「Esports World Cup Foundation」が、eスポーツ国別対抗戦『Esports Nations Cup』を2026年11月より2年おきに開催すると発表しました。

Esports Nations Cup について

  • 国を代表して競い合う国際大会
  • 2026年11月より2年おきに開催
  • 2026年大会の開催地はサウジアラビア・リヤド
  • 以降の開催地は、世界各国で実施するローテーションモデルとする
  • Electronic Arts、Krafton、Tencent、Ubisoftが協力

ちなみに、過去に開催された区別対抗モデルのeスポーツ大会には、『World Cyber Games』や『IESF Esports World Championship』などがあります。

公式発表

2025年8月23日、Esports World Cup Foundation(EWCF)は『Esports Nations Cup』(ENC)の開催を発表します。

世界最高のeスポーツ選手達が、所属チームの栄光のためではなく母国の名誉のために競い合う画期的な大会となります。

ENCは、定期開催の仕組みを採用することで国家の誇りをグローバルなeスポーツのステージに持ち込みます。このようなスケールで開催されるのは初の試みとなります。

Ralf Reichert氏のコメント (Esports World Cup Foundation, CEO)

「国同士の対決は、スポーツにおける究極の表現です。ENCはeスポーツにおいて国別対抗戦を現実のものとし、全てのファンに母国の国旗を掲げて応援する機会を、全ての選手に自国を代表して競う誇りを提供します。ENCはヒーローを生み出し、次世代のプレイヤーを刺激し、パートナーやステークホルダーと共に各国におけるエコシステムを構築することで、世界中でeスポーツの成長を加速させるものとなるでしょう。」

第1回大会では、Electronic Arts、Krafton、Tencent、Ubisoftといったパブリッシャー・ゲーム企業と共同で実施します。各社は、各ゲームの価値や誠実さを反映させた、グローバルな国家対抗戦を構築するために必要なスケールや知見をもたらします。

各ゲームには告別ランキングシステム、予選、大会フォーマットの策定にも協力し、ENCがファンの共感をよぶ最高水準の競技となるよう努めていきます。

ENCには北米、南米、ヨーロッパ、MENA、アフリカ、アジア、東南アジア・オセアニアといった主要地域の国家チームが出場し、チーム戦・個人戦の両方で競い合う予定です。

予選は多層的な構造にすることで、競争力があり平等な仕組みとします。

世界ランキング、地域予選、ワイルドカード枠を組み合わせることで、各ゲーム競技において幅広く代表にふさわしい選手達が競い合う舞台を用意します。全出場選手に賞金が保証されるものとし、全ゲーム競技で平等な順位賞金を設定することで、各選手の公平性を担保します。 Esports World Cup Foundationは、各地域の関係者と協力し、国家代表チームの編成実現に取り組んでいきます。

ENCは2年ごとに開催します。選手・コーチ・チームに信頼性の高い仕組みを提供することで、パブリッシャー・チーム・パートナーが長期的な国際チームプログラムに投資することを確信出来るようにしていきます。

Esports World Cup Foundationのポートフォリオに新たに加わるENCは、世界最大の複数タイトルeスポーツイベント『Esports World Cup』の勢いを元に、グローバル競技を新たな層に切り拓いていきます。『Esports World Cup』は世界最高のチームが集結するのに対し、ENCには国家と地域を代表するというアイデンティティを元に新たなフロンティアを切り拓きます。

第1回ENCはサウジアラビア・リヤドで2026年11月にスタートします。その後は開催地ローテーションモデルを採用し、各国のeスポーツ代表チームを世界中のファンや文化と結びつけていきます。

ENCの発表はリヤドで実施された「New Global Sport Conferenc」で発表しました。こちらでは1,500人の業界リーダーが、ゲーム、eスポーツ、スポーツの融合について議論を交わしました。

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