インテルが2019年7月24日に開幕となる「東京オリンピック2020」に先駆け、eスポーツ大会『Intel World Open』を開催すると発表しました。
Intel World Open
2019年1月に、2020年の東京オリンピックに合わせて『Intel Extreme Masters』開催という紹介を行ないましたが、正式には『Intel World Open』の実施となりました。
『Intel World Open』は 「Street Fighter V」と「Rocket League」を競技ゲームとし、賞金総額$500,000で開催。運営は世界最大のeスポーツカンパニー『ESL』が担当します。
ファイナルは2019年7月22日~24日に東京・お台場の「Zepp DiverCity」で行なわれ、予選を勝ち抜いた世界各国代表と、開催国・日本の代表チームが出場します。
「Street Fighter V」は1チーム4人の団体戦、「Rocket League」はゲームのルールに基づく3vs3形式での対戦となります。
各国の代表を決める予選は、以下の流れで実施されます。
StreetFighter V
- 各国予選(National Qualifiers)
- 2020年3月
- 事前に選択された12ヶ国で開催
- 参加数制限なし
- 各国のトップ4選手が各国代表チームとなり、6月にポーランドで開催される「最終予選」(Live Qualifier)に進出
- 地域予選(Regional Qualifiers)
- 2020年3~5月
- 「各国予選」実施の12ヶ国以外が出場可能
- 8チームが「最終予選」(Live Qualifier)に進出
- 最終予選(Live Qualifier)
- 2020年6月開催
- 開催地はポーランドのカトヴィツェ
- 20チームが出場(各国予選通過 12チーム、地域予選通過8チーム)
- 上位7チームが『Intel World Open』東京ファイナルに進出
- 東京ファイナル (Tokyo Final Event)
- 2020年7月22~24日
- 会場: Zepp DiverCity
- 日本1チーム + 最終予選7チームが出場
- 賞金総額: $250,000
Rocket League
- オンライン予選:
- 2020年初頭からスタート
- 16ヶ国の代表チームが6月にポーランドで開催される「最終予選」(Live Qualifier)に進出
- 最終予選(Live Qualifier)
- 2020年6月開催
- 上位7チームが『Intel World Open』東京ファイナルに進出
- 東京ファイナル (Tokyo Final Event)
- 2020年7月22~24日
- 会場: Zepp DiverCity
- 日本1チーム + 最終予選7チームが出場
- 賞金総額: $250,000
日本代表を決定する予選については改めて発表される予定です。
Kit McConnell氏のコメント (IOC Sports Director)
インテルが『Olympic Games Tokyo 2020』に続くeスポーツトーナメント『Intel World Open』を日本で開催することに興奮しています。
esportsとオリンピックの関わり方を模索する中、このイベントから様々なことを学ぶのを楽しみにすると共に、世界中の情熱的なesportsコミュニティとの関わりを継続していきたいと思います。
大会トレーラー
日本経済新聞には、インテルでオリンピック・プログラム・オフィス本部長を務めるリック・エチュバリア氏のインタビューが掲載されていましたので、合わせてご覧ください。