『ESL』が、今後のCounter-Strike大型大会においてショーマッチを廃止し3位決定戦を実施する方針を発表しました。

3位決定戦実施、ショーマッチ廃止について

前提

  • 現在のCounter-Strike競技シーンは、Valveの公式ランキングを中心に動いている
  • ランキング上位のチームは大型大会に招待出場できるなどの優遇がある
  • ランキングは、獲得賞金などを含む複数の要素を元に算出される
  • これまでは3位決定戦がなくショーマッチを実施していた
  • そのため、3位と4位の区別はなく2チームの獲得賞金額は同額だった

3位決定戦の実施による影響

  • 今後は、ショーマッチを廃止し3位決定戦が行なわれる
  • 3位決定戦により3位、4位の順位が決定される
  • 3位は4位よりも賞金が多いため、順位が大会法がランキング計算時に有利となる

ランキングは、公式世界大会に相当するメジャー大会の出場チーム決定にも大きな影響を持ちます。

ESLは主要な大型大会を開催しており、今回の変更は競技シーンにとって重要な決定となります。

ESLの発表

競技シーンが継続的に進化し、次期メジャー大会の出場チームを決定するValve Regional Standingsのポイント獲得争いが激化する中、ESLは今後実施する大会において3位決定戦を導入します。

『ESL Pro League Season 22』『IEM Chengdu 2025』『IEM Kraków 2026』に関する追加情報は発表済みとなっていますが、この3大会全てにおいてBest of 3形式の3位決定戦を実施することになります。

『ESL Pro League Season 22』以降、全てのティア1大会およびワイルドカードトーナメントにおいて、日曜日のグランドファイナル前に3位決定戦を開催します。

この決定により、オンラインや会場で観戦するファンのみなさんは、日曜日に2試合のトーナメントマッチをお楽しみいただくことが出来るようになります。
これに伴い、グランドファイナル前のショーマッチは廃止となります。

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