雑誌『Wired Magazine』のイギリス版にプロゲームチーム FnaticMSI が登場「CARREAR GAMERS」Part 4/4

CARREAR GAMERS
雑誌『Wired Magazine』のイギリス版にプロゲームチーム FnaticMSI が登場しています(Part 4)。

FnaticMSI.CS featured in Wired Magazine

『Wired Magazine』では、6 ページに渡り FnaticMSI が特集されています。
特集では、FnaticMSI のリーダー Patrik “cArn” Sattermon 選手、チームオーナーの Sam Matthews 氏を中心とする Intel Extreme Masters を舞台とした物語を読むことが出来ます。

Fnatic のサイトにて画像が公開されていたので読んでみたところ、非常に面白かったので、あまり忠実では無いところもありますがとりあえず話がわかれば良いだろうということで和訳してみました。
かなり長いので 4 分割して掲載していきます。

CARREAR GAMERS Part 4/4

ハノーバーの IEM プレーエリアは区分けされ、40 台ほどのデスクトップ PC が 5 つづつ配置されている。ここには火曜日の午前 10 時 45 分の時点で、50 人ほどがすでに観戦している。ホールの周りは何百もの施設があり、そこではゲームのデモ版をプレーしようとしたり、製品を販売するモデルと共に写真を撮ろうとしていた。

Fnatic はその日の初戦で、高く評価されるスウェーデンの Lions に驚くほど簡単に勝利した。SK との遺恨試合は、この次だ。プレーヤー達は飲み物を飲んだりフルーツを食べている。チームの新メンバー pita は Buruno Mars による “Billionair” のビデオを YouTube で見ながら、HLTV.org の試合レポートを読んでいる。他のルーキー Delpan は Facebook をチェックし、Xizt(Matthews が”Fnatic の小さなロナウド”と言う新たに契約した中で 19 歳と最も若いプレーヤー)は休憩していた。dsn と cArn は軽く練習だ。

Sattermon(cArn)は、試合の前にスポンサーのロゴが貼られたブラックとオレンジのジャージを身につける Fnatic のメンバーを集めた。Sattermon(cArn)が取り出した黒い革製のノートは、走り書きされたメモと図でいっぱいだ。昨晩、Sattermon(cArn)は夜遅くまで SK Gaming のゲームプレースタイルを研究していた。彼が各プレーヤーの役割を説明した後に、プレーヤーはいくつかの言葉を交わし “Dodga!”(Flashbang を避ける用語の他に、チームのスローガンとしての意味もある)と声を出し解散した。背後の観衆は 70 人近くに増えていた。ゲームが始まる。

Counter-Strike に慣れ親しんでいないならば、10 の異なる画面で行なわれる試合を理解することは難しい。プレーヤー達は壁に登ったり、壁を撃ったり(薄い壁は弾が貫通する)と明らかに奇怪な動きをする。彼らはたまに、他のプレーヤーの上に乗って立ち、個々の視点をカバーしつつ射撃のパワーを 2 倍にするスタッキングという操作を行なったり、より困難なターゲットを与えるためにマップ中を熱狂的かつ不作法に飛び回る。

しばらくすると、あなたはパターンが現れてくるのを見ることが出来、eスポーツが持つ伝統的なゲームを超えるアドバンテージを楽しむだろう。それは、ドラマティックな予想外の結末という、いくつかのスポーツが持つ1つだ。観客は、実際にプレーする選手達よりも戦況がよく見える。プレーヤーが死のトラップに足を踏み入れる時をあなたは知っている。

SK Gaming は 5-0 と、各ラウンドを獲得。GeT_RiGhT は席から飛び上がり歓喜した。
「不快だ」と観衆の誰かがつぶやいた。「あれは不愉快だ」
SK Gaming は天才プレーヤー Xizt に対抗するため非常に団結しており、Fnatic は苦しい展開だ。前半は 11-4 で SK Gaming がリード。cArn は非常に興奮していた。メンバーを集め、力強いスウェーデン語で声を潜めて話し始めた。

Fnatic は 2 回目のピストルラウンドを取らなくてはならない。Fnatic は 1 人を失いながらも 3 人の SK Gaming プレーヤーを倒し、4 人目、5 人目のプレーヤーも倒した。Fnatic 側の画面に、cArn によって打ち込まれたメッセージが現れた「game on modder fuckarz」

Fnatic は 2 ラウンドを連取したが、次は SK Gaming に取られてしまう。スコアは 15-7。15-7 ならばまだ勝つ可能性はあるが、この試合は SK Gaming が勝利した。

GeT_RiGhT はゲームのアバターのようにジャンプし、チームメイトに抱きついた。「Fnatic を辞めてから何よりもこの勝利が欲しかった」

Patrik Sattermon (cArn)は顔を上げる。「元チームメイトとプレーするということで熱くなり、不安定になっていたかもしれない」

Fnatic は続く 2 試合に勝利し、最後の 1 試合を落とした。しかし、ありそうもない組み合わせの結果、なんとかノックアウトステージへと進出することが出来た。

プレーヤー達は疲れ、神経がすり減らされている。
最後の試合、cArn は 7kills 20deaths という非常にお粗末なパフォーマンスでスコアボードの一番下にいた。「長い一日で、良い仕事が出来なかった。ビールが飲みたい。」

2 日後、Fnatic は準々決勝でポーランドの Frag Executors に敗北した。敗北の 2 週間後、Sattermon(cArn)は Matthews の SOHO オフィスで働くためにロンドンへと戻った。
Fnatic はその年の残りのトーナメントのために練習をするが、Sattermon(cArn)はそこまで先の事をみていない。「とても多くの疑問があるんだ」

Counter-Strike はいかなる時でも、いまだに 100,000 ユーザーがプレーしている。IEM での CS の賞金は 2009 年よりも $15,000 少ないが、StarCraftII の賞金よりは良い。Reichert は 2011 年の IEM でも Counter-Strike は間違いなく採用されるだろうという。それ以降は?

IEM のマネージャー Michael Blicharz は言う。「eスポーツはそのゲームに 100% 拘束される。この 10 年間で良い eスポーツタイトルのリリースが無かった。CS の後継者が必要だ」

そのようなゲームが登場したとしても、Sattermon(cArn)にとっては遅すぎるだろう。彼は Fnatic に所属していたいと思っている。Matthews が 3 人の若いプレーヤーを解雇した時、彼は「cArn 選手は生まれついてのリーダーで、Counter-Strike が競争性を失った後も長くチームにいるだろう」と言っていた。

Sattermon(cArn)はどのような eスポーツが流行ろうとも Thresh や Falta1ty がそうしたように手を出さなかった。
彼が競争を辞める準備をする前に、彼が人生をかけてプレーしてきたゲームが時代遅れになるかもしれない。

「ゲームは変えない。これが自分のスポーツで、得意なものだ。26 歳、自分のスキルは経験だ。新しいゲームをピックアップする?そのような事は失ってしまった。子供の頃とは違うから。」

End

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コメント

Avatar yonta

読後余韻が残りました・・・
翻訳ありがとうございました。