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『League of Legends ALL-STAR 2014』決勝戦で SK Telecom T1 K が優勝

League of Legends ALL-STAR 2014

2014年5月8日(木)~5月11日(日)にフランスで開催された『League of Legends All-Star 2014』で Korea SK Telecom T1 K が優勝となりました。

League of Legends ALL-STAR 2014 Invitational

『League of Legends ALL-STAR 2014』のInvitational部門には、各エリア5つの大会を勝ち抜いた5チームが出場。グループ予選を勝ち抜いた4チームがシングルイリミネーション方式の決勝トーナメントに進出。決勝戦は Korea SK Telecom T1 K [vs] China OMG の対戦となり、3試合ストレート勝ちで Korea SK Telecom T1 Kが優勝となりました。

順位

  • 1位: Korea SK Telecom T1 – $50,000
  • 2位: China OMG
  • 3-4位: Europe Fnatic
  • 3-4位: United States Cloud 9
  • 5位: Taiwan Taipei Assasins

SK Telecom T1 K

決勝戦

  • Korea SK Telecom T1 K [3-0] China OMG

Best of 5 形式で行なわれた決勝戦では、 Korea SK Telecom T1 K が圧倒的な強さを見せつけ3本ストレート勝ち。

GAME1

GAME1は最初から濃密な一戦に。

序盤からハイレベルなMIDでの3vs3
ゲームが開始してしばらくした3:24に大きな見せ場が登場。
Korea SK Telecom T1 K がジャングルから China OMG のミッド xiyang(Syndora)に2人がかりで襲撃。Faker(Orianna)のスキルがxiyang(Syndora)に入り、3人に捕まって完全に倒されたかという窮地を切り抜け、逆にピンチに駆けつけた China OMG が Korea SK Telecom T1 Kの3人を追い詰めるという息をのむ迫力展開となります。

GAME1

残り1撃で倒されるピンチから30秒の敵陣大逃走劇
次の見せ場は7:10。

Korea SK Telecom T1 Kの Impact(Jax)と China OMGの Gogoing(Renekton) がボトムレーンで激突。 China Gogoing(Renekton)が大ダメージを与え、あと1発で1killという状況から、 Korea Impact(Jax)は攻撃を見事に回避し、そのまま敵陣側を30秒間逃げ回る大逃走劇を披露。最後は、minionに上手く倒され敵にKillを与えない見事なプレーで被害を最小限に食い止めました。

GAME1

中盤まではOMGがkill差でリードを広げる

このあと、8:28で Korea SK Telecom T1 Kが China OMGを倒し1st Blood。12分すぎにはDragonを倒し徐々にマネー差を広げます。12:56(動画)からのミッド戦で Korea SK Telecom T1 Kが3-1とキル差をリード、15:18(動画)にも再び集団戦があり China OMG が3-4と差を縮め、17:37(動画)からのぶつかり合いで China OMG が5-4とキル差を逆転しミッドのタワーを獲得、21:56頃には8-4、26分すぎには 10-5となりマネーでも Korea SK Telecom T1 Kを逆転します。

OMG

終盤はSK Telecom T1 Kがゲームを支配

29分にBaronを倒しマネーと経験値を大きく獲得した Korea SK Telecom T1 K が、31分後半頃からトップのセカンドタワーを獲得するためにチーム全員で動き始めます。トップタワーを挟んだ2分近い攻防(動画)を制し Korea SK Telecom T1 Kがタワーを獲得。
ここから徐々にゲームは Korea SK Telecom T1 Kペースとなり、次々にタワーを破壊していきます。

44分、 Korea SK Telecom T1 Kはボトムレーンのサードタワーまで到達。すでに China OMG のミッドレーンは崩壊状態。ボトムレーンでド派手な1分間にわたる集団戦(動画)が行なわれ、 China OMGはなんとかこれを蹴散らしますが、 Korea SK Telecom T1 KのSuper Minionが本陣のNEXUSを取り囲みあわやこのまま破壊かというところまでダメージを与えていました。

Superminion

China OMGはその後、 Korea SK Telecom T1 Kの本陣前まで進撃しますが、最後は Korea SK Telecom T1 K が China OMG の本陣になだれ込み強引に NEXUSを破壊して大会最長となる51分30秒でゲームを決着させました。

GAME2

2ゲームは5:50に Korea SK Telecom T1 KのBengi(Kha’Zix)がファーストブラッド、6:15頃にはさらにBengi(Kha’Zix)が森から China OMG のミッド xiyang(Lulu)に飛びかかり(動画) Faker(Twisted Fate)のキルをアシスト。

Game2

その後はお互いにキルを重ねつつゲームは進み、15分過ぎで Korea SK Telecom T1 Kが6キル・タワー3本、 China OMGが2キルタワー1本、マネー差も含めて Korea SK Telecom T1 Kがリードします。

さらに Korea SK Telecom T1 KはImpact(Trundle)がトップのセカンドタワーを単独で落とすことに成功しますが駆けつけた China OMGに捕まりダウン。いったん立て直しを図るためにそれぞれ待避する Korea SK Telecom T1 Kですが、 China OMGは上手く待ち伏せ、追い込みをかけて各個撃破し、その後の集団戦(動画)で17:00には6-6と追撃していきます。

Game2

その後は、 Korea SK Telecom T1 Kが19:00分過ぎに敵陣のジャングルからボトムタワーに向けて攻め込み(動画)、キルとタワーを獲得。 Korea SK Telecom T1 Kはそのままゲームの主導権を握り、その後タワーを取らせることなく進撃を続け29:19にNexusを破壊し優勝に王手をかけました。

Game2

GAME3

Korea SK Telecom T1 Kが勝てば優勝のGame3。
China OMG が開始3分10秒頃に Bottomレーンの Korea SK Telecom T1 Kに奇襲をかけますがターゲットを倒しきれず、逆に一人を失います。

Game3

その後、 Korea SK Telecom T1 Kが5:39、6:24と次々に China OMG を倒していき、9分過ぎにはキルスコア9-0と大きくリード。その後、Dragonを獲得するなど大きなアドバンテージを得た Korea SK Telecom T1 K をとめる術は無くなり、22分すぎに Korea SK Telecom T1 KがNexusを破壊し優勝を決めました。

Korea SK Telecom T1 Kは、各エリアで開催された大会を勝ち抜いたチャンピオンチーム相手に9戦全勝と圧倒的強さを見せつけての優勝となっています。

情報元

この記事を書いた人
Negitaku.org 運営者(2002年より)。Counter-Strikeシリーズ、Dota 2が大好きです。 じゃがいも、誤字脱字を見つけるのが苦手です。

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