プロキャリア15年以上、『Natus Vincere』CS:GO部門キャプテン「Zeus」選手が『BLAST Pro Series: Moscow 2019』(2019年9月13~14日)を最後に引退へ

Ukraine Natus Vincereが、CS:GO部門のキャプテン Ukraine Danylo “Zeus” Teslenko選手の引退について公式発表を行ないました。

「Zeus」選手が引退へ

引退の理由は、自信のあった『StarLadder Berlin Major 2019』で結果を残すことが出来ず、若い選手達に道を譲ろうと苦渋の決断を下したためです。今後は、若手の育成などを中心にCISエリアにおけるeスポーツの発展に関わっていきたいとコメントしています。

Zeus選手は、2004年からCounter-Strikeシリーズのプロとして活動を開始。現在は31歳とシーンではかなりのベテランに入る部類です。2016年10月には、若き天才 Ukraine Oleksandr “s1mple” Kostyliev選手を獲得するというUkraine Natus Vincere 方針のために Russia Gambit Gaming への移籍を余儀なくされました。しかし、2017年7月にはGambitをメジャー大会『PGL Major Kraków 2017』優勝に導きリーダーとしての力量を証明。2017年10月には不振にあえぐ古巣 Ukraine Natus Vincereに戻り、これまでキャプテンとしてチームを率いてきました。

Ukraine Zeus選手が『PGL Major Kraków 2017』優勝後のインタビューにおいて、Sweden Olofmeister選手との約束を果たすため「Olofmeister, I love you!」と叫んだエピソードはいまでも印象に残っています。

Danylo “Zeus” Teslenko (Natus Vincere CS:GO部門キャプテン)

難しい決断でした。引退について、しばらく考えていました。『BLAST』の後にチームを去るだろうという噂がありましたが、Natus Vincereの新たなラインナップは『StarLadder Berlin Major 2019』で優勝するか、少なくともファイナリストにはなるだろうと思っていました。しかしながら、チームは早々に敗退となり、後進に道を譲るべきとの考えに至りました。これが大まかな経緯となります。

これまで20年間、Counter-Strikeに人生を捧げてきましたが、仕事を切り上げる時がやってきました。これまで自分と共にあり、応援し信じてくれたみなさんに感謝します。

これは終わりではなく、新たな道の始まりとなります。CISにおけるesportsを発展させること、プロアカデミーを立ちあげ若いゲーマーと関わっていくなど、多くのことに興味があります。いまのところ、コーチをやるつもりはありません。将来的には、あるかもしれませんが。

最後のトーナメントは、数日後に行なわれる『BLAST Pro Series: Moscow 2019』(2019年9月13~14日)となります。Natus Vincereをサポートし応援してくれる方々を歓迎します。私たちの目は勝利を見据えています。

みなさんにハグとキスを。20年間に渡る全てのサポートに感謝します。応援のコメントを読むのは本当にうれしいことです。あなたのサポートは、このつらい私の心を温めてくれるのです!

Yevhen Zolotarov氏のコメント (Natus Vincere, CEO)

リーダーシップの発揮、トロフィーの獲得、チームへの忠誠、後輩へのケア、活動意欲、ポジティブな雰囲気、ユーモア、そしてもちろん、チームを成功へと導こうとする努力に感謝します。メジャーの勝利で終わりたかったのは確かですが、Zeus選手の評価は結果にかかわらず素晴らしいものです。あなたはNatus Vincereのキャプテンであり、レジェンドで、Natus Vincereの歴史に欠かせません。

ファンのみなさんは、最後のトーナメントでこれまでの集大成を見せてくれると確信しているでしょう。全てに感謝します。

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