Dota 2公式世界大会2連覇の実績を持つ『OG』が、東南アジアを主戦場とする新たな展開を発表しました。
OG Dota 2部門 東南アジア 進出
『OG』はヨーロッパをルーツとするeスポーツチームで、2018年にDota 2公式世界大会2連覇を果たしました。
その後もヨーロッパで活動を継続し、南アメリカに進出する展開もありましたが、すべてをリセットし東南アジアで新展開を行なっていくと発表されました。
公式発表
新たな時代の幕開け、OGが東南アジア進出
本日、OG Esportsは新たなDota 2部門のロスターを発表します。
今回の発表は、組織の中で最も重要な瞬間の1つとなります。
Dota 2部門は、東南アジアにフィリピン人のみフルラインナップで本格進出します。
OGにとって完全な東南アジアチームを展開するのは初めてのことです。
境界を越えeスポーツの歴史を塗り替えてきたOGの伝統を継続し、力強い新たな章をスタートするものとなります。
新OG Dota 2部門
- Pos 1: John “Natsumi” Vargas
- Pos 2: Erin “Yopaj” Ferrer
- Pos 3: Nikko “Nikko” Bilocura
- Pos 4: Timothy “TIMS” Randrup
- Pos 5: Andrei “skem” Ong
- Coach: Adam “343” Shah
- Manager: Isaac “Lane” Alfon
OGの東南アジア進出は、Dota 2で最も才能と情熱にあふれるコミュニティを持つ地域の1つとして知られるこの地域を称えるものです。
チームは、東南アジアeスポーツのカルチャーに深く根付くリーダーシップのもと、全員が豊富な国際経験を持つフィリピンのベテラン選手で構成されています。
新たなラインナップは、OGの世界的な野望に加えて、東南アジアの粘り強さ、チームワーク、コミュニティスピリットを伴う東南アジア特有の競技アイデンティティに経緯を示すものです。
今後は、ファンのみなさんにむけてOGならではのストーリー、舞台裏を紹介するコンテンツ、東南アジア文化を祝うイベントなどの展開を予定しています。
Xavier Oswaldのコメント (OG 共同オーナー・CEO)
今回の東南アジア進出は、OGが真のグローバルeスポーツ組織としての新たな章の始まりとなります。
ヨーロッパから東南アジアへ。
OGの物語は、情熱と困難に立ち向かう力で結ばれた人、選手、ファン、コミュニティによって作り上げられていきます。
東南アジアへの進出は、単に活動地域が変わっただけではありません。
長年に渡りDota 2のすばらしい才能やエネルギーによって支えられてきた、東南アジアという地域を受け入れることを意味します。
OGらしさを維持しながら、新たなOGに生まれ変わることが本当に楽しみです。
Dota 2は、常にOGのDNAの一部です。新ロスターはOGに新しいエネルギー、視点、さらなる偉大な歴史をつむぐチャンスを与えてくれました。
OGの未来は、これまで以上にグローバルで競争力を持ち、強固なつながりをもつものとなるでしょう。
Sébastien “Ceb” Debsのコメント (OGのレジェンド・共同オーナー)
OGを特別なチームとしているのは、出身地ではなく、自分達が何者であるかを証明するプレーによるものです。
今回の東南アジアにおける新展開は、OGスピリットがどこにでも宿ることを証明します。
新たなDota 2部門の選手たちは勝利に飢え、情熱にあふれ、最高レベルで戦う力を備えています。長年に渡り東南アジアシーンを見てきました。この地域には生々しさがあり、感情的で、情熱に満ちあふれています。それはまさに、OGそのものです。
今後、新たな選手たちと成し遂げていくことを本当に楽しみにしています。










