2027年より実施される『VALORANT』競技シーンの大幅なシステム変更に関する発表が行なわれました。
大会フォーマット
- ティア1、ティア2の区分を廃止
- リーグ制を取りやめ、全てをトーナメント形式で実施
- 新大会「Cups」を各地域で年2回オフライン開催
- 「Cups」優勝チームは国際大会「Masters」「Champions」の出場資格を獲得
- オープン予選を導入
- オープン予選→Cups→Masters & Championsの流れとなる
- すべてのチームが世界大会を目指すことができる環境を構築
- 毎年20のトーナメントを16以上の異なる都市で開催予定
- 年間賞金総額:600万ドル(約9.5億円, $1=158.5円)


パートナーシッププログラム
パートナーチームの特典
- 毎年決まった額の基本報酬を支払う
- プログラムで課せられる目標を達成した場合は追加報酬を支払い
- チームカプセル(ゲーム内スキンセット)を販売
- 予選におけるシード権を付与。大会後半から出場可能。多くの安定性と露出機会を提供。
- パートナーシッププログラムの応募受付を開始。各リージョンのRiot Games窓口に連絡。
パートナーチーム以外
- シーズンを通じて得られるチャンピオンシップポイントと戦績に応じた報酬を受け取り可能
- 下位のパートナーチームよりも多くの報酬を得られるケースもあり
現状の課題と改善の意図
2027年の『VALORANT』eスポーツは、誰もが世界大会を目指せる平等な競技環境の構築を目指すものとなっています。
『VALORANT』のeスポーツは、2023年からパートナーチーム制度が導入されました。
パートナーチームは、Riot Gamesからの資金提供やゲーム内アイテムの売上配分などさまざまなサポートを得ることが出来ます。
この年から、公式世界大会に出場するためのルートは、パートナーチームが出場するインターナショナルリーグのみとなりました。
パートナーチーム以外は、各リージョンで行なわれる「Challengers」を勝ち上がり、その勝者たちで実施される「Ascension」で優勝することでインターナショナルリーグに昇格できる形でした。
この結果、パートナーチーム以外は公式世界大会を目指すことができないほか、インターナショナルリーグ昇格も各リージョン1チームと非常に狭き門で、チームは競技に参加するメリットが少ない状態でした。
パートナーチーム以外はRiot Gamesからの支援もなく、チームを維持していくことや高騰する選手達への支払いなども難しい状態となり、過去の世界大会優勝チームが競技シーンから離れていくようなこともおきる状態となっていました。
また、パートナーチームが給与未払いなどの問題を起こすことで契約を解除されるようなケースも複数おきるようになり、パートナーチームのみで実施するインターナショナルリーグを維持していくことにも課題が発生していました。
これらを改善・解決するために考案されたのが、今回発表された仕組みとなります。











