VaduzさんがLogicoolの新型マウス『MX310』を購入したということで、
製品レビューを書いてくれました。
かなりくわしいレビューとなっているので、
購入を考えている人は参考にして下さい。写真も7枚ほど掲載しています。
9月5日発売予定であるロジクールのオプティカルマウスの新製品、
MX310が既に発売されていると言うことなので、早速買ってみた。
現在(9月4日)でMX310はフライング販売だが、かなり多くの店で取り扱っている。
秋葉原ではラオックスなどの大きな店を除く多数の店舗で販売されているのを確認した。
価格は
3,370円 FAITH
3,480円 BLESS 秋葉原本店
3,572円 OVERTOP
3,980円 コムサテライト3号店
3,980円 オンラインストア
以上、確認されたもののみ。
○色や形
・色はMXシリーズと同じく黒・赤・青の3色で、コーティングの仕方はMX300と同様である。
・ロジクールのオプティカルマウスとしては、MX300に次ぐ2つ目となる左右対称の形をしている。
・左右にはMX500で用いられた掘りが左右に施されているおかげで、グリップ感が良い。
・マウスとパッドの間はIntelliMouse Explorerを意識したのか、同じような形状のエッジとなっている。
・他のマウスと比べて上から見ての大きさはほとんど変わっていない。
・マウスの高さはMX500 > IntelliMouse Explorer = MX310 > MX300 の順。
○操作系
ホールドの仕方は、MX500やIntelliMouse Explorerのような握る感じではなく、
MX300やIntelliMouse Opticalのようなつまむ感じでの使用を想定しているもののようだ。
手の腹に当たる部分の高さはIntelliMouse Explorerと同じで安定感を出している。
ちょうど手の腹がざらざらのコーティングがしてある部分に当たるので滑りにくい。
わざわざ今までコーティング部を切り抜いて張っていたロゴをタダのプリント印刷にしている。
これは同じつまむマウスのMX300が異様に低く安定性が低かっただけに、かなり良くなっていると思う。
Mouse1とMouse2のクリック感は良好だが、Mouse3とサイドボタンのクリック感が良くない。
サイドボタンはデザイン重視のせいか、配置が良くなく、どういうホールドで持っても
いい場所に来ない。また、ホイール下のボタンは使いづらいと思う。
ホイールスクロールも相変わらずMXシリーズのものを継承しているので、これもいまいち。
MXシリーズと唯一変わったのがソールだ。これはIntelliMouseシリーズとも微妙に違っている。
このソールは以前のMXシリーズのやわらかく滑らかなものと、IntelliMouseシリーズの
硬いけれど摩擦が少ないものの中間的なもので、sUrface 1030とよくマッチした。
AirPadソールをつける必要がないくらい、sUrface上ではよく滑ってくれる。
逆にAirPadとは標準のソールではあまり相性が良くなく、くっついてしまう感じになってしまった。
○全体的な感想
ボタン配置などの操作に関して癖があるが、形状に関しては非常にフラットなマウスだろう。
Mouse1とMouse2のクリック感は今まで触ってきたマウスの中で最高のものだと思う。
クリックの重さも適ほどで、クリックの際の「遊び」が全くなく、クリックのストロークも
非常に小さいのでスピーディーな感じがした。
左右対称と言う片手で操作するマウスデバイスのデメリットを踏まえて考えると、
IntelliMouse ExplorerやMX500に匹敵するホールド感や操作性には及ばないと思う。
またドライバに関してだが、付属のマウスウェア9.76は相変わらず良くない。
IntelliPointを使用することをおすすめする。
さらに、『r5』に掲載されているSueeNuさんの日記の
9月4日にもMX310のレビューが掲載されているのでこちらも参考にドウゾ。