eスポーツ、FPS、MOBA、ゲーミングデバイスの最新情報を紹介する個人ニュースサイト

新たな才能を発掘する『LJL 2019 スカウティング・グラウンズ』で5名がプロチームとの交渉権を獲得

DSC_1719

日本プロリーグ『League of Legends Japan League』で活躍する新たな才能を見いだすプロジェクト『LJL 2019 スカウティング・グラウンズ』の最終選考会が、2019年4月19日に東京・渋谷のよしもと∞ホールで実施されました。

LJL 2019 スカウティング・グラウンズ

『LJL 2019 スカウティング・グラウンズ』には、応募から選出されたプロを目指す40名が参加。組み合わせを変更しながら5名・8チームでの予選を5週間に渡り実施しLJLに出場する8つのプロチームコーチ、実況eyes氏、解説Revol氏によってプレーのパフォーマンス、ボイスチャットのコミュニケーション等が審査され、15名が最終選考会に参加しました。

最終選考会では、この15名が3チームに分類され、プロチームのコーチたちが選手の後ろ側で見守りながらよしもと∞ホールにてオフラインでの総当たり戦が実施されました。

DSC_1722
プロチームのコーチが背後からチェックするというプレッシャー下でのプレー。
DSC00747
熱心にメモを取りながら選手をチェック
DSC00567
コーチが意見を交換しながらプレーを見ることもあり
DSC00734
現役引退したYutorimoyashi氏はコーチ代理として参加

試合後は各コーチによる総評が行なわれました。プロチームが自分達のプレーをどのように評価したのかを直接聞くことができるのは選手にとってうれしくもあり怖くもある感じでしょうか。

コーチたちはマップを見る回数、スキルのクールダウン報告の有無、チーム内コミュニケーションの内容といった点や、試合外における次ゲームに向けた改善の話し合いの様子など細かなところまでチェックしフィードバックを行なっていた他、ドラフトにおけるチャンピオン選択や印象的なプレーにおける意図などについても質問を行なっていました。

DSC_1721

総評のやり取りから、コーチたちは個人技は大前提として「チームが勝利するためにどのような考えでプレーをしているのか」といった点を注視していた印象を受けました。

最終選考会における試合が全て終了した後、今回の選手達に対して獲得交渉を行なうかという質問が行なわれました。

DSC00628
Kazu氏、Yutorimoyashi氏、Lillebelt氏、Qoo氏

Kazu氏 (DetonatioN FocusMe)

交渉はしません。DFMの方針として、チームから声を掛けるのではなく腕に自信があるプレーヤーはチームのトライアウトを受けて欲しいと思っています。もちろん、ここにいる素晴らしいプレーヤーのみなさんがトライアウトを受けたいということであればしっかりと対応していきます。

Yutorimoyashi氏 (Burning Core)

今回、交渉したい選手はいません。気になる選手はいて、後日相談して話は聞いてみたいと思います。
Burning Coreは高校生の練習生が所属しているので、アカデミーチームのようなものを作っていきたいと考えています。そういう所で興味がある選手がいれば話をしてみたいですね。

(気になった選手を聞かれて)
個人的にYoshi選手が気になっています。その理由として、アグレッシブなタイプで我が強いという印象がありますが、そこをクリアできればLJLをキャリーするようなジャングラーになる可能性があるのではないかと思っています。

Lillebelt氏(Rascal Jester)

今回のスカウティング・グラウンズで交渉はしません。
知識、個人技、チャンピオンプール、コミュニケーション、そのいずれかでLJLレベルというプレーヤーはたくさんいました。しかし、即戦力ということで考えると、その全てが基準に達していななければなりません。

獲得するとすれば練習生ということになるのですが、チームとしてその受け皿がしっかりと出来ていません。約束はできないですが、その体制が整えばチームとして公募するので、その際にはぜひ参加してほしいですね。

Qoo氏 (Crest Gaming Act)

