『FACEIT』が、人間と不正ツールの入力を機械学習で見分けるCounter-Strike向けの新たなアンチチート機能を2026年8月5日(水)より導入すると発表しました。

人間の入力を検知するアンチチートについて

FACEITは、新たなアンチチート「Human Input Detection(人間の入力検知)」を、2026年8月5日よりスタートする「FACEIT League Season 9」より導入します。

人間の入力を機械学習させ、人間には不可能なプレーを検出することで不正の検知に役立てるというものです。

『FACEIT』は『Google』と連携しチート対策にAIを活用することを発表していました。

以下は、公式サイトに掲載されたFAQの内容です。

仕組みについて

システムは人間によるプレーと機械的な入力を見分けられるようトレーニングされており、FACEITで実施される試合やCounter-Strikeの最高ランク帯プレイヤーから継続的に学習が行なわれます。

現実的に人間には不可能なプレーを検知すると、その行動に対してフラグ付けする仕組みとなっています。

使用されている不正なソフトウェアではなくプレーの仕方を判定するため、これまでに確認されたことがないチートも検出することができます。

「FACEIT Anti-Cheat」にどのような要素が追加されるか

「FACEIT Anti-Cheat」はカーネルレベルで動作しており、AIやダイレクト・メモリー・アクセスを利用したものを含め、様々なチートを多数検出しています。

2026年5月に不正でBANしたケースのうち、AIとダイレクト・メモリー・アクセスを利用したチートが40%を占める状態でした。

新たな「Human Input Detection」を既存機能と連動することよって、バレにくいように設計されたチート、完全に新たな手法など、検出が特に困難なケースに幅広く対応していきます。

テストでは、競技ゲームにおける新たな最大級の脅威となっているAIチートに対して、特に高い効果を発揮することができました。

試合中はどのように動作するか

「Human Input Detection」は「FACEIT Anti-Cheat」内で動作し、ゲーム内の入力を試合開始から終了までリアルタイムで読み取ります。

人間には不可能と思われる入力が確認された場合はフラグ付けを行ないます。不正行為に対して何らかの措置を講じる前には、必ず他のアンチチートのシグナルとあわせてデータを評価します。

行動がフラグ付けされたプレイヤーは即座にBANされるのか

BANは即座に実施しません。「Human Input Detection」の検出フラグは、BANを確定させる前に不正行為を行なっていることの確信度を最大限に高めるために、「FACEIT Anti-Cheat」が検出する他の情報と合わせて精査する判断材料の1つになります。

また、チートが確認された場合でも即座に処分を下すわけではありません。対応をわざと遅らせることで、チート開発者が利用者に対して警告を案内する前に複数のアカウントを一斉に排除することができるからです。

アクセシビリティ機器や一般的ではないコントローラーを使用している場合、フラグづけの対象となるか

それだけでは対象になりません。
アクセシビリティ機器を含むハードウェアを使った入力も、人間のプレーとして学習する対象に含まれます。通常とは異なる入力が確認された場合にそれだけでおかしな挙動と判断することはなく、必ず他の情報とあわせて評価されます。

個人情報やゲーム外のデータも収集されてしまうのか

対象に含みません。「Human Input Detection」は、もプレーを判断するために必要となるゲーム内の入力のみを読み取ります。

データは暗号化され、収集対象はゲームウィンドウ内のみになります。ゲームが終了した後に記録を行うことはありません。

新たなインストールや設定は必要か、パフォーマンスに影響はないか

必要も影響もありません。「Human Input Detection」は2026年8月5日(水)のSeason 9に合わせて導入し、既存の「FACEIT Anti-Cheat」内で動作します。
新たなインストールや設定は必要なく、FPSやパフォーマンスに対する目立った影響はありません。

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