賞金総額11億円以上のDOTA2世界大会『The International 4』のメインイベントDay2が日本時間の7/20(日)1時よりスタートします。
The International 4
『The International 4』は、招待および世界各国の予選を勝ち抜いた16チームの参加で行なわれているDOTA2の世界大会です。
7月8日(火)~14日(月)にかけて実施された16チームによるプレーオフを勝ち抜いた8チームが、NBAシアトル・ストームのホームスタジアム「Key Arena」にて2014年7月18日(金)~21日(月・祝)に開催されるメインイベントで世界一の座を競い合います。
大会の基本賞金総額は160万ドルで、「The International Compendium 2014」($9.99)が1つ売れるごとに$2.5、「The International Compendium 2014」をレベルアップさせるのに必要なポイントの購入金額の25%が賞金に配分されます。その結果、現在の賞金総額は約1,00万ドルを超え、約11億円ほどとなっています。
ストリーミング
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賞金 – $10,870,179 (約11億円, $1=101.28円)
- 1位: $5,000,108 (約5億640万円)
- 2位: $1,467,423 (約1.48億円)
- 3位: $1,032,631 (約1億458万円)
- 4位: $815,235 (約8,256万円)
- 5-6位: $652,188 (約6,605万円)
- 7-8位: $516,315 (約5,229万円)
- 9-10位:
Titan – $48,914 (約495万円)
- 9-10位:
Team Liquid – $48,914 (約495万円)
- 11-12位:
Mousesports – $38,044 (約385万円)
- 11-12位:
Alliance – $38,044 (約385万円)
- 13-14位:
Team Empire – $21,740 (約220万円)
- 13-14位:
Fnatic – $21,740 (約220万円)
- 15-16位:
Natus Vincere.US – $0
- 15-16位:
Arrow Gaming – $0
メインイベント出場チーム
Vici Gaming: Sylar, Super, r0tk, Fenrir, Fy, QQQ (coach)
Newbee: Hao, Mu, xiao8, Banana, SanSheng, Sydm (coach)
Evil Geniuses: mason , Arteezy, UNiVeRsE, ppd, zai, Fear (coach)
Team DK: BurNing, iceiceice, Mushi, LaNm, X!!, 71 (coach)
Cloud9: EternaLEnVy, SingSing, bOne7, Aui_2000, pieliedie, Clairvoyance (coach)
Natus Vincere: XBOCT, Dendi, Funn1k, KuroKy, Puppey, Goblak (coach)
Invictus Gaming: Luo, Ferrari_430, YYF, ChuaN, Faith
LGD: Rabbit, Yao, DDC, DD, Lin, 820 (coach)
トーナメント
勝者側トーナメント – 7/19(日)実施
ラウンド1: ViCi [1-2]
NewBee
1ゲーム目は、 NewBee がShadow Shaman、Chenを中心に序盤から流れを制し次々にタワーを破壊。12分過ぎには敵陣まで攻め込み、
ViCiが14:22に「gg」をコールするスピード展開でした。これは今大会で3番目に早く決着したゲームとなりました。
2ゲーム目は、序盤からお互いに戦闘を繰り返しますが、マネーや獲得経験値などにそれほど差がないままゲームが進みます。 NewBee は25分頃までに一本もタワーを取ることが出来ず、展開が厳しくなります。
ViCiは Ancient ApparitionのUltで敵の体力を削り牽制しながら、Nature’s ProphetやEmber Spritがレーンを押し進め32分頃に敵陣を破壊し勝利しました。
3試合目は NewBee がタワー獲得や戦闘で序盤をリード。
ViCiは相手を全滅せることに成功しますが、
NewBee は13分に Roshanを倒し流れを崩しません。
NewBeeは Lifestealerのレベルが突出し手が付けられなくなり、さらにNature’s Prophet、Shadow Shaman、Brewmasterがタワーを破壊していき36分で勝利しました。
ラウンド1: Evil Geniuses [2-0]
Team DK
勝者側トーナメント唯一のアメリカチーム Evil Geniuses が登場。
この1試合目は必見といえるゲームなので時間があるかたは是非見ていただきたいです。
ホームの Evil Geniuses は 2分過ぎに URSAとEnchantressがRoshanを獲得。
そのまま早々にMidタワーを獲得し、さらには復活したRoshanをまたもや URSAが撃破します。 Evil Geniuses はこの後も連続でRoshanを倒し、経験値やマネー、相手を倒した回数などで
Team DK を引き離しました。
しかし、有利なはずの Evil Geniusesですがゲームの流れ的には
Team DK がリード。
Team DK はスモークを使い、孤立している
Evil Geniuses のプレーヤーを倒してチームの流れをキープしつつ、タワーも着実に破壊し
Evil Geniuses を苦しめます。
その後は幾度も集団戦が繰り広げられ、ようやく均衡を破った Evil Geniuses が 3rdタワーから敵本陣までを一気に破壊するという展開となり、圧倒的有利だったはずが実質は逆転勝利というような展開で1ゲーム目を制しました。
2試合目は、 Evil Geniuses がタワーを先に破壊しリードする展開ですが、
Team DK が Faceless Voidの ultとそこに合わせた Kunkkaのultというコンボで幾度も
Evil Geniuses を苦しめます。
Evil Geniusesは、 Nature’s Prophetが敵を木で閉じ込めるスキルで集団戦の口火を切ったり、木を味方ユニットに変えてのタワープッシュなど、 Nature’s Prophetの嫌らしさ全開なプレーで暴れまくり、手の打ちようが無くなった
Team DK が降参。
Evil Geniuses が勝者側決勝戦となるラウンド2に進出しました。
ラウンド2: NewBee [2-0]
Evil Geniuses
1試合目は 50分近い長めのゲームに。
NewBeeが序盤にタワーを連続で落としリード。その後、集団戦が幾度か行なわれますが、お互い大きな被害はないまま立て直しとなる展開が繰り返されました。ここで
NewBee はDeath Prophetが上手くレベルを上げており、集団戦で全体に対し嫌らしくダメージを与え有利な展開を幾度も作り上げることに成功。流れを取った
NewBee が敵のベースを破壊し1ゲーム目を獲得。
2試合目は、 NewBee がクリープが現れる前の索敵段階で
Evil Geniuses の一人を倒す事に成功。序盤で5-1までリードを広げ、そのまま試合の主導権を握り、
Evil Geniuses が「gg」をコールし試合終了。
NewBee は大会最終日に行なわれるグランドファイナルに進出が決定となり、ここで勝てば賞金約5億円、負けても約1.4億円が確定となりました。
各試合は、以下から動画で実況アーカイブを見ることができます。
敗者側トーナメント –
7/20(日)1時~、7/21(月・祝)1時~
7/20(日)は、ラウンド1~2が行なわれます。
グランドファイナル –
7/22(火)1時~
下記リンクの「SGT」の項目に1時間を足したのが各試合の開始時間となります。