今回、後ろから見て気に入った選手は多くいたのですが見送らせていただきます。
自分1人では決めかねるので、持ち帰ってチームやオーナーと話し合いをして決めていきたいですね。今回たくさん良い選手を見ることができたので収穫はあったと思います。

(気になった選手を聞かれて)
TopのNemoh選手は視野が広く、(Crest Gaming Actの)Nap選手と似たような感じでプレーしているので、お互いに競い合ったり学んだりしたらすごい化け物になるのではないかと。LoLをやって2年半ということで期待しています。

Maplestreet氏 (Sengoku Gaming)

TEAM OCEANの選手達にポテンシャルを感じて期待していましたが、5人のシナジーがうまく合わなかったかもしれませんね。個人的に気になった選手はたくさんいましたが、名前を挙げるとするとNemoh選手、Eugeo選手、Pooh選手。素晴らしいプレーでした。後ほどぜひ交渉をしてみたいと思っています。

DSC00645
通訳のTaka氏、Maplestreet氏
DSC00661
HW4NG氏、Rahui氏、Jerophilip氏、後ろは通訳のスイニャンさん

HW4NG氏 (V3 Esports)

気になった選手は2~3名くらいいますが、自分だけで決定することは出来ないので帰って検討したいと思います。
今回、獲れる選手はいないかと思っていましたが、実戦で緊張する中、うまく喋りながらプレー出来ていて素晴らしかったと思います。

Rahui氏 (Unsold Stuff Gaming)

いますぐの交渉は難しいと思っていますが、興味のある選手はいます。
一番興味があるのはEugeo選手。試合を見て考えが変わってトップのNemoh選手、ジャングルのlayor9選手にも興味が沸きました。チームと相談して、うまくいけば交渉に入るかもしれません。

Jerophilip氏 (AXIZ)

AXIZの方針もあるのですが、ジャングルのlayor9選手、ミッドのEugeo選手、サポートのPooh選手と話してみたいと思います。
それ以外にも興味がある選手は2人くらいいますが、まだ興味の段階で終わっていますね。この3人とは早めに話してみたいと思います。

DSC_1711
katsudion氏、eyes氏、Revol氏。「選ばれても1~2名だと思っていた」とのことで5名も選出された結果に驚いていました。

今回選ばれた選手たち

DSC00681
Nemoh(Top)
DSC00687
layor9 (Jungle)
DSC00706
Eugeo (Mid)
DSC00594
Yoshi (Jugnle)
DSC00574
Pooh (Support)

上記の5選手が各チームとの話し合いにより、今後のLJLにプロ選手として登場する日がやってくるかもしれません(※この選考により所属が決定したわけではありません)。

今回の最終選考の様子は、下記の配信アーカイブで見ることが出来ます。

当日、会場は無料で開放され誰でも来場可能で、選手の友達が応援に駆けつけ声をかけている様子が印象的でした。

また、2019年1月までRascal Jesterの代表を務めていた大川氏が『LJL』でプロ選手になることや育成について記事を書かれています。実際に選手と契約するチーム側の考え方等がわかる貴重な記事になっていますので、合わせてご覧ください。

プロへのパスとは – Takayuki "Bact" Okawa
プロへのパスとは 第二回 – Takayuki "Bact" Okawa
プロへのパスとは 第三回 – Takayuki "Bact" Okawa

当日の写真は以下にアップしました(途中から会場に行ったため、TEAM OCEANのみなさんの写真をほとんど撮れませんでした)。

参考

この記事を書いた人
Negitaku.org 運営者(2002年より)。Counter-Strikeシリーズ、Dota 2が大好きです。 じゃがいも、誤字脱字を見つけるのが苦手です。

https://twitter.com/YossyFPS/
SNSでフォローする
YouTube

取材動画、ポッドキャスト等配信中。チャンネル登録をお願いします!


アフター6ジャンクション出演時アーカイブ