本日、Negitaku.org が 2002 年 8 月 24 日の開設以来 9 周年となりました。
Negitaku.org 9 周年
元々はドメインを取ったから何か始めてみようという事でスタートしたサイトですが気付けば 9 周年になりました。最初は .com でしたがいまでは業者にキープされています。
昨年は数行で終わりにしてしまったので今回はちょっと長めに。
9 年近くシーンを追っていると、サイトを始めた当初とは随分と様子が変わったなと思いました。
シーンの移り変わり
サイトを始めた頃は、国際大会を見ると FPS 1vs1 タイトル『QUAKE3』や『UnrealTournament』シリーズ、チームタイトル『Counter-Strike』が圧倒的な花形でしたが、現在は RTS の『StarCraft2』、『League of Legends』等の DotA 系タイトル、格闘ゲームでは特に『Super Street Fighter IV』シリーズが人気を博しています。
StarCraft2 は大きな賞金のかかった大会が様々な地域で開催される他、実況配信なども人気です。
DotA 系タイトルでは、『League of Legends』 の Season2 が賞金総額 500 万ドル、先日開催された『DOTA 2』のお披露目となる記念招待大会『The International DOTA2 Championships』は発売前のタイトルにもかかわらず賞金総額 160 万ドルと、これだけで 660 万ドル近い賞金のかかった大会が行なわれているジャンルとなっています。
StarCraft2 と DotA 系はプロチームが次々に選手との契約を発表していますし、ニュース系サイトでも取り扱われる量がかなり増えています。
格闘ゲームの『Super Street Fighter IV』シリーズでは、日本人プロゲーマーが数名誕生したり、多数のカリスマプレーヤーが出場する『Evolution』や『GODSGARDEN』等はインターネットの同時視聴者数が数万規模になるなど世界的に人気となっています。
『Counter-Strike』は現在も多くの国際大会のメインタイトルとして採用されている他、高額な賞金もかかっており未だに人気です。今後もしばらくは引き続き大きな大会で採用されていくでしょう。一方、『QUAKE LIVE』は採用される大会が減り、FPS プレーヤー的には少し寂しいかもしれません。プロゲーマーがマヨネーズ工場で働いているという事実無根の情報が流されるという悲しい事件も起こりました。
FPS で良さげな話としては、Counter-Strike シリーズの新作として Valve が『Counter-Strike: Global Offensive』を発表。ゲーム画面すら出てきていない状態ですでに賛否両論ですが、プロモードを用意していたりするそうなので個人的には期待しています。
ゲーミングデバイスの種類は多岐に渡り、新たなブランドが幾つも登場しています。
また、無料オンラインFPS等も話題が尽きず盛り上がっていると思います。
ということで、リーマンショック以降落ち込んでいたシーンですが、上記の通り現在はまたかなりの活気を取り戻してきていると感じています。個人的にはそんなシーンを出来る範囲で今後も紹介していきたいと思っているのでよろしくお願いいたします。
追記: 00:56
9周年を記念してSteelSeriesさん(@SteelSeriesJP)の最新ゲーミングマウスSteelSeries Senseiを3名分提供していただけることが決定しました。Sensei… FPS がしたいです… http://t.co/IrrG760 詳細は後日発表!