プロeスポーツチーム『SCARZ』創設者の友利 洋一氏が、チーム運営 株式会社XENOZの代表取締役社長を辞任したことが発表されています。
公式発表
2025年9月5日 株式会社XENOZ
経営体制変更のお知らせ
当社の創業者であり、長年にわたり当社をけん引してまいりました友利洋一が、本年8月31日をもって代表取締役社長を辞任し、これに伴い下記の通り経営体制を変更いたしましたのでお知らせいたします。
当社は引き続き『KEEP IT REAL』のスローガンのもと、本物で在り続けることを目指して、ファンやスポンサーの皆様と一丸となって活動して参ります。
今後とも、SCARZへの応援をよろしくお願いいたします。
氏名 | 新役職 | 旧役職 |
---|---|---|
洞本 宗和 | 代表取締役社長 | 経営戦略室長 |
友利 洋一 | (辞任) | 代表取締役社長 |
柏木 敏弘 | (グループ会社へ異動) | 代表取締役副社長 |
宿利 保章 | 取締役経営戦略室長 | (新任) |
遠藤 直弥 | 執行役員チーム運営部長 | 執行役員マネジメント事業部長 |
岸 惇 | 執行役員コンテンツ企画制作部長 | コンテンツクリエイション事業部 マネジャー |
友利 洋一氏 (SCARZ ONEONE)のSNS投稿
このたび、私はSCARZから身を引く決断をいたしました。
さらに私が成長するため、自分自身を鍛え直す必要があると感じつつ、次なる若い世代に任します!選手・配信者・スタッフ、そして共に歩んでくれた仲間には感謝しかありません。
自分には最高すぎる仲間たちです。…— SZ / Tomori Youichi (@SZ_ONEONE) September 5, 2025
このたび、私はSCARZから身を引く決断をいたしました。
さらに私が成長するため、自分自身を鍛え直す必要があると感じつつ、次なる若い世代に任します!選手・配信者・スタッフ、そして共に歩んでくれた仲間には感謝しかありません。
自分には最高すぎる仲間たちです。自分としてはesportsが好きな気持ちは変わることはないので、
もっと成長して、esports文化の力になれる存在として戻ってこれるよう精進します。
SCARZを応援してくださった皆さま、本当に本当にありがとうございました!
皆さんがいたからこそ、ここまで歩んで来られました。
まだ次のことは明確に決めてないのですが、esportsへの情熱の部分は変わらずなので落ち着いてから色々なトライしていきます!SCARZの選手やコンテンツクリエイターの皆、めちゃんこ応援しとるぞ!!
語ったら尽きないので😂スタッフ、選手、コンテンツクリエイター、スポンサー様、ファンの方など応援してくれる皆様に。
間違いなく本当に未来永劫みんなに感謝、そして大好きです❤️🔥
24歳からスタートした13年間の第一章、本当に感謝、本当にありがとうございました🙏🙏#SZWIN #ForeverSCARZ
代表・友利さんに関する思い出
現在の『SCARZ』は、大丸松坂屋やパルコを展開するJ.フロントリテイリング株式会社の傘下となっており、日本を代表するeスポーツチームの1つです。
2012年に設立され、2015年にプロeスポーツチーム化されました。

プロチーム立ちあげ当初より、友利さんご本人からYahoo!メールで当サイト宛に何度もプレスリリースを送っていただきました。
後にeスポーツの発展に多大な影響を与える『ZETA DIVISION』VALORANT部門のメンバーとなる『Absolute』と契約したことも、2017年2月23日(木)に友利さんから直接連絡をいただいていました。
書いた記事↓
そして、おそらく東京ゲームショウだったと思いますが、当時はまだ充分なスタッフもいなかったと思われ、友利さんが大きなゲーミングPCの箱を抱えて搬入作業をされていた姿が記憶に残っています。
いまでこそ、プロeスポーツチームにはプレイヤー以外のクリエイターが所属するのが当たり前になっています。
自分の記憶が正しければ、コスプレイヤーなど、選手以外のメンバーを加入させ多角的な展開を日本で最初に行なったのは友利さんのはずです。
※旧SCARZサイトが閲覧出来なくなっているのと、自分のサイトに記事が無く正確な情報を確認できていません
また、若手育成を目的とする「SCARZ Youth プロジェクト」を2017年に実施しており、こちらもいまでは当たり前のアカデミー展開にいち早く取り組んでいました。
新しいことに積極的に取り組み、大手企業の傘下となるほどのチームを作り上げたのは本当にすばらしく、日本のeスポーツ発展に多大な貢献をされていると思います。
友利さんがまた別の形でeスポーツシーンで活躍されることを楽しみにしています。