プロゲームチームVirtus.proのCEOを務めるAnton “sneg” Cherepennikov 氏が、チーム公式サイトのブログにて2015年に全ての賞金未払い大会をボイコットすると発表しました。
Virtus.proが2015年に全ての賞金未払い大会ボイコット
原文はロシア語で掲載されていますが、公式Facebookに英語版がアップされていたのでそちらを読んでみたところ、以下のような内容でした。
- 多数の大会がVirtus.proに対し賞金を支払っていない。
- その額はアメリカドルで6桁になる(数千万円規模)。
- Virtus.proの全部門・全選手は、2015年にこのような大会を全てボイコットする
- ただし、現在チケットが販売中だったり、進行してるいるものについては例外とする
- チームと契約書を交わさない大会についてもボイコットする
- 参加の詳細、支払いスケジュール、契約を破った際の罰金などについて明記したもの
現在、CS:GOとDOTA2部門が『Starladder』に出場中ですが、途中で出場をやめることは観客やチケットを購入した人たちに失礼に当たることから例外とするそうです。しかし、2月1日までに支払いが行なわれない場合は以降の試合に出場しないこと、チームに関するメディアリソースの使用を禁じると記載されていました。
記事には、ボイコット予定の大会名も公開されていました。
ボイコット予定の大会
- Starladder
- ESEA (下記にESEAからの反論を追記)
- Excellent Moscow Cup
- Techlabs
- Copenhagen Games
- i-League
追記: 2014-12-28 23:40
ESEAの創設者であるCraig “Torbull” Levine氏がこの件についての反論を掲載しました。
ESEA League Season17の賞金はすでに他チームに対して銀行またはPayPalを通じて支払いが完了しているとのこと。Virtus.proは振り込み先の情報を提出しておらず、チームマネージャーに12月14、18、22日にリマインドの連絡をしているがいまだに反応が無い状態となっているそうです。
また、ESEAのInvite部門は終了後数日、その他部門については通常7営業日内に支払いを行なっており、これまでに未払いとなった例はないとのことです。