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「情熱を持ち続けることが大切」元プロゲーマーcArn氏からプロを目指すゲームユーザーへアドバイス

Fnatic cArn氏からのアドバイス – プロを目指すゲームユーザーへ

プロゲームチーム Fnaticを率いるPatrik “cArn” Sättermon 氏をゲストに迎えた座談会 「Fnatic cArn氏からのアドバイス – プロを目指すゲームユーザーへ」が2014年9月19日(金)、「東京ゲームショウ2014」で実施されました。

Fnatic cArn氏からのアドバイス – プロを目指すゲームユーザーへ

「Fnatic cArn氏からのアドバイス – プロを目指すゲームユーザーへ」には、オンラインFPS『Alliance of Valiant Arms』で様々なスポンサーに支援を受けながら世界を舞台に活躍する日本のトップチーム Japan DeToNatorのチームリーダーDarkよっぴー 氏と、Japan Galactic のSyaNha1氏をゲストに迎え、cArn氏に質問をするなどして進行されました。

参加者の発言は箇条書き形式で掲載しています。発言をそのまま記載したものではないことにご注意ください。

出演者

  • 司会: 江尻 勝 氏 (DeToNator代表)
  • ゲスト: Patrik “cArn” Sättermon 氏(プロゲームチーム Fnatic, Chief Operating Officer)
  • ゲスト: Darkよっぴー 氏 (DeToNator, チームリーダー)
  • ゲスト: SyaNha1 (Galactic, チームリーダー)

cArnさんは選手としては引退していますが、当時、Counter-Strike1.6チームを率いていたときに心がけていたチームリーダーとしてのポリシーがあれば教えてください。ゲームが上手いというのは当然として、それ以外に心がけることがあれば教えてください。プロゲーマーとして必要な事とは?

cArn

  • ゲームは日々変化するもので、Counter-Strike1.6からCounter-Strike: Global Offensiveにシーンが移行した際には、柔軟に対応することができるオープンな姿勢が当時求められていた。
  • 私が一番大切にしていたのは、仲間をリスペクトすること。
  • 勝つときは楽しいが、負けるときもある。負けてただ泣くのではなく、負けたり理由をチームで考える連携が出来ていた
  • そのように、負けたことから学びリベンジすることが出来るようなチームとすることを心がけていた

cArn

どのような環境がプロゲーマーを育てますか? 両親の理解や企業のサポートなど他にあったらお願いします

cArn

  • 両親の理解を得ているのは大切なこと。
  • もっと大切なのは、周りの環境。例えば、北米だとeスポーツプレーヤーが大会のために各国を移動しやすいようにスポーツビザが発行される。
  • オンラインゲームなので、快適にプレーできるインターネットやハードウェア環境も大切
  • スポーツでもテニスならプロはラケットにこだわるように、使用するゲーミングデバイスは非常に重要。選手のスキルと使っているデバイス、1つ1つが積み上げられて成績が変わってくる。

cArn

(Darkよっぴー氏)自分はFPSを始めたのは15歳くらいで、当時は日本にプロは無いと思っていたので、プロになりたいという意識は無かった。DeToNatorに入りプロを目指そうと思ったのだが、cArnさんはどのような経緯でプロになったのか?

Darkよっぴー氏

cArn

  • ゲームを始めたのは11歳。当時、ヨーロッパにもeスポーツという文化やプロという存在も無かった。
  • 自分は他の人よりも、Counter-Strikeに対する情熱を持っていた。誰よりもプレーし、練習したと思う。
  • 大会に賞金は無かったが、そういうものを求めてもいなかった。本当に楽しくて、ただ情熱を持ってプレーしていた。
  • 今のように、プロゲームチームをマネジメントして生活していくことになるとは思ってもいなかった
  • ただ、勝ちたいという思いで練習を繰り返すうちにトーナメントに参加するようにもなり、結果としてプロゲーマーになった
  • 情熱を持ち続けることがとても大切だ

(SyaNha1氏) チームの戦術について質問したい。自分たちのチームでは、今後、作戦を用いて試合をしようと思っている。作戦を導入する前は、個人がそれぞれの臨機応変に動いていた。Fnaticはどのような戦い方を選択していたのか?またそれを選択した理由は?

SyaNha1氏

cArn

  • 作戦を使う場合は、事前に準備をしておくのが大切。
  • しかし、予想している通りに話が進むはずがないので、上手くいかなかった場合のためのバックアッププランが必要。
  • それもダメだった場合は、各個人が次に何をするべきか柔軟に判断して動くことができる必要がある。
  • 結論としては、双方をミックスしていくのが良いと思う。

(cArn氏)日本のeスポーツで活躍するお2人に聞きたいのですが、日本でeスポーツを続けていく上で支障になっていると感じることは?

SyaNha1氏

  • 就職活動のためにチームを離れなければならなかった
  • 日本はeスポーツだけで生活することは大変
  • 他のことをしながらeスポーツ活動をしなくてはならないことがストレスになっている

Darkよっぴー氏

  • 個人的に、まだまだ自分は時間を取ることが出来れば技術的に上手くなることが出来ると思っている。
  • しかし、仕事をしながらeスポーツ活動をしているのでなかなか時間を取ることが出来ない
  • 自分の中で仕方が無いことだと割り切っているが、時間があればスキルがアップできるのに、という思いがある

cArn

  • 自分も7~8年のプロゲーマーのキャリアの中で、ゲームと仕事を両立してきた
  • それでも時間を作って練習してきたことが今の成功につながっていると思う。
  • お2人の成功を願っている

Fnatic cArn氏からのアドバイス – プロを目指すゲームユーザーへ

上手くなるためのポイントは「情熱」と「継続」。

この2点を抑えた上で、どのようにうまく時間を使い効率的に練習をしていくかが上達への近道ではないでしょうか。

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情報元

この記事を書いた人
Negitaku.org 運営者(2002年より)。Counter-Strikeシリーズ、Dota 2が大好きです。 じゃがいも、誤字脱字を見つけるのが苦手です。

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