に変更、
モードが「FPP」(1人称視点)のみに

これまではどの順位でも順位ポイントを得られていましたが、最新ルールでは4位以上に入らないとポイントが入りません。また、3・4位になってもわずか2ポイントの付与、2位でも4ポイントと敵を倒した方が効率良くポイントを稼げる仕組みとなりました。

これまでのルールだと、スタート直後はよほど例外的な鉢合わせが無い限りは交戦をほとんどせず物資調達ばかりで、中盤頃まで大きなゲーム動きがなく観戦していても退屈とも思える展開でした。

しかし、「PKL」ルールではキルが非常に重要なポイント獲得要素となったため、序盤から「もう倒されたの?」「ここで建物に攻め込むの?」と思わされるアグレッシブな動きがが増加。個人的には、ゲーム全般を通して生き残りをかけた緊張感漂うバトルロワイヤルゲームの観戦をより味わえるルール変更になったと感じました。

観客の歓声も下記の映像通りすさまじく、今後のPUBG esportsは迫力のゲーム展開でファンを魅了していくこと間違いなしだと思います。

#PWI2018 Round1@RascalJester ドン勝！https://t.co/atMJ6zWGwU pic.twitter.com/SR3xUKa2e8
— Yossy (@YossyFPS) December 16, 2018

ファン投票の繰り上げで出場が確定した Japan Rascal Jesterが1ゲーム目からドン勝獲得でファンに恩返し。選手達がインタビューでファンのみなさんに感謝のコメントを述べていたのが印象的でした。

Round 4では息をのむ1vs1展開から Japan Sabrac選手が見事なグレネードを投げ込みドン勝。会場は以下の動画以上大観戦に包まれました。

#PWI2018 Round4@SunSister_net ラスト1vs1 からのとんでもないグレネードドン勝 pic.twitter.com/vq5oTpV1Lk
— Yossy (@YossyFPS) December 16, 2018

最終結果

優勝： SunSister Suicider’s – 3,500,000円

準優勝： OP GAMING Hunters – 2,000,000円

3位： Crest Gaming Xanadu – 1,000,000円

MVP Japan Japan SSS_Sabrac (SunSister Suicider’s) – 500,000 Webmoney

MOST KILL： DGB_ssee (DetonatioN Gaming Black) – 500,000 Webmoney

※4位70万円、5-16位10万円

Round1 ドン勝 – Rascal Jester – 15万円

Round2 ドン勝 – SunSister Suicider’s – 15万円

Round3 ドン勝 – Zoo Gaming / Penguin – 15万円

Round4 ドン勝 – SunSister Suicider’s – 15万円

優勝チーム予想企画。SunSister Suicider’sを予想した人の中から抽選でプレゼント贈呈。

出場チーム

今回は一部チームが、大会協賛企業の名前付きで登場。このような取り組みについて、企業や個人でもOKなのでぜひお問い合わせ下さい、というMCが行なわれていました。

V3 FOX

DetonatioN Gaming Black

OracleNox

野良連合Grim Reaper

DetonatioN Gaming White

SengokuGaming Survive

Zoo Gaming / Penguin

ROX Orcas Blue

BLUE BEES cresc.

Rascal Jester

ISG Albatross Bloom

AEGIS-HESTIA

Crest Gaming Xanadu

SunSister Suicider’s

OP GAMING Hunters

Gen.G

会場の様子

PUBGは「マップ配信」が観戦要素を高める魅力の一つ。こちらで戦況を追いながら見ると楽しさ倍増です。以下はスマートフォンでマップ配信を見ながら観戦していた通な方。

インタビュアーの橘亜李彩さんは試合中に熱心にメモを取りながら観戦。ご自身のTwitterにメモの一部がアップされていました。

ドン勝をとったRJとZooの皆さん、初モストキル賞のセス選手、最後に最高の興奮をくれたMVPのサブラク選手、3位CGXとHuntersの皆さん、そして2回ドン勝＆総合優勝のSSSの皆さん、本当におめでとうございます！！
飛び上がって喜んだり涙が出てきたり忙しかった…
大好きですPUBG大好きですPJS#PWI2018 pic.twitter.com/rXE2OVE7LK
— 橘亜李彩(YouTube始めました) (@arisa_tachibana) December 16, 2018

普段からPUBGシーンをすごく追っているようで、インタビュー時の質問もゲームをわかっている人だからこそ出来る内容となっていました。また、SunSister Suicider’sの CiNVe選手への質問時には、CiNVe選手配信のローカルネタ「バリロー学園」や「学園長」といったワードが飛び出すマニアックな内容も。