『LoL Esports』公式サイトにて、2024年シーズンの新たな取り組みに関する情報が掲載されました。
国際大会『MSI』優勝チームに『Worlds』出場権を付与
MSI 2024
- 開催日程:2024年5月1日~19日
- 開催地:中国・成都
- 優勝:優勝チームに『Worlds 2024』出場権付与 (独立した出場枠)
- 準優勝: 準優勝チームの所属リージョンに『Worlds 2024』出場枠を1つ追加
優勝で獲得できる出場枠は、各リージョンに割り当てられた出場枠数とは別枠になります。
Worlds 2024
- 開催日程:2024年9月25日~11月2日
- 開催地:ヨーロッパ
- プレイイン・スイスステージ:ドイツ Riot Games Arena
- 準々決勝・決勝:フランス・パリ Adidas Arena
- 決勝:イギリス・ロンドン O2 Arena
これまで、2つの国際大会は独立した展開で、『MSI』の結果が『Worlds 2024』に影響することはありませんでした。
2024年は「MSIの持つ意義をさらに深めながら、MSIとWorldsのつながりを強固にしていく」という狙いで、『MSI』に『Worlds』の出場枠に関する変更が加えられています。
国際大会につながっていく日本プロリーグ『LJL』は、1月20日(土)開幕予定です。
2024年は『LJL』にも下記のような変更が行なわれています。
- 『LoL Esports』日本「LJL」から国際大会の直通出場ルート消失、2024年より「Pacific Championship Series」経由に
- 『LJL 2024』出場チーム数が「8」→「6」に変更、「FENNEL」不出場、「AXIZ」と「Crest Gaming Act」が合同チームで参戦
VALORANT eスポーツでも取り入れられていた仕組み
今回発表された、好成績チームの所属リージョンに出場枠が付与される取り組みは、『VALORANT』2023年シーズンで実施されていました。
インターナショナルリーグ出場全32チームが参加した「LOCK//IN São Paulo」の優勝チーム所属リージョンには、国際大会『VALORANT Masters Tokyo』の追加出場枠が付与されました。
また、『VALORANT Masters Tokyo』優勝チームの所属リージョンには、年間王者決定戦『VALORANT Champions 2023』ラストチャンス予選の出場枠が1つ追加されるといった取り組みがありました。
この結果、母国のチームは負けてしまったけど、出場枠追加を期待して同リージョンのチームを応援するという動きがありました。
LoL Esportsにおいても、同様の事を期待しての採用になっていると思われます。