世界大会前の恒例(?)、Takさんによる事前レビューコラムをいただきました。

4D目標のWCGベスト4なるか? by Tak

さあ、いよいよWCG開幕まで一週間を切りグループ組み合わせも発表されました。そこで前回のCPLに次いで今回はWCGでの4Dの結果予想をしてみます。

予選グループ

今回のWCGは全チームを16グループに分け、各グループの1位のチームのみシングルエリミネーションの決勝トーナメントに進出できるます。4Dが入ってるKグループにはフィリピンのPT&T-iNxとシンガポールの[GBR]Grudg3の二チームと対戦します。現在の4Dの実力ならこのグループは通過できるはず。しかし油断は禁物。シンガポールのGBRはかなりのチームに変わりはありません。そういっても4DがGBRに劣っている唯一のことといえば経験ぐらいで、GBRの試合を観戦した感じでは技術・チームワークなどでは4Dが明らかに上です。グループリーグは一発勝負。決して油断せずがんばってほしいです。

決勝トーナメント

決勝トーナメントは予選を通過した16チームによるシングルエリミネーショントーナメント。運良く、4KとSKが同じグループ、aTTaXとGGが同じグループということでこのうちに二つの強豪のライバルチームが減ります。そこで、予想ですが決勝トーナメントで4Dと互角かそれ以上の実力のチームを並べてみると: SK, Titans, Mibr, EG, 3D, GG, Astralisあたりか。 かなりの強豪ぞろいではあるがCPLに比べればかなり楽。もちろんこれ以外のチームも結構強いチームが揃ってるので油断はできませんが、Best of 3フォーマットなので実力の差が結果の結びやすいのが特徴。

勝利への鍵① マップ
決勝トーナメントはBest of 3 Maps、つまり3つのMapで試合を行い2勝したほうが勝ち進む仕組みです。両者自分のやりたいマップを一つ選び、残りのMapはWCGがランダムで選びます。さらに、4Dの得意MapではなかったNukeが採用されていないということでチャンスはさらにアップ。MapはDust2, Inferno, Train, Cbble, Aztecの5つのマップ。InfeとDust2の2Mapはしっかりものにしているし、TrainもアメリカでのBootcampでかなりうまくなってきた4Dにとってはとても都合のいいフォーマットかもしれません。マップの選択で勝敗が左右しそう。

勝利への鍵② ファースト

試合での鍵はやはりファーストとセカンドか。4Dのファーストの強さはごぞんじの通り。世界の強豪相手でもファーストはほとんどとってた4Dにとってはとても心強い武器である。しかし、CPL前にも書いたように、セカンドが同じくらい重要になります。ファーストを勝ったあとしっかりと後2ラウンドを物にできたら勝率はかなり上がります。勝負ラウンドでは買い物ミスなどをせず、落ち着いて。WCGはまだラウンドタイムは2:30なので十分時間を使っていってほしいです。

結論

これらを考えると4Dはくじ運悪く早い段階でSKやMibrなどに当たりさえしなければベスト8は固いと思います。ベスト4も十分射程圏内に入っていると思うので自信をもっていってほしいですね。アメリカでのBootcampとCPL本戦などの経験を生かしてがんばってください。