『Steelpad QcK+』のレビューです。
製品情報
Steelpad QcK+
Team3DなどにスポンサードするSteelpad社の布製マウスパッド。製品の特徴は、オフィシャルサイトに書かれているものを訳すと以下のような感じ。
- 低感度マウスに最適
- 全てのマウスに互換性あり
- ノンスリップラバーベースの特別デザイン
- 最高に長持ちする布製マウスパッド
- 横450mm×縦400mm
写真
X-ray社の布製パッド『Aqua3 Fabric Mousepad』と重ねてみたのだがQcK+の方が若干大きいのがわかると思う。ここまで大きいパッドが必要なのか、と聞かれると必ずしも必要ないと思うが大きいに越したことはないというのが答えだろうと思う。
環境
- マウス : Microsoft インテリマウスオプティカル
- ソール : AirPadソール 0.65mm
- Counter-Strike Sensitivity : 1.65
- OSでのマウス設定 : 標準(Windows2000)
用途
- Counter-Strikeゲームプレー(クラン戦、パブリック、ローカルでCZ BOTとaimmap)
- 通常のPC利用
- 上記環境・用途で2日ほど使用
インプレッション
使い勝手については前回レビューした『SteelPad QcK』と性能的には全く同様。一部のレビューを引用することに。
よく止まる
SteelPad QcKシリーズを使っての一番の印象は「よく滑る割によく止まる」だった。
以前、FatPadを購入してQuake3をした時は、布があまりにもマウスの動きを受け止めるため、プレースタイルとまったく合わなかった。これはCounter-Strikeでも同様で、イヤになってすぐに売ってしまった。
以後、布製パッドは止まりすぎるという思い込みがあったのだが、QcKはすべり具合、止まり具合がプラスチック系のマウスパッドに近く、これらの系統のマウスパッドを使用している人でも移行しやすいのではないだろうか。
すべり具合
AirPadに最適化したSensitivityのまま設定を変更せずいきなりCounter-Strikeの試合で使用してみた。さすがに設定を変えないで布製パッドを使うのは無謀で、かなり感覚がおかしかった。
AirPadでは大体マウス2振りで180度向きが変わる設定にしてあるのだが、QcKシリーズでは3回くらい振らないと180度向きが変わらなかった。
Sensitivityを調整してQcKシリーズに最適化してからは思ったところでマウスを止めることが出来る感覚を味わえた。「滑り過ぎず、止まり過ぎない」という絶妙な感覚だと思う。
しばらくレビュー用にQcKシリーズを使ってAirPadに戻してからは、AirPadのあまりの滑り具合に驚いた。
大きさ
とにかく大きい。このようなパッドの存在を知らない人が見たら、バスマットか何かと勘違いするのではないかと思うほど大きい。
このパッドを使っての通常利用でマウスパッドがはみ出すことはまずありえない。
持ち運び
丸めて筒状にして細長い紙箱にいれての持ち運びとなる。丸めても元の形状にしっかりと戻ってくれる点が非常にすばらしい。ただ、パッド自体がかなりの大きさなので、箱も必然的に大きくなってしまうのだが。
短所
やはり敵はホコリ
布製パッドのレビューでは毎回書いているが、どうしもてホコリ汚れが問題となることは避けて通れない。
QcK+は世界一デカイマウスパッドといっても過言ではないため、全面のホコリ掃除をするのはかなり面倒そうだ。メンテナンスに充分気を使う必要があるだろう。
まとめ
インプレッションでも似たようなことを書いたが、布の割にはよく滑り、布パッドらしく滑り過ぎないという特性を持つプラスチック系パッドと布製パッドの特性をミックスしたような製品だと思う。
ゆえに、どちらの系統のマウスパッドを使っている人でも容易に移行できるのではないかと思う。
価格は『QcK』が1,980円(税込)、『QcK+』が2,980円(税込)とリーズナブルなのもすばらしい。
あまり高いマウスパッドを買うお金はないけど、性能のいいマウスパッドが欲しいと思っている人などにピッタリの製品ではないだろうか。
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