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『Cloud9』CS:GO部門が「Woxic」との契約終了、136万5000ドル・3年契約が4ヶ月間で幕

『Cloud9』CS:GO部門のゼネラルマネージャーHenryG 氏が、Turkey Özgür “Woxic” Eker選手との契約を終了を発表しました。

『Cloud9』CS:GO部門が「Woxic」との契約を終了

Turkey Woxic 選手はAWPの腕を見込まれ、2020年9月に3年契約・136万5000ドルで Germany mousesportsから United States Cloud9 に移籍。しかし、わずか4ヶ月で契約を終了するという結果となりました。

下記HenryG 氏のコメントによると、Turkey Woxic 選手はオンライン経由でプレーしていたことでpingが高くなっていたことや、アメリカとの時差によって本来のパフォーマンスを発揮することが出来ていませんでした(HLTV.orgの統計データ)。

加入時にはHenryG 氏に真のLANプレーヤーであり、ステージや重要なシーンであるほどその実力を発揮すると評価されていました。しかし、新型コロナウイルスの影響によりオフライン大会が開催が見合わされているほか、オンラインでのプレー環境となってしまったことは状況の問題とはいえ非常に残念です。

HenryG 氏のコメント (Cloud9 CS:GO ゼネラルマネージャー)

Colossus(新生チーム)のメインフォーカスは、トロフィーを獲得しトップチームとして競い続けるCloud9 CS:GOチームをファンにお届けすることです。これらは、私自身とプロジェクトに関わる全ての人に設定した目標です。

2021年はすぐにトーナメントが無くプレーヤーが休息を取ることが可能で、2021年に成功するべくロスターに変更を加える論理的な時間があるように思われました。問題があったことを否定し、面目を保つために続けていくのは愚かな判断です。

CS:GOにおけるWoxicのスキルや世界クラスの爆発的なポテンシャルを否定するものではありませんが、ここ数ヶ月、彼自身にとって厳しいものであったことは明らかでしょう。チームとして、信頼性の低い高いping、タイムゾーンに関する妥協など、パフォーマンスに影響を与えるさまざまな課題を克服することが出来ませんでした。これらが彼にとってモチベーションが落ちる要因であったことは明白です。問題について多くの解決作を提案しましたが、残念ながら克服には至りませんでした。

2021年1月14日付けでWoxicとCloud9の契約を終了することについてお互いに合意しました。ベンチで待機するプレッシャーやCloud9との義務にとらわれず、次の取り組みに専念することが出来るようにします。Ozgür(Woxic)がCloud9のために過ごしてくれた時間に感謝すると共に、今後の成功を願っています。

この決定は多くのファンにとってショックかもしれませんが、変更なしに続けていくことは、チームにとって長期的に得策ではなかったでしょう。これはチームの決定であり、軽々しく決めたことではなく、正しい判断であると信じています。

ロスターに関する詳細は、今週末に発表予定です。

HenryG

Woxic選手のコメント

短い間でしたが、全ての仲間達に感謝します。みんなが私やチームのためにしてくれたことについて、とてもうれしく思っています。Cloud9 でみなさんと共に取り組むことは本当にうれしいものでした。幸運を願っています!

自身の今後については、すぐに全てをお知らせする予定です!

Cloud9 CS:GO

  • United States Ricky “floppy” Kemery
  • United Kingdom Alex “ALEX” McMeekin
  • United Kingdom William “mezii” Merriman
  • Denmark Patrick “es3tag” Hansen

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